【番外編】蘇我ミニトレイン倶楽部 「大納涼会2018」実施報告

2018-07-25 18:06:36 | 投稿記事

【番外編】蘇我ミニトレイン倶楽部 「大納涼会2018」実施報告
~ 連日の酷暑を避け、エアコンの効いた涼しい部屋で懇親会しちゃいました! ~
会員番号32-65
大島 誠 (神奈川県相模原市)

蘇我の運転会場は、花壇の回りのコンクリート部分に線路が敷設されており、例年、夏の期間(7月と8月)は、直射日光だけでなく、照返しによる暑さに加え、熱中症対策の観点から休会になっています。
特に今夏の連日の酷暑は想像の域を超えており、このような環境下で運転をするのは、鉄分不足気味でも絶対に避けなければなりません。とはいえ、少しでも鉄分補給になればと、「大納涼会2018」と名をうった懇親会を企画し、7月21日(土)に、何故か東京・秋葉原のど真ん中のカラオケルームに於いて、総勢13名参加のもと開催されました。


カラオケルームに設置された100インチのスクリーンをバックに

さて、開催場所を秋葉原に設定したのは、普段は機関車運搬のため、各自車で蘇我まで来ていますが、懇親会となれば少しアルコールも入るため、電車等の公共交通機関を使用しなければなりません。関東の各地から集う会員の集まり易さを考え、幹事の独断で秋葉原に決定しました。最も遠くから来られた柳町さんは、新幹線で駆けつけていただきました。また、武田さん、石川さんは、秋葉原で電子部品の買出しも兼ねての参加です。開催日の土曜日の夕方の秋葉原は、多くの観光客もあり、特に家電や電子部品を求めた人よりは、アニメ系を求めた人たちで賑やかでした。

ところで、カラオケルームを選定したのは、唄うのが目的ではなく、部屋に設置されている大型スクリーンに、会員の旅行体験記の写真やビデオを投影するためです。もちろん、唄うことも可能でしたが、誰もすばらしい美声を披露される方は居られませんでした。次回は是非唄っていただきたいと思います。

石川理事長の挨拶と乾杯に引続き、早速、柳町さんが、こよなく愛してやまないドイツ鉄道の「乗り鉄」、「撮り鉄」旅行記のビデオと写真のお披露目です。一応マイクを持っていますが、熱の入った語り口と、ドイツの蒸気機関車の綺麗な雄姿に皆大喜びです。驚いたのは、柳町さんは超詳しいことです。約90分にわたり柳町さんの話は、おいしいお酒と、ヘルシーな低糖質の宴会メニューも手伝って、大いに盛り上がりました。使用した部屋は、壁の両面に100インチのスクリーンがあり、同じ画像が前後どちらのスクリーンでも観賞できます。皆迫力のある写真や映像にびっくりしていました。


マイクは差し棒になり、背中を向けているのはPC操作していただいている加納さん。ありがとうございました。

続いて登壇されたのは、白馬運転会の夜の懇親会で、大好評だった吉岡さんのお話です。
中学生の時から、本格的に撮り続けているという北海道のSLの撮影旅の重厚な内容です。
インターネットやデジカメ・スマホが無い時代、どちらかというと戦後に近い時代に、綺麗な迫力のある写真を撮影されているとは大変驚きでした。特に会場の皆さんがもっとも驚いたのが、中学1年の冬休みに、それもたった1人で、奥深い雪をかき分けて撮影場所に移動して、運休するかも知れない列車を待ち続ける精神でした。もっとも、ご両親の応援や許可がなければ成し遂げられない事ですが、「鉄ちゃん魂」の凄さを感じさせてくれました。


熱弁過ぎる吉岡さん

さて、時が経つのも忘れ、カラオケ・ルームの3時間の時間制限はあっという間に終わりになりました。実は、吉岡さんの話しの最後は、駆け足気味になりまして、巻きにはいてしまいましたので、ちょっと尻切れトンボという感じでした。

酷暑の中、暑気払いならぬ鉄分とアルコールの補給に、参加者一同大満腹のまま家路につきました。運転会とはまた違った帰路だったことでしょう。牛来さんは、「皆さん、いつもの洋装と違う!!」と感心されていたのが印象に残っています。

是非、定期的に開催できればと考えており、次回は来年1月に新年会を企画したいと考えています。

 


2018年7月関東支部「八王子運転会」報告

2018-07-10 14:54:23 | 投稿記事

2018年7月関東支部「八王子運転会」報告
新型山手線E235八王子レイアウトに登場!
会員番号31-117
岸田 弘

7月の八王子運転会は7日(土)に開催されました。この日、西日本では「数十年に一度の災害が差し迫るという大雨特別警報が発令され、記録的大雨の被害が続きました」が、関東地方は曇り。八王子では薄日が差し、暑さをやわらげる風もある運転会日和となりました。


■八王子は天候に恵まれて

1年前、Nゲージの新型山手線のショーティを手に、「これを5吋にしたい」と構想を語っていた大山さん。スケールを10分の一、長さを半分の1mとし、3両編成としたE235を完成させ、まずは奥さまを乗せ八王子デビューです。
側板と屋根は一体の鉄板、前面妻板はシリコン型に樹脂を流し込んで成形。ドア回りと窓枠はABS樹脂の削り出し。そして最大の特徴の前面窓周りの黒色とドア左右の緑のグラデーションが実機同様カッティングシートのドット切り出しで製作され、E235を見事に表現していました。動力は電動パワーユニットとコントローラーの組み合わせです。
構想が形になったのは、以前勤めていた会社の開発部門の人材育成のため「新たな設計・加工・組み立ての経験をさせる」という、願ってもないチャンスに恵まれたことによるそうです。詳しい内容は、次回の会報での報告を期待しています。新型山手線は子供たちにも大好評。この笑顔で、大山さんの夢も見事に実ったようです。


■新型山手線快走/大山さん(E235)


■スケールは10分の一


■子どもたちの笑顔を乗せて/大山さん(E235)

リフレッシュ休暇でT5改8100のボイラー交換をしたという吉岡さん。真夏日の中、駐車場で交換したという古いボイラーを持って参加です。昨日届いた水面計を現場で組付け、試運転を急ぎます。新品のボイラーは、蒸気上りも早く吉岡さんの満足の笑顔を乗せて快調に走ります。吉岡さんのリフレッシュ休暇は、機関車のリフレッシュ休暇でもあったようです。


■リフレッシュ休暇で機関車をリフレッシュ/吉岡さん(T5改8100)


■水面計を組付けて試運転に/吉岡さん(T5改8100)

清水さんは娘のあいちゃんのために作った急造のトーマスで木陰を周回。


■トーマスはパパの運転で/清水さん

牛来さんは、ロケットで長い勾配の続く一周330mの八王子レイアウトに挑戦。小さく軽いロケットで見事周回達成をしていました。


■ロケット勾配を登る/牛来さん

8月9月の八王子運転会は、暑さを避けて夏休みとするため、各々が愛機でゆったりと運転を楽しんでいました。


■緑陰を行く/石川さん(EB10)・鶴見さん(BR24)


■つつじの脇をトラムが通過/岸田(長崎電軌3000)


■急勾配を登り切って/栁町さん(BR24)


■パーシーはガスエレクトリックカー/佐藤(猛)さん