2016年10月「ちばまつり運転会」報告

2016-10-28 16:34:10 | 投稿記事

2016年10月「ちばまつり運転会」報告
2日連続の運転会/その2
秋の日差しの中で、
会員番号31-117
岸田 弘


10月の「蘇我運転会」は、23日(日)に開催された「JFEスチール㈱東日本製鉄所」等が主催する「JFEちばまつり」に協賛参加して、ジェフユナイテッドのホームスタジアム「フクダ電子アリーナ」前の広場に一周140mの仮設線路を敷設しての運転会となりました。


年初、10月末に予定されていたのが一週間早まり、結果的に22日「八王子運転会」、23日「ちばまつり運転会」と2日連続の運転会となりました。


この「ちばまつり」、フクダ電子アリーナ見学会他、熱延工場見学会、海の上から製鉄所を見る船上見学会、さらにたくさんの屋台や各種出店等々でにぎわう大イベントです。
レイアウトは今年も、アリーナ前の広場にある小公園の樹木を取り囲むように敷設。樹木に遮られ全体が見通せないため、長さを感ずるレイアウトです。


この日は、秋の好天に恵まれ、運転開始予定の10時前には長い乗車待ちの行列ができたため、15分早めて始発列車を出発させました。

始発列車は15分早めて出発/武田さん(N700)


午前中は、武田さんのN700の5両編成、石川(剛)さんの3.5吋C62が3両の客車を引いて、加納さんのコッペルは守田さんのトーマス号と客車を推進し、午後には守田さんのT5風がトーマス号と客車2両を推進し運客を担当、馬場さん、鶴見さん、岸田が乗車係を、準会員の河村君が出発合図とポイント係、森君が入線ポイント係を手分けして担当します。

3.5吋C62もたくさんのお客さまを乗せて大奮闘/石川(剛)さん


トーマス列車を牽引/加納さん(コッペル)


トーマス列車を先頭にすると大人気に


たくさんのお客さまに安全・円滑に乗っていただくため、午前中は3列車、午後は4列車が同時に、駅で一斉乗降、一斉スタートする方式での運行となりました。

駅で一斉乗降、一斉スタート


イベントで人気のミニ鉄道とあって、小さなお子さまと家族の行列が続きます。特にトーマス列車は当初コッペルが牽引していましたが、途中でトーマスを先頭にしコッペルが後方から推進すると人気が一気に高まりました。


午前中は、3列車で2周していましたが、2時間15分で約600人強の運客しかできず、待ち時間も長くなったため、午後は4列車で1周とし、待ち時間を短くする工夫をしましたが、それでも、行列はレイアウトを半周するほどの混雑となりました。

レイアウトは、樹木の周りを一周。長い行列が続きます


仮設線路の撤収等の予定から、15時に運客を終了しましたが、この日、乗客数は1,694名。沢山の笑顔と歓声を運びました。

行列の子供たちは期待を膨らませ待つ

この運転会、前日に石川(進)さん所有のレールやテント等をトラックに積み込み、午後アリーナ前の広場に敷設、当日運転会終了後これを撤収してトラックに積み込むという、2日掛かりの作業が必要です(この後の荷卸しと収納は石川(進)さん、石川(剛)さんお二人だけとなってしまいましたが…)。「八王子運転会」と「ちばまつり」が2日連続となり、また、各地の地元運転会とも日程が重なり、少人数での運営となりましたが、日ごろの連携から見事に円滑な運営が出来ました。
皆さんありがとうございました。

少ない人数で安全・円滑運行に成功


2016年10月関東支部「八王子運転会」報告

2016-10-26 09:32:18 | 投稿記事

2016年10月関東支部「八王子運転会」報告
2日連続の運転会/その1
秋の冷え込みを感じながらの運転会
会員番号31-117
岸田 弘


10月の八王子運転会は、22日(土)に開催されました。

7月は雨が降り、関東支部としては珍しく中止。8月9月は暑さを避けて夏休みとしたため、4ヶ月ぶりの顔合わせなりました。翌日23日は「ちばまつり」での運転会が予定され、2日連続の運転会となると同時に、その準備のために蘇我に向かった仲間もいて、参加者は6人と小規模の運転会となりました。とはいえ、久し振りの再会に、笑顔がこぼれます。


久しぶりに集う


前日の最高は27.6℃と、10月下旬としては異例の夏日を記録したのですが、この日は曇り20.7℃と秋の冷え込みを感じながらの運転会になりました。


落ち葉の中を行く/古橋さん(8600)


