平成30年10月 福知山乗車会

2018-10-31 10:12:07 | 投稿記事

平成30年10月 福知山乗車会
会員番号62-62
澤井 清信

10月28日京都府福知山市で行われたミニSL乗車会に参加して来ました。2012年迄「ミニSLフェスタ in Fkuchiyama」として乗車会は行われていたのですが、今回は「福知山まちなかフェスティバル2018」のイベントの1つとしての乗車会でした。昨年も同様のイベントは企画されていたのですが、台風の被害等で開催されませんでした。6年ぶりの福知山市での乗車会でした。

「福知山まちなかフェスティバル2018」は市内7カ所で福知山市をアピールする催し物が行われ、ミニSL乗車会も“機関区の街”をフィーチャーする催しでした。


■福知山チラシ

レイアウトは“光秀御霊公園”広場に2重楕円で外線の乗降場から出発して半周し渡り線で内線に入り一周して再び外線に出て乗降場へ戻る約270mのコース。約5分のミニ鉄道の旅です。


■搬入


■準備


■ドライバーズミーティング


■試走


■試走2

10時JR西日本 福地山駅長 谷垣様の御発声で一番列車が発車し乗車会がスタートしました。この時、まちかどフェスティバルテーマソング「C11」とオリジナルソング「鉄道の街〜ザ・ミュージックトラベル」がチキンズキッチンのお二人の生演奏、生唄で流れておりました。

乗車会は10時から15時迄(昼1時間休止有り)で行われ。運転サポーターとしては京都府の八木様、美馬様、奈良市の山田様、神戸市の内山編集長、JCFCの方と私の6組9人です。(JCFCの方のお名前をお聞きするのを失念してしまいました。)
汽車・電車は福知山ぽっぽランドの新幹線を含め7輛体制で行われました。

御霊公園ではミニSL乗車会の他にJRブース:列車ペーパークラフト、丹鉄ブース:駅長写真撮影・グッズ販売、ミニSL展示会(OS協賛)、農大育ち:農業大学・野菜等販売会も催されていました。
広小路商店会では“ハロウィン祭り”が行われており、お子さんの多くが可愛らしい仮装をされていました。


■OSブース


■カニカニ

当日の乗車人数は1565名(大人:559名、中学生12名、小学生:163名、乳幼児:831名)なお、見学者を含めた総来場者数は4700名とのことで、大盛況でした。


■内山編集長


■山田様


■八木様


■美馬様


■ポッポランド


今回の私。
朝7時の搬入開始時間ドンピシャで公園入り口到着!!OS北田様が出迎えてくれました。暫くしてOS松尾様運転のワゴンが到着、お二人で展示会の準備をされていました。
今回はコッペルを持参しました。実のところ昨年の福知山の乗車会に持って来る予定で準備したまま1年放置していたため、軸動ポンプ等の動きが心配でした。(結果的には問題無く運転出来ました。)
トラバーサーに汽車を搬入すると、八木様のマウンテンが既に有り、前日の搬入でなおかつ、レイアウトの調整をマウンテンで試走されて行われたとのこと、頭の下がる思いです。
8時半から火入れをして、ノンビリ準備。8時45分からスタッフを含めてのドラバーズミーテング。その後各自テスト・調整運転。10時から乗車会と成りました。
係の方から“運転順とかスケジュール等は決めませんので、運転士の皆さんで調整して下さい。ただ1番列車はミニSLの八木様のマウンテン、山田様のC21でお願いします。”との事でした。そのため1番列車の発車式にはノンビリトラバーサーの所にいたのですが、始まってみると皆さん本線に出ており、澤井のみ怠けている絵面に成ってしまいました。30分程して1輛減ったので急いで入線しました。午前中は12時まで約1時間半、午後は13時から14時半までの1時間半、計3時間程走行しました。ルブリケーターは2回給油が必要で、久しぶりにボトムタンクの水位ブザーが鳴りました。OSブースの松尾様も見ておられた様で後で“澤井さんも走るんや!!”と好評価を頂きました。
通常の法隆寺運転会ですと15分も走れば大満足して終了する私ですから、法隆寺運転会の2年分位は走行した事に成ります。

