4月24日(土)毎日新聞朝刊に、流山市立森の図書館で開催中の「長縄えい子さんの作品展」が紹介されました。
以下本文より
不気味さの中にユーモア
流山・森の図書館・絵本作家・長縄えい子展
絵画や絵本が並ぶ「長縄えい子の仕事」展=流山市の森の図書館で
流山市東深井の市立森の図書館で、世界的に活躍する画家で絵本作家の長縄えい子さんの作品展「画家長縄えい子の仕事」が開かれている。29日まで。
長縄さんは1937年東京・深川生まれで柏市在住。油彩や水彩、版画の制作の他、童話や絵本、エッセーを執筆している。個展は東葛地域のほか、銀座、米・ニューヨーク、フィリピン・マニラ、カンボジア・プノンペンなどでも開いてきた。2004年12月のスマトラ沖地震でインド洋沿岸が津波被害にあったことを受け、スリランカの子どもたちに向けて津波の恐ろしさを伝える絵本「TUNAMI」を05年に描き、現地の小中学校に配った。
作風は一見、おどろおどろしいように見えるが、作中の人物はよく見るとユーモラスに描かれている。長縄さんは「主人公は一人じゃない。背景も含め絵の中の一つ一つが主張して一つの絵になる」と話す。展示は絵画や絵本など60点で、同館司書の渡辺ひかるさんは「油彩画『今昔物語』は縦162センチ、縦112センチの大作。大人にも作品を知ってほしい」と呼び掛けている。【柴田智弘】
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