古橋さんは8600で、ドレインとブロアーから白い蒸気を吹き上げながら、落ち葉の広がる運転会場を走り回ります。

いつも機関車を磨き上げている矢島さん。今日はコッペルで余裕を持って走らせます。


磨き上げられた機関車が通過/矢島さん(コッペル)


ブリティッシュグリーンの愛機、ドルチェで参加の大山さん。ゆったりと紫煙を上げながら快調な走りを見せていました。


ドルチェ快走/大山さん


朝、ちょっぴり降った雨を気にしていた石川(安)さん。スマホでの雨雲の様子を確認して、EB10を降ろし、パンタグラフを付けずに周回します。


今日はEB10で/石川(安)さん


小田急10000型で参加の岸田も、秋色へと向かう梅とつつじの林の中を走り抜けます。


小さなプレートガーター橋を通過/岸田(小田急10000型)


レールツェッペリンで参加の栁町さん。プロペラの騒音と強い風で落ち葉を吹き飛ばしながら爆走です。ナチスドイツが勃興する直前の1930年に、鉄道の高速競争の中で生まれた実機も、この騒音とプロペラの安全への不安から、実用には至らなかったようです。


落ち葉を巻き散らしながら/栁町さん(レールツェッペリン)


運転会場の外側の道を散歩していた近くの幼稚園児と先生を見つけ、「乗りに来ませんか」と声をかけたら喜んで乗車しに来てくれました。少ない参加者で単機運転をしていた車両に急いで客車を連結。園児たちは古橋さんの8600、矢島さんのコッペル、石川さんのEB10に次々乗って、歓声を上げていました。静かな運転会が賑やかになり、参加メンバーも運客を楽しませてもらいました。


大喜びの園児達/古橋さん(8600)【園児の顔を処理しています】


園児の歓声を乗せて/石川(安)さん(EB10)【園児の顔を処理しています】


午後は、日ごろから気になっていたポイントの整備を始めました。レバーやリンク機構の調整・給油。トングレールの修正等、参加者全員で取り組み、問題のあったポイント4機の整備を終えました。走らせるだけでなく、保線作業の重要性も認識することが出来ました。


皆でポイント調整


2016年10月「蘇我運転会」報告

2016-10-05 17:22:35 | 投稿記事

2016年10月「蘇我運転会」報告
好天に恵まれた自由参加自主運営運転会
会員番号31-117
岸田 弘


10月2日(日)に、蘇我「花の駅」で、自由参加自主運営の運転会が行われました。蘇我運転会は基本的に毎月第一日曜日を運転会日としていますが、10月は23日の「ちば祭り」を通常運転会日としているため、9月の運転会日から数えると7週間も空いてしまい、その間の「10月2日に自由参加自主運転会を開きたい」とメンバーから提案があり、「参加できる人が自由に参加する/運営は蘇我MTCでなく、参加者の自主運営とする」ことで試行されました。

この日集まったのは6組7名。駐機場の上には、久し振りの青空の中に、秋のうろこ雲が広がっていました。


抜けるような青空の下、集まったメンバー


秋のうろこ雲が広がる下で、蒸気上げ


最初に走り出したのが西本さんのC62。「かもめ」のトレインマークを輝かせ、奥さまを乗せ快調に走り出します。


「かもめ」のトレインマークを輝かして/西本さん(C62)


公式運転会としての告知はしなかったのですが、定時の10時には、乗車を期待する市民がちらほらと…。

この日、運客力のある新幹線N700が、白馬に出張中のため、馬場さんが電動トビーを用意。守田さんのトーマスと旧型客車を引いて運客を始めます。トビーとトーマスが一緒に走ると、子供たちには大人気。午前中のフル活動で、お昼前にはバッテリー切れとなりました。


トビーとトーマスの重連で/馬場さん(トビー)


蒸気上げの早いコッペルの加納さんも、2両の客車を引いて本線に出て運客に大活躍。


運客に活躍/加納さん(コッペル)


吉岡さんのT5改8100も、秋草を揺らしながら3両の客車を引いて、大量輸送を始めます。


秋草を揺らし8100が行く/吉岡さん


運転会としての告知をしていなかったため、訪れる市民は普段の半分程度。ゆったりとした進行の中で、内周線を走る3.5吋の西本さんのC62も客車2両を連結し、運客を始めます。普段パワーを持て余しているC62。この日は乗客の負荷を感じながらの運転を十分楽しんでいました。


運客を楽しむ/西本さん(C62)