保火(?)
今回初めて昼の休憩時間の間に火を維持する“保火”をトライしてみました。圧力も火床も十分有りそうだったので、缶水をゲージ一杯にして、ブロアーを少なくして圧力弁が噴かない程度に弱くしていざ昼食。そこはビビリの私の事、缶水が無くなるのでは無いかと気が気では無く、都合2回程確認をする羽目に。無事1時間を乗り切り、少し圧力は下がったものの、着火用の炭を入れれば無事復活して13時から直ぐに走行出来ました。都合8時半から14時半まで6時間火を落とす事無く維持出来ました。因に石炭はホンゲイ無煙炭です。

乗車会途中で渡り線のポイントで特定の台車が脱線するようになりました。確認したところ車軸と車輪の固定が弛み車輪の横動が大きく成ったためでした。時折確認が必要ですね。

天気も良く楽しい運転会でした。休憩時に以前ミニSLフェスタでお世話に成った市役所の田中様がわざわざおいで下さり。“雨男の俺が来たら天気が悪う成る様で心配やったけど、今日はいい天気で良かったわ!!”とおっしゃられ、そう言えば以前のフェスタは2日間開催で両日とも晴天は数える程しか有りませんでしたなどと昔話が楽しめました。

ほのぼの話。
ボランティアで多くの高校生がサポートしてくれました。運転終了後汽車を積み込むために車をレイアウト横に置いておいたところ“余り見かけない車ですね”と声を掛けられました。“23年前の車やで”と言うと“姉ちゃんの生まれる3年前や!”とのこと。お姉さんは今年成人式くらいですね。ほのぼのした青年でした。

面白チラシ。
フェスティバル紹介のチラシでブースの紹介の物。農業大学の茶摘み機の写真の下にミニSLの文字、どの様な脈絡か・・・。


■チラシ

福知山ティシュー
休憩所に有った“福知山ティシュー”カシミヤとの添字が有り、とても柔らかかったです、福知山の絵が描かれておりました。市販品かどうかは不明です。


■福知山ティッシュ

残念なお知らせ。
新町商店街に有りました「ポッポランド1号館」が休館に成りました。入居していた建物の耐震性が問題との事です。現在移転先を検討中との事です。

乗車会としてはとても楽しかったですが、他のイベントの終了も15時で行く事が出来ず少し残念でした。個人的には“ふくちやまMEAT×MEAT”に行ってみたかったです。


平成30年10月法隆寺ナイター運転会

2018-10-16 10:00:43 | 投稿記事

平成30年10月法隆寺ナイター運転会
会員番号62-62
澤井 清信

めっきり秋めいた10月13日、14日に吉例の「法隆寺OSナイター運転会」が行われました。朝の冷え込みは有りましたが、昼は少し額に汗が滲む程の良い天気で、運転会日和でした。(当日13日のみの参加報告ですみません。14日分は何方か投稿お願いします。)
13日の開門時には10台以上の車列が有ったとの事で、私が12時10分頃到着した時には、すでに駐車場はほぼ一杯の状況でした。
参加人数は13日18時集計で32名と少し少なめでしたが、24時間走り放題の“長丁場”。汽車の運転話だけでなく色々なお話が出来る “のんびり”とした運転会です。


駐車場
 
16時からのミーティングではOS北田様から、福地山の「ミニSL乗車会」のお話が有りました。10月28日開催の「福知山まちなかフェスティバル」のイベントの一つとしての開催とのこと、市内の御霊公園内にレイアウトを設置して行うとのことで、OSも車輛展示で参加されるそうです。是非お運び頂ければと思います。

内山編集長からは早くも“会報原稿”の話があり、締め切りは11月末で宜しくお願いしますとの事でした。(この話題が出ると“年の瀬”が間近と感じるのは私だけでしょうか?)
併せて神戸メリケンパーク運転会のお話が有りました。開催は来月11月17日18日、(17日が来月の法隆寺運転会と重なります。)メリケンパーク一帯が整備され駐車スペースも限られるので、運転会参加者分のスペースしか確保出来ないとの事で、見学をお考えの方は公共交通機関をご利用頂くか近隣のパーキングをご利用くださいとのことでした。ちなみにポスターには大阪の片山様と奈良の岡田様の走行シーンが採用されていました。
 
