流山市生涯学習センター(流山エルズ)フェイスブックより転載させていただきました。
障害のある人もない人も一緒に楽しんだ 当日の事がよみがえります。
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きょうの毎日新聞に「障害者と健常者熱演楽しむ 流山でバリアフリー高校演劇 音声ガイドや字幕タブレット利用し」というタイトルで生涯学習センター流山エルズが流山市社会福祉協議会議会や福祉団体、市教委などと開催した企画が紹介されました。以下、新聞記事から。
障害者が健常者と共に演劇を鑑賞する「バリアフリー高校演劇公演」が、流山市文化会館で開かれた。車椅子利用者6人、補助犬同伴者1人、聴覚障害者7人、視覚障害者19人が一般入場者約300人と高校生たちの熱演を楽しんだ。聴覚障害者はセリフが字幕表示されるタブレット端末を、視覚障害者はミニFMによる音声ガイドを利用した。
公演は流山市社会福祉協議会、同市教委の主催で12日にあった。同会館は1971年完成の施設でバリアフリー化が進んでおらず、バリアフリーのイベントに取り組んでいるイベント制作運営会社「リアライズ」(大阪市北区)が協力。同社スタッフが聴力障害者に舞台の流れに合わせた字幕表示を行い、視覚障害者には舞台の様子を音声で解説した。
1歳の時に抗生物質注射の副作用で聴力を失った流山市の主婦、小野寺智子さん(50)は「上手に字幕化されていた。ただ自分でタブレットを持つのはちょとつらい。前の椅子に置き場を設置してもらえれば」と提案。また「「緊急時に備え、手話通訳者も置いてほしい」とも要望した。
公演したのは10月の県高校演劇第1地区秋季発表会で優勝した野田中央高校と、準優勝の柏中央高校の演劇部員。野田中央高の「その子はだあれ?」は、原発事故で学校地下の射ルターに避難した演劇部委員たちが、食料や自家発電の燃料が尽きようとする中で打開策を探し求める内容。迫真の演技に会場から大きな拍手が送られた。 (橋口正)