乗客が少ない中で、沢山の車両が運客を始めたため、子供が好きな列車を選べる楽しい運転会になりました。

午後は、バッテリー切れの馬場さんに代わって、加納さんがコッペルでトーマスと旧型客車を押して運客を始めました。後ろ補機の珍しい組み合わせで、15時までフル運転です。


コッペルは後ろ補機/加納さん


準会員の森君は、乗車係、車掌任務の後、乗客の切れ目に吉岡さんから運転指導を受けていました。吉岡さんの丁寧な指導に森君の笑顔がこぼれます。


運客の合間、運転指導を受ける森君


T5風の守田さんは、トーマスと旧型客車を本線に貸し出し、参加車両の少ないことを逆手に取って、内周線を単機で逆回りし、普段と違う風景と、運客車両とのすれ違いを楽しんでいました。


いつもとは違う風景を楽しむ/守田さん(T5風)


この日の運客は425名。告知なしのため乗客は普段の半分でしたが、参加車両が少ない分、午前午後と休む間もなく運転せざるを得なくなり、たっぷり運転を楽しめる運転会となりました。準備、撤収も少ない人数の中スムーズに進み、初めての自由参加自主運営の運転会は、大成功だった様です。


平成28年10月法隆寺ナイター運転会

2016-10-04 13:18:03 | 投稿記事

平成28年10月法隆寺ナイター運転会
会員番号62-62
澤井 清信


昨年は開催されなかった“吉例法隆寺ナイター運転会”が10月1,2日で行われました。1日(土)昼12時から2日(日)昼12時までの24時間走り放題!!くわえて、お楽しみ企画(今回もビンゴゲーム)も有り、“秋の夜長”をミニSL(鉄道)で満喫出来る、年一回の大イベント!!


集合写真


1日(土)は週間天気予報で“曇り/雨”の予想でしたが、クラブ員の熱意が天に届いたか、雲は多いものの降雨の気配はなく時折陽の差す天気と成りました。(日差しは夏を思わせる強さでした。)参加者は1日目17時集計で37名。(秋のイベントシーズンと重なったのか少なめでした。)(私は所用で2日目は不参加でしたので、1日目のみの報告をさせていただきます。)
通常の9時開場の運転会と異なり昼から三々五々集まり、長丁場に備えて準備をする“のんびり”とした雰囲気もナイターならではと思います。汽車も2セット持って来られる方もおられ、日の有る内は蒸気、日没からは電車とナイターを堪能されておられました。

16時半からミーティングとお楽しみのビンゴゲーム大会が行われました。
ミーティングではOS北田様より、ターンテーブルのテントが台風の影響で一部欠損している事とテントのフレームが一部腐食しており、今後テントも含め改修する旨のお話が有りました。加えてテント横の水銀灯の基礎部も同様に腐食しており転倒防止措置をしているのでご注意下さいとの事でした。
内山編集長からは内山様がNHK朝ドラ“べっぴんさん”にエキストラで出演されたとの事です。時代背景は昭和初期の神戸、役どころは人力車に乗った“お金持ちA”との事です。10月7,8日のいずれかに放映されるかもしれないとの事でした。(さっそくビデオ予約しました。)
ミーティングの後半はお待ちかねのビンゴゲーム!!クラブハウス前に豪華景品が置かれ、北田様が操作するPCが弾き出す数字に一喜一憂!!(当日ご参加頂いた方には空くじ無しでした。)
ビンゴゲーム後は幸運にも景品をゲットされた方を中心に集合写真!!

参加者の中に今春から東京の大学に進学された中野君が愛機C62を携えて来られました。お話を聞くと、このナイターに参加されるために帰阪され、翌日早朝のフライトで帰京される予定との事でした。天気予報で手ぶらで参加の私は頭の下がる思いす。現在東京でもBR24を組み立て中との事で完成の折にはOS関東支部デビューも有りかとも思います。
C11で愛知からご参加の中尾様が“前照灯と客車の室内灯を取り付けたから夜に成ったら写真撮ってね。”とお願いされていたのですが、いざ日が落ちると私の腕が悪いのかコンデジが良く無いのか、ピントがボケボケの写真しか撮影出来ませんでした。雰囲気は判って頂けると思いますので添付させて頂きます。


ナイトラン


ナイトラン


今月の私
先にも書きましたが、週間天気予報が余り芳しく無かったので“手ぶら参加”としました。そしたら前日の午後からの天気予報が好転し当日は“運転会日和”と成ってしまいました。今後は他人の意見には左右されず自分の意思を尊重しようと思います。
毎回の事ですが企画・準備等、北田様をはじめOSのスタッフの皆様お疲れさまでした。今後もよろしくお願い申し上げます。