大津日記 since 2004

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GSA大津克哉が送る愛と感動の現場日記

Nikeのウェアはペットボトルのリサイクル

2012-05-02 | GSA (スポーツと環境)
Nikeのサッカー各国代表のゲームシャツのニューモデルが発表になりました。

リサイクルポリエステル、軽量化、ベンチレーションホールからの体温調整、進化は止まりません。


ちなみに、陸上競技用のオリンピックで使用されるウェアもサステナビリティにも配慮。リサイクル・ポリエステル混率82%の素材を採用しています。これは、ペットボトル13本分のリサイクルに相当するのだとか。

さらに、バスケットボールのオリンピック公式ユニフォームも96%リサイクル・ポリエステル繊維が採用されています。こちらは、1枚のユニフォームにつき、22本のペットボトルがリサイクルされたことになるそうです。ショーツの方は、100%リサイクル・ポリエステル製。

上記に挙げたような商品はオリンピックで使用されるわけで、「超」高性能が求められるユニフォームですから、リサイクル繊維だからといって機能性に問題ないと証明されたことになるでしょう。


Nikeのサステナブル・ビジネス・イノベーション担当バイス・プレジデントのハナ・ジョーンズ氏は、次のように述べています。

「サステナビリティは、ただの"良いこと"ではありません。人口増加と資源の枯渇に直面する今、すべての企業が将来成功するために対応しなければならないことです。Nikeの役割は、新しい考え方で革新的な製品を開発することにより、消費者やアスリートに喜んでもらうだけでなく、地球に良い影響を及ぼすことでもあると考えているのです。」


このような試みが他社のスポーツメーカーにも影響を与え、業界全体がサステナビリティを取り入れられるようになれば良いですね。そして、私たちもグリーンコンシューマーとして、こうした企業のサステナブル活動を支持することが求められるのではないでしょうか。

このようにスポーツ界における球環境問題へのアプローチは、スポーツ競技団体やスポーツ用品メーカー、スポーツ施設などに関わるすべての人々のCSRとして責務を全うしていこうという動向が確実のものとなっています。

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