アナウンスの後はお待ちかねの“ビンゴゲーム大会”クラブハウス前の陳列台には豪華賞品が並べられており、いやがうえでも気持ちは高揚します。OS北田様の操作によりコンピューターの弾き出す数字をOS前田様が扉に貼られた紙に書いて行く!!なかなかビンゴ用紙の数字に合致しない。一喜一憂する楽しい一時!!
(ビンゴゲームが有ったために“今月のスピーチ”は次回に持ち越しです。)


豪華賞品


ビンゴ大会

集合写真は、豪華賞品を手にクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!


集合写真

ビンゴゲーム後はいよいよ“ナイトラン!!”夜間走行には必要な装備があり、1)前照灯、2)赤色尾灯が義務付けられています。準備をされて無い方で、暗く成るまで走行され、中仕舞いをしてまた明日朝から走行ということで宿所に行かれる方も居られました。
 
中野様のボールドウィン。
ビンゴゲームの終わり頃に兵庫県の中野様がご子息と来られました。ご子息のC62の横に真新しいボールドウィンが置いてあり、お聞きしたところ、中野様の新造機で本日初入線とのこと。法隆寺では八木様以外では初めてではないかと思います。(私は19時過ぎにレイアウトを後にしたため、走行シーンが見られなくてとても残念でした。)

片山様のロケット号
いつも大型機ご持参のことの多い片山様。当日は珍しく小型機のロケットをお持ちになられました。他の汽車はメンテ中との事でした。走行は快調にされておられました。走行後ターンテーブルの所で、軸動ポンプの帰り水が出ないと声を掛けられました。OSロケット号の軸動は右側シリンダーの内側にあるT字型の物で、チェックバルブも簡単に確認できるので、お伝えしたところ正常になったとのことで、走行後“今日は何周も走れたわ!!ロケットは面白い!!”と言っておられました。(ロケットフリーク1名増間違いなしっ!!)

ホンゲイ5号炭
先月、有煙炭のサンプルとして10名の方に配られた石炭。当日内山編集長がクラウスで、奈良の山田様がC21で使用されておられました。お二人のご感想、ウェールズ炭より火付きが悪い。(少し扱い難い。)しかし、一旦火がつくと火保ちが良い、との事でした。やはり煙は余り無い様です。

今月の私
汽車は持って行きませんでした。今回は記者に徹しました(?)。
私は初日のみの参加でしたが、毎年楽しみのイベントでノンビリとした運転会で楽しいです。来年も企画お願い申し上げます。


C62


ナイトラン1


ナイトラン2


ナイトラン3


ナイトラン4


ナイトラン5

 


取水口改造

2018-10-16 09:55:39 | 投稿記事

取水口改造
会員番号62-62
澤井 清信

2月の法隆寺運転会報告にも書きましたが、内山編集長のロケット号のハンドポンプのWP-18の詰まりの件で、私のロケットも確認してみました。見事に詰まっていました。石炭の燃えカス(シンダー)の細かい物が詰まっていました。詰まりを取り除き動作確認したところ嘘の様に軽く成りました。

そこで、どうしてWP-18が詰まったのか疑問でした。他の機関車でも水タンクにシンダーが入る事は有るのに、この様に詰まる事が少ないのでは?と。

今回以前から“水樽”から水漏れが有ったのでその対策のために樽の蓋を開けました。確かにシンダーが結構入っていました。そこで前出の疑問が解けました。
他の機関車は水槽の中にハンドポンプが水没している事が多い。ロケット号は外付け!!そうです、水槽の底の水まで吸い込み易いのです。

そこで、取水口を少し上げて底水をすわない様にしてみました。写真貼付します。(正否の結果はすぐに出ないと思います。)

別件の煙突も掃除しましたので、来月はロケット号でリベンジです。

 


取水口