きょうの東京新聞に『流鉄車両に猫満載 記念乗車券を発売 令和2年2月2日「ニャンニャンニャンの日」』というタイトルで流鉄が紹介されました。カラー写真を2点も入れて読みやすい記事で紹介くださっています。
カラー写真を2点も用いて流鉄を紹介した東京新聞
大正5年3月14日に営業を開始し、平成28年3月に100周年を迎えた流鉄。流山駅から馬橋駅まで6駅、5.7キロメートルを11分で結ぶ流鉄は、市民の大切な交通手段として親しまれています。これまでも生涯学習センター流山エルズや森の図書館、杜のアトリエ黎明などでは流鉄展を開催しています。
ことしも1月31日(金)から2月9日(日)まで流山6丁目の杜のアトリエ黎明で「流鉄展」が開催されるそうです。流鉄ファンの私としては、何としても期間中に行ってみなければ…。
流鉄展ではマニア垂涎の品々も…
流山駅は、寒くなればベンチに座布団が置かれ、住民の俳句や彫刻が置かれ、さまざまなお知らせと共にキャラクター看板まである賑やかな空間で、なぜかホッとします。
デジタル掲示などはありませんが、手づくり感あふれる掲示物が多く、人間味やぬくもりを感じるスポットです。
平成30年4月には、タクシー車庫だった空間を改装して駅舎横に交流施設や観光案内所を兼ねる『machimin』がオープンして人気です。なんと関東の駅百選に選ばれている由緒ある駅なんですよ。
関東の駅百選に選定されている流山駅
発車のベルが鳴ると、駅員さんが流山駅の前まで出てきて、走ってくるご利用者がいないかを確認してからスタートする流鉄。
私も遅れたことがありますが、切符を買う暇もなく、駅員さんの笑顔に送られて乗車し、降りた駅でお金を払って許していただきました。なんだかあったかい鉄道ですよね。
休日の昼間に乗ると、乗務員席が見える場所にカメラを持った鉄っちゃんを見かけることが少なくありません。まあ、私もこうして撮影していますから、鉄道マニアをとやかく言う資格はありませんが…。
男の子が大好きな場所ですよね
停車中の車両のライブから始まって、走っている車両でのライブへ進化し、さらに倉庫前や車庫前でのライブも始まった9月の流鉄イベント。
今年は第10回流山ジャズフェスティバルの一環として、どんな素敵なステージを提供してくれるのか、いまから楽しみです。
毎年9月に行われる流鉄ビア電車ライブのおまつり
こうした車内ライブや車庫前ライブに出演されるミュージシャンとの打ち合わせや音響施設の準備などをしている「流山文化のまちづくり実行委員会」。流山ジャズフェスティバル実行委員会の愛称で親しまれています。
音楽イベントやお笑いイベントなどでよく見かけるのがこの黒地に「流」の白抜き文字が入った実行委員会お揃いのシャツ。流山ジャズフェスティバルの会場で購入することもできます。
電車内でのライブを見守るJF実行委員会の宮原実行委員長
ここでちょっとコーヒーブレイク
流山駅のすぐそばにある焼き菓子屋fossette(フォセット)さんの「流鉄コラボBOX」をご存知ですか。NHKの番組でも紹介された焼き菓子のお店。流山産の上質な味醂を使ったお菓子がいろいろ詰め合わされたかわいくて美味しいパッケージです。私が勝手に流鉄のメーテルと呼んでいるMさんに教えていただいた超お勧めのパッケージです。
かわいい流鉄の絵が描かれた化粧箱に入っています
さて、写真では、記事が読みにくいという方のために、最後にご紹介させていただきます。以下、紙面から。
令和二年二月二日の「ニャンニャンニャンの日」に合わせ、流山と松戸両市を結ぶ流山線を運行する流鉄(流山市)は、日付を印字した記念乗車券セットを発売する。台紙はイラスト作家の杉本聖奈(まりな)さん(33)が担当、猫好きの流鉄ファンらしく猫いっぱいの流鉄愛があふれる絵に仕上がった。
乗車券四枚セット。いずれも「2.-2.-2.」の発行日が打たれている。流山駅から二百円区間と小金城趾駅から百四十円区間の乗車券、平和台-馬橋駅と鰭ケ崎(ひれがさき)-幸谷(こうや)駅の往復乗車券で、流山線全駅を網羅している。台紙は縦約十五センチ、横約二十一センチの二つ折り。流鉄の全五種類の車両に猫たちを満載した扉を開くと、車両と猫が飛び出し、乗車券が現れる。
発売に合わせ、ピンクの車体とハート形のつり革が人気のさくら号の車両にも、杉本さんがデザインしたヘッドマークを付け、「にゃんにゃん記念号」=写真=として二月二十二日まで走らせる。期間中は特別に「ニャンマン」運転になる。
杉本さんは聴覚障害と発達障害があり、絵で思いを伝えている。モチーフを重ねて貼っていき、浮き上がったように見せる立体イラストを得意とする。二〇一二年には流山駅構内の風景を描いた「黄色い電車、到着。」を制作して同社に寄贈、車両内に掲示している路線図も手掛けた。
記念乗車券セットは千円(税込み)。千セットを用意した。二月二日から流山線各駅で販売するほか、郵送にも対応する。
流鉄運輸課の松本浩美さんは「多くの人たちに流鉄に興味を持ってもらって、ぜひ乗りに来てほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは流鉄=電04(7158)0117(平日午前九時~午後五時)=へ。(林容史)
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