じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

矢の根梵天花

2006年08月05日 | 日々のこと
猛暑が続いているが、早朝の清々しいひと時、矢の根梵天花がみずみずしくもひっそりと咲いている。

庭に咲いていたこの草花が「ヤノネボンテンカ」だとは近所に住むお茶の先生から最近教えてもらった。ヤノネボンテンカ・・?また変わった名前だこと、と聞くと、「矢の根梵天花」と書き、葉の形が矢じりに似ていることからとも併せて教わった。

いま「木槿(ムクゲ)」が毎朝咲いているが、写真で見るように花は非常によく似ているが、こちらは花木。
早朝に咲いて一日花で終わるところもそっくりである。いずれも好まれる夏のお茶花らしい。

矢の根梵天花0608044

木槿0608045


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カブトムシ捕りと郷愁

2006年08月05日 | 
孫の昆虫好きを知って、友人の坊主さんがカブトムシを捕ってきてくれた。
日暮れ頃に、家のすぐ近くのくぬぎ林を懐中電灯で少し注意深く探すと見つかるという。
早速その日の夕方、孫のrikuを連れて探しにいくことにした。
蚊除けスプレーをたっぷりと手足に噴霧して林に踏み込む。
坊主さんの奥方が虫の集まるポイントを案内してくれて、まずそこへ蜂蜜を塗っておく。
30分ばかりして、暗くなった樹林の小路を歩いて、先ほどの太い幹のもとへ行く、懐中電灯の明かりの中に、いたいた!
かなり大きなカブトムシの雄を中心にカナブンが数匹蠢いている。
rikuは歓声を上げて捕まえようとするが、野生のカブトは強力、孫の小さな指をはじきのけながらすばやく逃げようとするので、今度は私が必死になって捕まえた。確かにムシキングだけあって手ごわかった。
rikuときたら、「また明日の晩にも捕りに行きたい」ともう夢中なのである。

私の子供の頃は、夏になると田んぼの中に「誘蛾灯」の青白い灯りがあちこちにあって、その灯りの中で蛾をはじめ無数の昆虫が飛び回っていたものである。
中には大型の甲虫やタガメなどまで油の中に落ちて死んでいたりもした。
だが当時田舎っ子にとって、昆虫などは遊びの対象ではなかったし興味も無かったなあ。

青々と繁った稲田をそよぎ渡る風と茅葺屋根の軒下の縁台の涼しい記憶がふと甦ってきた。
0608051
P1030699


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