じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

運命?の出会い

2006年08月28日 | 
炎天の続いていた一週間ほど前のある日のこと、遊びに出ていた孫のrikuが汗だくで帰ってくるなり、
「ジイジ大変大変!」理由もいわず手を取って河川敷まで引っ張っていかれた。
ジリジリと焼けつくような乾ききった河川敷広場の隅に横たわる一匹の犬がいた。あばら骨が見えるほど痩せ、脱水状態で息も絶え絶え、とりあえず抱えて家まで運んだ。

水や食べ物を与えても食べようとせず、怯えて車の下に這い込んで出てこない。
汗かきかき、辛抱強く呼び出して何とかソーセージや水を飲ませたり、急いでフード缶などを買ってきて与えると、やっと馴染んできたがぶるぶる震えている。よほど怖い目に遭ってきたのかが想像された。
rikuも心配そうにずっと付きっ切りであった。

連れ帰るまで成犬かと思っていたが、観察するうちに子犬だと分かった。ラブラドールか土佐犬のような大型犬になりそうな大きな前足を備えているが、まだ乳歯である。食べ物を口にすると少し元気になって、擦り寄ってくるようになった。どうも生まれつきの野良犬ではなく何処かで飼われていたものらしいことも察しが付いた。

孫の手前連れ帰ったが、これは手に負えないかもしれない・・・内心そう思っていた。
とにかく、孫たちの居る間は介抱して保護してやらなければならない。
翌日にはすっかり元気になって、私にも孫達にも慣れてきた。
ラブラドールに似ていることからrikuが「ラブちゃん」と名付けた。皆犬好きである。
そして3日間共に遊んだ後、孫たちは夏休みを終えて横浜に帰って行った。
勿論「ジイジ、ラブちゃんのこと頼んだよ!次に来るまで 」・・・・これは困ったことになった。しかし一旦飼いはじめると手放せないのは私にとっても同じである。

手をかけてやったせいか、私の傍を離れようとしないで常に後にくっ附いてくる。こうなると情が湧いてきて保険所へ連絡と言うわけにはいかない。
近所にも言い市役所にも届けて、元の飼い主を探しているが、名乗り出てこない時は付き合っていくことになりそうである。
(今では内心、現われないで欲しいと願っている)

写真左は保護した翌日のラブ、痩せ細っていた。右は3日目、元気になり慣れてきた。
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孫が居た夏 2006

2006年08月28日 | 
暑い夏がようやく過ぎ去り、また静かな日々が戻ってきた。
孫たちが居る間、文字通り玩具箱をひっくり返したようだった部屋を片付けながらかみさんは「やっと嵐が過ぎ去ったねえ」とほっとしているが、さすがに淋しさも募るようで、もう電話して話している。
骨は折れたが、ジジババは大いに喜び楽しませてもらった。お蔭で元気で暑い夏を乗り越えられたのかもしれない。
yuuは8月で2歳になり、女の子のせいかとめどなく喋るようになった。rikuも妹思いで優しい。

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左のアルバムへ続く


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