2021年11月「蘇我運転会」報告

2021-11-29 13:46:38 | 投稿記事

2021年11月「蘇我運転会」報告

会員番号33-44
牛来 友洋

 

先月は緊急事態宣言解除を待ってからの開催告知になった為に、開催までの期日が短く参加できないメンバーが多くいましたが、今月は事前に告知済みだった為16名と大勢のメンバーが集まる事ができました。

前回に続いて久し振りに参加するメンバーも多く4台の機関車がボイラーテストとなりました。成田さん(C21)、大石さん(S6改C56)、馬場さん(コッペル)と順調に検査が続いていきますが、最後の吉岡さん(ブリタニア)が少し圧を掛けただけで下回りから漏れてくる事態に… メンバーが集まり持ち上げ下回りの点検を始めましたが漏れそうな個所もなくメンバー全員が??になり、お昼近くになってようやく「試験用ホースの金具がボイラージャケットに接触して完全に回しきれずに接続部分からジャケット裏側をつたって下回りに漏れている」と突き止め検査をやり直して無事に合格となりました。

守田さんは以前に制作された583系に今回新たに2両制作し3両編成で運客に対応できるように改造されていました。新たな2両は窓を塗装ではなく切抜きで再現され「上、中、下段と窓が多く揃えて切抜くのに苦労しました」との事で、以前の塗装表現よりも更に印象が良くなっていました。中間車はSL運転時に旧客の車体と着せ替えが簡単に出来るようになっていて運用の効率化も考えられているようです。

先月に続き今月も気持ちの良い秋空の下、思う存分に走らせる事ができました。

※感染拡大防止の為に会員とその家族のみの活動となります。申し訳ございませんが一般の方の乗車とビジターでの参加は見合わせております。
再開の際にはfacebook「蘇我ミニトレインクラブ」等にてご案内の予定です。

 


令和3年11月法隆寺運転会

2021-11-25 11:21:53 | 投稿記事

令和3年 11月法隆寺運転会

会員番号62-62
澤井 清信

 

天気予報では“曇り空”でしたが、日差しの下ではジャケットが不要なほどの暖かな11月21日(日)、OS法隆寺レイアウトに於いて11月法隆寺運転会が行われました。今年3回目の運転会で“日曜日”開催は初!!
参加者は46名(13時集計)と盛況でした。 先月同様9時開門時は15台の入場待ちでした。駐車場は5分でいっぱいになりました。受付でコロナ対応をしていざ入場!!

11時45分からのミーティングではOS北田様から先月もお話しがありましたが、運転会開催は感染状況次第では変更があるかも知れないとのことです。随時OSホームページにアップしますので注視してくださいとのことでした。

ボイラー検査証の記入欄がいっぱいになったときの対応について、連絡がありました。小型蒸気機関車製造協会の指針で、記入欄が無くなった場合は再度“新規登録”とのことです。登録費用は500円で登録用紙必要枚数を北田様に伝えていただければ対応していただけます。

OSライブスチームコレクション販売の案内がありました。会員にはメール等でアナウンスされました。21機種あり、どれも貴重な物です。ご興味のある方でアナウンスを受け取っておられない方は北田様までご連絡いただければと思います。

内山様から12月18,19日開催予定の「神戸メリケンパーク運転会」に57組参加申し込みがあり、当日は神戸ルミナリエも開催され大盛況間違いなし、見学も大歓迎とのことでした。

また、年明けの1月5日(水)に、会報42号で紹介された三重・亀山の「線路園」にて「新年運転会」を関東OSと合同で開催されるとのことです。5名ほどの余裕があるとのことですので、ご興味をお持ちのかたは内山様にコンタクトお願いします。

集合写真はクラブハウスをバックにハイ、チーズ!!
(撮影時のみ一瞬マスク外して!!)

