じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

先達

2021年11月18日 | 前立腺がん

私が20年前に前立腺がんになってからでも、

知り合い数人が同病に罹患しながら、誰もが10数年いまだ元気でいる。

何しろ統計では、転移がなければ10年生存率100%である。

転移があったにも関わらず、私は20年生存している・・・

もはやサバイバーとも呼べないほどの生存率である。

高齢男性にとって、このがんは生活習慣病並みの病気となってきた。

むしろ高血圧や糖尿病などの方が、厄介で怖い病気かも知れない。

 

そんな中、私が罹患して以来、不定期ながら検査を続けてきた友人、

数年前からPSAがじわりと上がり始め 経過観察してきたようだ。

それが最近の検査でPSA34となり生検でがんと診断された。

 

私はその道では先達である、

経験上から、放射線治療とホルモン治療を奨めた。

手術の場合は多かれ少なかれ、暫く尿漏れがあると聞く。

ステージにもよるが、この歳で前立腺がんによって死ぬことはないと、、

それよりも他の病気か、老衰死が先だろうということ。

当人は主治医の判断にゆだねるのだろうけど・・・

 

今日のうろこ雲

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通院

2020年01月23日 | 前立腺がん

岡山通院日でした。

雨を心配していたが、朝には上りかすんだ春のような陽気でした。

片道135km 往路は予約時間もあり ノンストップですいすい走りました。

 

血液検査と、今回CT撮影もやりました。朝食抜き

なぜか今回は検査結果もものすごく早くて、30分の食事の後

すぐに診察室に呼ばれた。

最新検査機器とか CT画像はAI所見とか?? になってきたのかな

PSA進行もCT異常も無し。コレステロールが若干高いがこれは承知の助(笑

 

余裕があったのでCT画像をスライドしながら説明してくれました。

これが肋骨、肺、胃、肝臓、すい臓、腎臓、膀胱、前立腺・・・

腹部大動脈もしっかり写っていて、動脈瘤なども無いとのこと

以前は肺と膀胱に影があったのですけどね、ほとんど消えていると。

 

空模様がイマイチだったので、どこにもよらず直帰する。

ところがいけない、、、午後のこの時間の睡魔は日頃の癖ですね。

6,7ヶ所あるパーキングエリヤ毎に、全部寄ってコーヒーなどで気分転換しても、

走り出すと また直ぐにふっと眠気に襲われる・・・・

這う這うの体でなんとか無事に帰っては来られたが、、ダメですね。

今までこんなことはなかったが、、居眠り運転は怖い

トラックやバスの運転手は、大変だねー、、、と思いました。

 

院内レストラン「然の膳」

 

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テストステロン

2019年07月15日 | 前立腺がん

予報が外れ、目が覚めた7時前にはザーザー雨でした。

町内会の草取りは、環境部長の判断で1時間ずらし9時から・・・

見事雨は上がり、皆の力で草ぼうぼうだった緑地帯はすっかり綺麗になった。

 

その勢いで庭の除草もやりましたよ。

10日ほど前に除草剤を撒いて枯らせていたドクダミを片づけました。

果たして根絶出来ているでしょうか、、、多分残っているでしょうね。

ビフォー

 

アフター

 

 

前立腺がんの治療によって、私の身体はほぼ女性化している(笑

何だか性格までもおばちゃん化と言うか お婆のようになっている気がする。

筋力は落ち、骨粗鬆に近く、もちろん精力もない・・・それは歳のせい。

 

内分泌療法と放射線が効いてテストステロン値が0.15以下を保持しているのですね。

男性ホルモン(テストステロン)を完全に除去されている状態なのです。

指標であるPSAが、いまだ0.1以下の低値をキープ出来ている。

お蔭で再発の兆候はない。

これで生かせてもらっているのだ、背に腹は代えられない。

 

今日の夕食は生姜焼き

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長い付き合い

2019年01月31日 | 前立腺がん

雨の中、岡山通院

例によって最後尾の受付で診てもらうことにしています。

9:30出発11:00受付、採血採尿、、待つこと2時間、予定通りです。

 

診察室に入ると、主治医は一瞬驚いた表情

ふふふ、、何故か私にはわかりましたよ。

4ヶ月ぶり、今までは黒髪フサフサだったのが白髪で短髪になっていたからですね。

かくかくしかじか自然ヘアにしました。

「お似合いですよ」と言われた。

そりゃそうだ、、黒髪が不自然だものね。

 

