11月法隆寺運転会

2015-11-18 11:36:48 | 投稿記事

11月法隆寺運転会

会員番号62-62
澤井 清信


立冬から1週間目の11月15日(日)にOS法隆寺レイアウトに於いて11月法隆寺運転会が行われました。近畿地方は前日も雨天で、レイアウトでも朝8時半頃にパラパラと雨が有り、45分時点での開門待ちの車が4台と低調な雰囲気が立ちこめましたが、蓋を開けてみれば32名(13時半集計、見学者含む)のご参加をいただく事ができて一安心でした。天候も予報通りで9時以降は曇り空ながら降雨は無く昼過ぎには日が射す程に回復し、のんびり運転が楽しめる運転会でした。
気温も“冬”とは思えない陽気で長袖のシャツを着ていると額にうっすら汗がにじむ程でした。(ニュースでは10月中~下旬の気候との事でした。)したがいまして法隆寺レイアウト冬期限定名物“焼き芋”は次回以降と成りました。

11時45分からのミーティングでは、OS北田様より。従前より法隆寺レイアウトの維持管理をお願いしていた、OSOBの田中様が体調不良で療養をされるとの事で、新たに管理していただく方の人選を進めており、12月の運転会では紹介頂けるとの事です。田中様長い間お世話に成りました。ご快癒なされた折には是非ともレイアウトに遊びにいらして下さい。お待ちしております。(今回はOS畠様が担当されました。)
また、来年(平成28年)の運転会スケジュールは決まりつつあるとのことで、来月の運転会ではカレンダーを配布頂けるそうです。
それと、毎回朝の受付時に“昼食(お弁当)”の要・不要を調べて居りましたが、注文なさる方が居られないとのことで、今月から取りやめと成りました。各自でご準備下さいとの事です。(近くにコンビニエンスストアーが有りませんのでご注意下さい。)
内山編集長からは“会報原稿”の締め切りは11月末日とのアナウンスが有りました。

集合写真は今回もクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!
(今回も澤井持参のロケット号がちゃっかり映り込んで居ります。)


11月法隆寺集合写真

朝レイアウト一番乗りの三宅様はブリタニアをお持ちになられ“今日はボイラー検査受けや”との事で朝一に受けておられ、その後快調に走行されました。
内山編集長は久しぶりのご参加で“5ヶ月ぶりや~!”“先月は西条の運転会行って来たで~!!”ととてもお元気でした。“イベント等の運転会ではロケットは余り走らせられんので、今日は久しぶりにロケット号持って来た。”
しかし、久しぶりのロケット号で給水が上手く行かないと言っておられました。原因は軸動ポンプの動作不良との事で、昼食後に動作確認の運転をされておられました。(写真を撮り忘れてしまいました。すみません。)


ブリタニア


ボイラーテスト


ロケット


赤いロケット


コッヘル


シェイ


今月の私
今月も先月のリベンジのためロケット号を持って行きました。結果から言いますと返り討ちに遭いました。先月同様走るのですが、軸動ポンプの帰りが無い!!ハンドポンプで常に給水しなくてはいけない状況!!(先出の内山先生と同じ状態!!)先月はチェックバルブのOリングだと思っていたのですが、敵もさるものひっかくもの、一筋縄ではいきませんでした。今回も2周走行して火を落としました。原因は多分給水管の途中に挿入している“フィルター”の目詰まりだと思います。気付いた時には火が落ちて居て確認出来ませんでした。じっくり家で動作確認を行いたいと思います。12月こそリベンジだ~!!


2015年11月関東支部「八王子運転会」報告

2015-11-10 16:59:34 | 投稿記事

2015年11月関東支部「八王子運転会」報告
ビジターの参加で、話題と楽しみが増えて
会員番号31-117
岸田  弘

11月の八王子運転会は、7日(土)に開催されました。前日までの天気予報では「曇り一時雨」でしたが、良い方に外れ、途中陽が差したこともあり、暖かい気候での運転会となりました。


今回は、8人のメンバー、2組のビジター、3組の見学者で総員19名の参加となりました。特に2組のビジターが、新しい車両と話題を持ってきてくれ、楽しい運転会となりました。


ビジターを加え和やかに集う


石川(安)さんが開発した電磁ブレーキを武田さんの5両編成のN700系新幹線に組み込んだところ、ブレーキの利きがいまいちと聞いて、石川(安)さんが早速改良。ブレーキ初動に24Vを2秒間流し強力に制動した後、12Vで保持するという回路と装置の試作機を武田さんに説明していました。とにかく石川(安)さんの仕事は速い…。


新しいブレーキ装置の説明をする石川(安)さん


仕事の速さでは先月カブースを披露した佐藤(透)さんもその一人。今月は、新しい車両として「1ボディのEF500(?)金太郎」を披露してくれました。少し小ぶりなので声を掛けると「3.5吋スケールの12分の一にした/車輪は6軸だがこれは木製のダミー/実際は5吋の2軸」という何とも不思議な組み合わせ。年齢と体力を考えた小型簡易化のようですが、前面窓からは運転台が見えるなど、こだわりの部分も。赤とグレーの塗装で、「金太郎」の雰囲気は十分伝わります。