変わり種汽車(詳細)。
先月、澄田様の変わり種機関車を写真1枚のみで紹介させていただきましたが、今月もお持ちになられましたので、写真を撮らせていただきました。
構成はクラウス、運転台車、エアーユニットの順。運転台車にはハンドルが取り付けられ、右手側に「自転車用リン」があり、左手中央側には「エアーブレーキ、コック」があります。エアーブレーキは運転台車に設置されたエアーシリンダーでブレーキロッドを引き込み作動する仕組みでした、ブレーキリンクの途中にワイヤも付けられており、ハンドルの右手に手動ブレーキも付けられていました。
エアーユニット部は前部の箱の下部にリチウムイオン電池、上部にD-Aコンバーターが置かれ、後部には小型のオイルフリーコンプレッサーが置かれています。エアーはコンプレッサー吐出部の調圧器で適正圧力に減圧され、電池の横に置かれた中間タンクを経由してクラウスのボイラーに供給されていました。
火を使わず、しかしながら電動とは異なる楽しい乗り物になっているのではと感心いたしました。ちなみに軸動ポンプは取り外されています。(いつでも蒸気駆動に変更可能とのことです。)

ブロアーファンと電池。
今月も汽車無しで、ぶらぶらしていて、気になったことがありました。私もOS製汽車を数輛保有しているのですが、比較的小さな汽車が多く、主に動かしていたのがコッペルのため、ブロアーファン用の電池には無頓着でした。しかし、C21クラスのボイラーではブロアーの引き(回転)が少し弱いだけでも、石炭への初期着火が難しくなるようにみうけられました。
大型機は小型機と異なる注意点があるものだと感じました。

今月の私
今月も先月同様てぶら参加でした。早く寛解状態まで持っていけたら良いなと思っております。

 


秋晴れの八王子運転会 10月28日

2021-11-02 15:40:15 | 投稿記事

秋晴れの八王子運転会 10月28日

会員番号31-139
吉岡 潔

 

新型コロナウィルス第5波感染拡大に見舞われた8月~9月の東京都の何度目かの緊急事態宣言が解除された10月28日、八王子の運転会が再開されました。さわやかな秋晴れどころか、暑くて汗ばむ陽気のなかでの久し振りの運転会です。先ずは全員の体温測定と参加者名簿への記録をしてもらいます。


■一瞬、マスクを外しての記念撮影

走行前に大山さんのドルテのボイラー検査を実施しました。水面計からの微量の漏水がありましたが、ボイラー全体は問題無し!常用圧力の1.5倍の水圧を無事にクリアしました。


■ボイラー検査をクリアした大山さん

午前中だけの参加だった大島さんは電動ロコ(EL桃太郎のショーティ型)で、それ以外のメンバー全員がSLでした。SLがこれだけ揃うのも珍しいことです。


■ショーティ桃太郎の大島さん

この日、JCFCメンバーの田中さんが鶴見さんの案内でレイアウトの見学に三重県からお見えになりました。ご自身もレイアウトを建設中だそうで完成が楽しみです。少しずつコロナ禍明けの兆しを感じ始めながら、こうした各地のライブ仲間の方々との交流も元どおりに増えていくと嬉しいです。

この八王子のレイアウトの運転会は6月以来でした。夏の間に雑草が生い茂り、落ち葉が線路に溜まったりしていたのを近隣にお住まいのメンバーである清水さんが予め清掃、整備してくれました。清水さん、いつもありがとうございます。

線路は途中、道床のコンクリート基礎の切れ目で高さが滑らかでない部分が出て来てしまい、何らかの対策工事が必要かと思います。また本線から引き込んだ待避線がいくつかあるのですが、分岐の一箇所で「だるま型ポイント」の転轍機ウエイトを支えているステーがひん曲がった状態であるのが見つかり、応急措置を施しました。大山さんのドルテの軸動ポンプの調子が悪かったので点検してみる事になったのですが、ドルテは足回りとボイラーが簡単に分離できる仕組みになっています。機関車を逆さまにひっくり返さなくてもボイラーを外せば足回りだけ上から見る形で整備できるので軸動ポンプの逆止弁を取り外すのも簡単でした。整備しやすい構造って素晴らしいとあらためて思いました。


■だるまポイントの壊れた部分を点検

皆さん、久し振りに思う存分に走らせた満足感いっぱいで秋晴れの運転会を無事に終えました。

コロナ感染予防対策下での運転会スタイルを継続中です。参加はメンバーとその同伴者に限定しています。自分で運転するのを目的として車両を持ち込まれるビジター単独参加については行き届いた対応が出来ませんのでお断りしております。


■出区準備に忙しい矢島さん


■最後の勾配+急曲線を登った守田さん


■鉄橋を渡る柳町さん


■国鉄制式C50形の長島さん


■安全弁を吹いて勾配に挑む八田さん


■OSのT5を改造し寿都鉄道8108機に改造した吉岡