「ところで先生もそろそろ還暦では? 」と尋ねると、何と

「還暦どころか、この3月で定年になります」だと・・65歳ということ

でも、その後も当面は診察を続けますから、、、と言うことで安心した。

カルテを見ながら、もう18年になりますね、、、とDr.も感慨深げ

後の患者も居なくてしばし回顧話など・・・

本当にいい関係が続いてきた。

 

病状はすこぶる安定、次は半年先と言うことにしました。

本当は3,4ヶ月に一度、このDr.に会うための通院が楽しみだった・・(笑

 

 

待ち時間に昼食

この薬膳がウリのレストラン、各地の病院食堂に広がっているようですね。

フカヒレラーメン

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バラ園

2018年05月17日 | 前立腺がん

定例の岡山通院でした。

今回は造影CT撮影がありました。

朝食抜きで、できれば排尿せず膀胱を一杯にしておくこと・・・、

採血の際に留置針にして、CT台上で造影剤を注入すると、ポカポカと温かくなる。

 

例によってそれからの待ち時間が長い・・・・

診察時間は10分ほど

CT画像をざっと見て、どこにも異常はないようです。

放射線科の画像診断医があらかじめコメントを付けているのでしょうね。

以前再発時に一時期表れていた肺、膀胱の陰影も消えているとのことです、、、

ホンマかいな、と思いながらも安心します。

 

放射線治療の後、数年でPSA再発し、間欠ホルモン治療通算8年、

それも止めて3年経過、、、テストステロンもPSAもおとなしくしている。

担当医も感慨深げでした、大学病院の頃から17年間の付き合いになります。

院内レストランの中庭

 

 

午後2時半に終わり、、

外に出ると真夏のような蒸し暑さ。

今日はどこへも寄らずこのまま帰ろうか、と半分思いつつも

せっかくなので、帰りすがらの寄り道で「RSKバラ園」に行くことに決しました。

有料ですが、よく手入れされた450種15.000株のバラが今が盛りでした。

バラには疎く、同じように見え目移りするばかりで写真になりませんでした。 

枚数だけあれもこれもと載せておきます。

 

美人どころを3人

 

おまけ

 

摘み取られた 花ガラも山のよう

 

それにしても生き生きと粒ぞろいの花をこぼれそうなほど見事に咲かせていますね。

根っこを見ると直径10cmもあろう程の大木?

 

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うーむ・・

2017年01月19日 | 前立腺がん
前回受診の際に予告されたことですが、
予想通りというかちょっと気になる傾向が現れ始めた。
前立腺がんの腫瘍マーカーとして知られているのがPSAですが、
その前にテストステロンという男性ホルモンが上昇してきます。
さらにその前段でテストステロンの分泌を促すLHというホルモンが上がってくるのですが、
一年ほど前からそのLH値がジワリと上がり始め、今回はテストステロン値が有意に上がってきた。
次回の検査ではPSAが上がり始めるかもしれない・・・・
ほとんど忘れかけていた前立腺がんですが、また少し勉強しなくてはね、新薬など・・・

今日は年に一度の造影CTを撮りました。
造影剤を注入するとお尻の穴から手の指の先までジーンと熱くなるね。
診察ではCT結果はスルーされた、次回かな?

朝食抜きだったので待ち時間に院内レストランで朝昼兼用でガッツリ、
以前は食券を買ってセルフサービスの「食堂」でしたが、
去年から 「然の膳」という何かの主題歌? のような名の洒落た薬膳レストランになった。
若い女性のウェイトレス、コップの水が減っているとすかさず入れてくれる、サービス満点。




時間があれば備中松山城に行ってみようかと思っていたが、寒いし空模様もイマイチ、
この時間では暗くなる・・・次回にしよう。
帰り道、久しぶりに与島PAに寄ってきた。




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なんと順調

2015年10月22日 | 前立腺がん

9:30に家を出て、ぴったり11時ちょうどに病院着

瀬戸大橋、児島手前



予約は11:30ですが、この時間というのは全くあってないようなものですね。
採血検尿があって、なにしろすべての診療科の検査なので、
どんなに早くても 検査結果が出るのは1~2時間はかかるようです。
診察室に呼ばれたのは、13:50頃でした。
私の診察時間は約3分、、、「いいですね、順調です、次回は1/28 CTも予定」
そうなんです、無治療で一年経過、PSAは0.038 ほぼ安定推移、ヤッホーですね。

私の15年来の主治医は今やこの大病院の副院長先生になっています。
診てもらえるだけで安心と信頼感があります。
予約状況をみると大体一人10分ほどを見込んでいて、    
初診や急患をその間に割り込ませているようです。


