関西&関東の新年合同運転会を三重県亀山市の「線路園」で開催
会員番号31-139
吉岡 潔
ここしばらく実施するチャンスがなかったOSライブスティームクラブの関西・関東合同運転会を三重県亀山市の田中さん所有のレイアウト「線路園」をお借りして1月5日に開催することになりました。八王子のレイアウトでの運転会に鶴見さんと一緒にレイアウト見学に訪れた田中さんから「遊びに来て下さい」とご案内を受けたのがきっかけです。鶴見さんと相談しながら、関東地区のメーリングメンバーに声を掛けてみたところ鶴見さん、守田さん、吉岡の3名の「少数精鋭?の遠征部隊」が編成されました。その後、守田さんのご都合が悪くなり2名になってしまいました。そこへ神戸の内山さんから「よろしかったら関西OSクラブにも声を掛けてみます、関東・関西OSクラブの新年合同運転会にしませんか?」と言う心強い発言を頂きまして、法隆寺の運転会で「新年合同運転会」の案内をしてもらいました。関西から亀山は近いので7組8名の関西OSクラブの皆様の参加が決定し合同運転会にふさわしい規模となりました。参加者は関西から内山さん、高納さん、松井さん、山田さん、篠田さん、片岡さん、辻本さん、関東からは鶴見さん、吉岡、以上全員で10名です。
私は当日の朝、家内と息子の3人で東京を出発、制限速度120km/hの新東名高速道路を順調に平均時速120km/hでクルマを飛ばしてきたところ約4時間30分で到着できました。田中さんのレイアウト「線路園」は東名阪道の亀山PAの直ぐ近くにあります、東名阪の名古屋方面に向かう車線を走るクルマからも見えます。アクセスとしては亀山PAからETCゲートで一般道に降りて直ぐです。つまり行くのに使う道路のほぼ100%が高速道路オンリーなのです。一般道を走る部分が殆ど無いのでこれは大変クルマの便が良いな、と感じました。
レイアウトの周囲には観光スポットもあります。私の家内と息子は伊賀流の忍者博物館や、昔の東海道の宿場町の関宿などを散策していました。家族連れでの運転会参加でも楽しく時間を過ごせる場所が多いと思います。
田中さんのレイアウトは未完成ですが、しかし5インチの外周線とヤードは既に走行可能となっています。今後は内周線と行き渡りしながら立体交差をあいだに挟んでの変化が豊富なレイアウトに発展して行く計画だそうです。
田中さんご本人曰く、3.5インチのライブを走らせる場所が少なく限定的になってきているので3.5インチの線路も充実されたいとの事でした。また実際の鉄道線路の雰囲気を損なうことがないように本線区間は出来るだけデュアルゲージによる3線区間は設けない方針だそうです。そんな線路へのこだわりをお持ちになる田中さんご本人は車両製作や運転よりも「線路をいかにして引いて鉄道にするか?」に一番興味がおありとのこと。私、吉岡もHOゲージをメインに楽しんでいた頃はレイアウトの平面図とにらめっこしながら一晩中、理想のレイアウトを熟考して妄想しながら頭の中での線路引きを楽しんでいました。
「線路園」のレイアウト敷地内には田中さんのログハウスが建っています。
このログハウスの1階部分には休憩スペースとトイレがありまして、お昼ご飯&歓談タイムに利用させて頂き助かりました。手洗いの水はお湯が出るのでほっとしました。田中さんの「線路園」は素晴らしいレイアウトに成ると思います。今回、私はバッテリーロコでの参加でした。それと言うのも付近の観光地巡りから戻って来たカミさんと息子をなるべく待たせることなく機関車の撤収&積み込みを済ませたかったからです。そこで次回の運転会では是非5インチの蒸気、そして将来的には3.5インチの蒸気で走りたいと強く思いました。
私、吉岡家3人は亀山のレイアウトを後にしてから伊勢に移動。伊勢神宮の公式宿である神宮会館に宿泊、翌朝夜明け前から内宮をガイド付きで参拝し、お参りの後は松阪市に移動、松阪牛の焼き肉を堪能してから帰京しました。
レイアウト近隣の家族サービススポットも豊富な亀山の「線路園」を起点に楽しい新年の遠征運転会&家族旅行になりました。
田中さん、レイアウト使用や周辺情報の提供をありがとうございました!
次回開催時も宜しくお願いいたします!
掲載のスナップ写真ですが、ロケット号の辻本さんの写真を押さえておりませんでした、辻本さん、すみません。
新型コロナの第6波がジワジワと来ていますが、きちんと感染予防に注意すれば屋外の運転会は安全だと思います。
皆様、今年もコロナに負けず走りましょう!
写真提供:内山利晶 様、田中芳樹 様