家庭料理

最近は年齢のせいか　購入しなくなった料理本。
でも　マンネリ化する食卓に　かぜを入れたくて　料理本の並ぶ本屋で
ついつい購入していたのが　
辰巳良子さんの本と　栗原はるみさんの本だ。

理由は意識していなかったのだが　どうやら
家庭料理がもつ魅力のようだ。

手間をかけても　栄養と愛情が表現できる料理。
少しの時間で　日本の食卓の伝統を伝える料理。
考えてみると　私は母から手ほどきを受けたことがなく
見たこと味わったことだけで　母からの料理は受け継いできた。
本当の意味で料理を教わったのは　すべて土井さんと　辰巳浜子さんらの
NHK今日の料理の番組と料理本だった。

料理人の料理ではなく　毎日の食卓をいろどるために
考案されていたと思っている。
その意味では　辰巳浜子さんの料理の紹介は　すぐれていた
そして　心は栗原はるみさんに受け継がれているのではと　思う。
家事の合間に　季節の移ろいや子供の行事にあわせて
家庭料理の日本文化は　国際化もすすんで　そのひろがりは　とどまらない。

忘れたくないのは　食材をとことん使い切り　いかし
家庭のぬくもりを　うけつがせていくことに
　料理以上の方法はないってことかな。