帰りにいつも恒例の備中国分寺へ
年に4回の受診なので四季の移り変わりを撮ってきます。
JA売店で瀬戸ジャイアンツを買ってきました。







帰宅したのは日没時間を過ぎていましたが、遅くなったけどラヴ散歩。

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ほっ・・

2015年07月23日 | 前立腺がん
3ヶ月に一度の定期点検? のため岡山まで行ってきました。
全ての治療を止めて9ヶ月が経過します。
その間毎回 僅かずつPSAが上がり傾向ですが、まだ0.1以下で推移しているので、このまま無治療で経過を見て行くことにしました。
Dr.も電子カルテを見ながら「14年経ちましたね」と感慨深そうでした。


ところで、My Homepageの「煙突山日記」がプロバイダーの都合で消去されました。
どこかへ引っ越しして続ける気力も能力もありません。
前立腺がんの経過記録も一切合財消滅してしまいましたわ。


毎晩就寝前にかかって来ていたrikuからの電話定期便が、4日間途絶えています。ちょっとさびしい・・・妙高で4泊5日の林間学校だそうです。可哀そうに雨・・

こちらは程よい雨続きで、豊かな清流が続いています。




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想い出の吉備路

2014年09月25日 | 前立腺がん
岡山通院の帰りに定例の備中国分寺に寄ってきました。
10年も前から四季折々、妻と共に何度立ち寄ったことでしょう。
今はコスモスの季節・・想い出が蘇ります。

産直市で今が旬のブドウ(瀬戸ジャイアンツ)を沢山買ってきました。








病状は、、少―し変化が出てきたようです。
PSAは変わらず低値安定しているのですが、
前回から尿中に赤血球が出るようになり、今回それがまた増えているらしい。
恐らく放射線治療の晩期障害に由来するものだろうとのことです。
目視では気付かない程度なので「貧血などの心配はない、細胞診でもがん細胞はみられませんでした」とのこと
そういえば、カナダのビーバーさんが書き込みされていた「高気圧酸素療法」を思い出して質問しましたら、「酷くなるとその治療が適用されます」
次回もまた細胞診とCTを撮りましょう・・・ただしCTでは膀胱被膜は分かりません。
調べるなら膀胱鏡ですが、、と言われたので・・・「あれは嫌です、勘弁してください」


放射線治療から10年経過・・・あるのだなあやっぱり晩期障害って。
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更年期障害・・・

2014年09月21日 | 前立腺がん
前立腺がんのHPも掲示板もお留守にしているので、久しぶりに経過を・・
2001年10月に発覚してから13年が経過したことになる。
当初転移で手術は不適と診断され、ホルモン療法、放射線治療(外照射)70Gyを受けました。
PSAは上がったり下がったりしながらも、ここ数年は低値で安定推移しています。
手術や放射線で運よく完治した人もいるようですが、私の場合は別・・・
再発後のホルモン治療中なのです。


ところで女性の症状と言われてきた更年期障害ですが、
最近は男性も更年期障害と診断されている例が多くなってきているようですね。

症状は女性とほぼ同じ、
ほてり、のぼせ、動悸、脈が早まる、多汗、肥満、
身体的には、肩こり、腰痛、手足のしびれ 骨粗鬆
精神的には、イライラ、不安、うつ、睡眠障害、意欲低下、ED・・

原因は男性ホルモン(テストステロン)の低下
従って治療はホルモン注射によるホルモン補充療法が効果的だそうです・・・・

自慢じゃないが、私はそんな症状はことごとく経験してきましたよ。
なぜかというと、
前立腺がんはテストステロンが癌細胞を増殖させる一番の原因でしてね、
注射と飲み薬で徹底的にテストステロンを抑えているのです。(呼び名は嫌いだが去勢療法)
だから、テストステロンは低いなんてものではなく、限りなくゼロに近いほど良い。
私は幸運にもこの期間が永らく続いているのですね、・・症状にも慣れましたよ。
でもこの治療法は薬効期限がありましてね、2,3年から長くて7,8年、
いつか薬が効かなくなる時がくる。
この段階を「去勢抵抗性前立腺がん」と言い、打つ手は極めて限定的になるようです。
新薬は色々と出ているが決定打には乏しい模様、抗がん剤はやりたくない。
そろそろ・・・なのです。


さて次回の診察治療日は9/25、台風接近予報ですね。岡山まで行けるかしらん。
それよりも、、そろそろの結果がどう出るか・・・そのことです。



桜の木の根元に白彼岸花がひっそりと咲いていました。亡妻が植えたもの・・
盆トンボの季節もあとわずかですね。




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