リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

老後の前にぜひやっておかねばならないこと:安全は健康に直結する

2006-11-16 22:18:18 | Weblog
昨日、居酒屋へ行ってあやうく転びそうになった。
照明が暗く、おまけに段差があったからだ。

リフォームを考えるとき、自分の年齢を考えることがとても大切である。
我が家では、このうちにずっと住むことを考えていたので、徹底して年取ったときのことを考えた。(今でも十分、年であるが・・・)

その中心は「安全」である。

1.IHにして出火しないようにする
2.システムバスにして洗面所と浴室の段差をなくす
3.土間をなくしてキッチンをすべてフラットにして家事をしやすくする
4.キッチンの勝手口のドアをガラスにして明るくする
5.システムキッチンにして何がどこにあるかすぐ分かるようにする
6.トイレの照明を自動消灯式にして、消し忘れを防ぐ
7.インターホンをモニター付きにして安全を確認できるようにする
8.システムキッチンの戸棚はすべてプラスチックにして地震などの時の破損を防いで、けがをしないようにする
9.高いところにはできるだけ物を置かないようにして転倒事故を防ぐ
10.やむを得ず置くときは昇降式にして無理をしないでとれ高さまで降りてくるようにする
11.自動食洗機を入れて家事の負担を軽くして、ストレスによる事故を防ぐ
・・・

これらは、どれもちょっとしたことで事故にならないようにという防止策である。
そして、何よりも安全第一を考えている。

自分もそうであるが、年をとると筋力が弱くなる。
すると若い人には信じられないだろうけれど、ちょっとしたことで安定がとれないことがある。
ひどいときには、歩いていて膝ががくっとなって転びそうになる。

あと何年生きられるか分からないが、少しでも安全に暮らせるようにすることは、老後の前にぜひやっておかねばならばいことである。
そうしないと、リフォームさえ出来なくなる。

最初に書いたように、物の移動などけっこうエネルギーが必要なのがリフォームである。

そして、安全は健康に直結する。

この続きは明日書く。

動く限り大切にしたい、嬉しい思い出のつまったマイカー

2006-11-16 00:09:08 | Weblog
オオタケさんいつもコメントありがとうございます。
「はも」鍋とは、うらやましいですね。
私も今日は居酒屋で鍋でしたが、ふつうの鍋でまあまあというところでした。



昨日車のことを書いていて書き忘れたことを書く。
一昨年の暮れだったと思うが、我が親族5人である観光地を今乗っている車で訪れていた。

雪が10cm近く積もっているのに無理して、夏場の観光地までチェーンをつけて入っていった。
その帰り道、トランクから荷物を出そうと車を左に寄せた。
とたんに、左前輪が雪で隠れていた排水溝に落ちた。

雪は降りしきる。
乗員は自分も含め若手はいない。
万事休す。

携帯は持っていたので、JAFを呼ぼうとしたがうまくつながらない。
つながっても来るまでに何時間待つのだろうという不安が先に立った。
それも、今日は大晦日。

年始は家でゆっくりしたいので、せめて年末は温泉につかって疲れをいやそうと思って来たのが、これでは(>_<)

車から全員降りて、なんとかしようとしていたのを見かねたのか、一台の車が止まってくれ、若い男の人が一緒に手で前輪を持ち上げるのを手伝ってくれた。
しかし、うまく持ち上がらない。
乗員5名のうち3名は高齢者だから力仕事はできない。
私と妻とその親切な若い男の人3人で何とかなりそうなのだが、路面まで持ち上げられない。

最悪なことに、何度か頑張っているうち、左後輪も溝に落ちてしまった。
車が左に傾き、
「今日は絶対帰れないだろう。」
とその時思った。
目の前が真っ暗。

でも、世の中には親切な人がいる。
そんな窮状を見かねて、2~3台の車が止まってくれ、3~4人が応援に駆けつけてくれた。
これで助かったとそのとき思った。

もし、雪でなかったら絶対に脱輪した車を溝から出すことは出来なかっただろう。
だが、雪が幸いした。
全員で脱輪した側を手で一気に溝の高さまで上げ、横滑りさせれば脱輪から救われるとふんだ。

予想通り、年寄りを除く全員で持ち上げ、横滑りさせたら見事溝を脱出できた。

もともと、自分の不注意とはいえ、このときほどありがたいと思ったことはない。
世の中捨てた物ではない。

同乗の年寄りがお礼をといって差し出したものをだれも受け取らない。
妻と私、そして同乗の年寄り3人みんな深々と頭を下げて手伝ってくれた方たちを見送った。

最悪の大晦日だったのが、実に嬉しい心豊かな大晦日となった。
もちろんその日のうちに帰宅できた。

そんな、いい思い出が今の車にはある。
やっぱり手放せない。
動く限り大切にしたい。

それに、たいしたダメージもなく快調に走っている。

もし、このブログを読んで頂いた方の中にそのときの方がいらっしゃったら、改めてお礼申し上げます。
窮地を救って頂きほんとうにありがとうございました。
みんな元気です。

今度は、私ができることでお礼をしたいと思います。