近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

二年ぶりの入間万燈まつり(5)・・・「ひっかわせ」で幕

2011-11-05 16:22:08 | 民俗・行事

入間万燈まつりの最後を飾る山車の「ひっかわせ」が、3時少し過ぎから行われた。
2台ずつお囃子と手踊りの競演が行われ、お狐様が蜘蛛の糸を投げ広げるなど、「ひっかわせ」ならではのパフォーマンスもみられ、観客の声援も大きくなる。

 

 

蜘蛛の糸が投げられると、ワーという歓声が起こる。

飛びっ子たちのの声援も響く。

各地区とも趣向を凝らした手踊りで対抗。

 

残すは「万燈絞め」だけになった。

1時間ほどの「ひっかわせ」が終わると、「万燈絞め」ということで、観客を巻き込んでの手絞めが行われるのだが、今回は、その前に早めに帰路に着いた。
二度目の「入間万燈まつり」であったが、そこそこの収穫というか、お祭り気分を堪能できた一日であった。


二年ぶりの入間万燈まつり(4)・・・はしご乗りの妙技

2011-11-05 10:34:33 | 民俗・行事

御輿の競演を見終わって少し時間が空いたので、彩の森入間公園に行ってみた。
物産展やフリーマーケットがあって、けっこう人出も多かった。
ちょっと疲れたので休もうと思っていたら、これ幸いに「茶の花ステージ」の前に出たので、
プログラムを見たら「南京玉すだれ」があったので、それを見ることにして、椅子に腰かけて
開演を待った。

ほどなく、地元の愛好家による「南京玉すだれ」が始まった。
見るのは初めてではないが、素人にしてはなかなか上手な手並みであった。


アさて アさて アさて さて さて さて
さては南京玉すだれ
チョイと伸ばせば
浦島太郎さんの 魚釣り竿にチョイと似たり



チョイと伸ばせば 阿弥陀如来か釈迦牟尼か
後光が見えれば おなぐさみ



チョイと返せば チョイと伸ばせば
端午の節句は 鯉ののぼりにさも似たり



しだれ柳に早変わり
しだれ柳に飛びつく蛙 蛙いないがおなぐさみ



束の間の余興を楽しんだ後は、2回目の「はしご乗り」を見物。
航空自衛隊入間基地に接する会場には、多くの観客が詰めかけていた。
纏いが振られた後、待望の「はしご乗り」の妙技が次々と披露された。

 

はしごの高さは7m余、二階建ての屋根のてっぺんほどもあるというが、技が変わる瞬間には、落ちるのではないかという悲鳴にも似た歓声が響く。
想像を絶する訓練と鍛錬の賜物だろうが、正に妙技という他はない。

 

  

「はしご乗り」を見物した後は、山車の「ひっかわせ」が行われる産業文化センター前交差点の所まで戻った。