新車両「金太郎」を披露/佐藤(透)さん


大坂さんは、グリーン車のマークを付けた乗用車両を客車の間に連結して参加。新製?グリーン車は鋼体になっていましたが、鋼体化で乗り心地が良くなったのかな。


グリーン車を挟んで/大坂さん


仲間のイベントに貸し出し、そこでトラブルになり、一週間前の蘇我運転会で、「コントローラーのヒューズ切れ」と予測し「お手上げ」のサインを出していた武田さんのN700系新幹線。診断の結果「コントローラーのアンプのパンク」と分かり、早速これを交換。3車両の増設用ユニットとの調整をして、修理を完了し本線に復帰しました。いつもは蘇我に所属しているため、久しぶりに八王子レイアウトを快走していました。


増結用コントローラーの調整確認/武田さん


復旧したN700で早速運客/武田さん


この日は、伊東市の石川(浩)さんと、北杜市の和田(章)さん親子がビジター参加。
石川(浩)さんのパーニアは、T5をベースに4軸のD型とし、サイドタンクのボディを乗せ、ブラウンに塗装し、「AMAGI」のマークを付けた、美しい仕上がりの機関車です。


ビジター参加のT5改・AMAGI/石川(浩)さん


8.4分の一日本型蒸気機関車の設計・製作者の和田(章)さんは、C12で参加。暫く走行の後、自ら設計した大坂さんのC58と「C58+C12/C12+C58の重連」や、「C58の後補機での重連」と色々な組み合わせの運転を、最高のロケーションのレイアウトで楽しんでいました。大坂さんも大満足です。


勾配を行くC12/和田(章)さん親子


重連を楽しむ①/C58+C12


重連を楽しむ②/C12+C58後補機


様々な車両が行き通い、見ていても賑やかでした。


レールツェッペリンで落ち葉を飛ばす/町さん


赤い鉄橋を渡るトーマス/石川(安)さん・EB10


小さなガーター橋を渡る/矢島さん・コッペル


有煙炭を楽しむ/古橋さん・8600


小田急10000型は孫家族専用車に/岸田


2組のビジターの参加でお互いに刺激を受け、新たな話題交流が出来た、楽しい運転会となりました。


2015年11月「蘇我運転会」報告

2015-11-05 14:02:04 | 投稿記事

2015年11月「蘇我運転会」報告
穏やかな秋空の下、ゆったり運転会
会員番号31-117
岸田  弘

11月の「蘇我運転会」は、1日(日)に「花の駅そが」で開催されました。10月は月初の定例運転会を無くし、25日の「ちばまつり」に参加したため、この日は「ちばまつり」の一週間後という、変則スケジュールとなったため、参加メンバーもお客さまも少なくなってしまいました。


少ないメンバーでゆっくり楽しむ


朝礼では、「『ちばまつり』で、1,400人を超える運客を行ったこと/3両の列車が同時乗車、後続運転、同時下車方式で、本線上の待機を無くした結果、スムーズな運行が出来たこと」などが報告されました。


抜けるような青空の下、ミーティング


蘇我運転会の運客の主役N700系新幹線は、仲間のイベント用に貸し出し、そこでトラブルが発生。戻ってきた車両を武田さんが運転前にチェックしたところ、コントローラーのフューズ切れのようで、この日は運休が決定。武田さんは「お手上げ」のサインを送っていました。


新幹線は故障チェックの結果「お手上げ」に


ということで、メンバーの持込み車両だけで運客を担うことになるのですが、5吋機は大西さんのBR24と守田さんのT5風だけ。


午前中は、大西さんのBR24が担当。穏やかの秋空の下、多数の乗客が来ると予測していたのですが、幸か不幸か、10月の変則運転日の影響で、お客さまはいつもの半分程度。一番列車は、一家族3人だけとなりました。


一番列車は家族3人の笑顔を乗せて


毎回、運転会の都度新しいヘッドマークを披露してくれている西本さん(C62)は、今月は「梅小路機関区のかもめ」を持参。丁寧な加工のヘッドマークが、ひときわ輝いていました。


「梅小路のかもめ」を付けて/西本(C62)さん


子供たちの笑顔を乗せて/大西(BR24)さん


乗客と参加機関車が少ないことを幸いに、原則運客をしない自由走行線の内周線で、3.5吋機による運客を試みました。次にお乗りいただくお客さまだけを内側に案内し、一層の安全確認をしながらの運客です。


3.5吋といえども強力なパワーを持つ西本さんのC62は、適度の負荷を得て力強く走り続けます。何よりも西本さんが運客の緊張を楽しんでいたのが、印象的でした。


内周線でも運客開始/西本(C62)さん


午後は、7月の八王子運転会報告で紹介した守田さんのT5風機が運客を担います。この機関車「OSのパーツを使いながら、ボイラー・弁装置・ロッド類は製作者の自主設計」というもので、軸動ポンプのロック等のトラブルを抱えていましたが、守田さんが「3度目の正直」と言ってシリンダーの磨き上げを徹底して参加。見事、午後2時間の連続運転の役割を果たしました。「図面等がない中で、構造等が分かってきた」と、トラブル解決を楽しむ守田さんの笑顔が見られました。


午後は、守田さんが運客を(T5風)


午後の内周線での運客に責任を感じていた馬場さん(C62)は、本線入線を急ぐあまり、十分な火床が出来ず、何度か電動ブロアーのお世話になり、運客はできませんでした。


馬場さんのC62は、運客を断念


この日の運客は535名。穏やかの秋空の下、内周線を使った3.5吋機関車による運客も試しながら、ゆったりとした運転会が出来ました。