2011年6月蘇我運転会報告

2011-06-27 15:12:54 | 投稿記事

今月は3.5吋の車両が大集合

会員番号31-117
岸田  弘 様

千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトでの運転会が、6月19日(日)に開催されました。Photo

▲朝のミーティングで役割確認

この運転会は「NPO法人 蘇我ミニトレインクラブ(蘇我MTC)」が運営に当たり、市民の運客サービスが義務付けられています。朝のミーティングで、午前と午後の運客担当と安全運行の確認が行われた後、一部撤去されているレールの敷設、運客用の乗用車両の準備が手際よく進められました。


運転開始の10時前にはお客さまも集まり出し、一番乗りのお客さまには機関車の火床づくり~蒸気上げを見ていただきました。Photo_2

▲一番乗りのお客さま/火入れに見入る

子供以上にお母さまの関心が高かったようです。そして10時の定時に玉田さんが運転する一番列車が出発。

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▲一番列車出発

今回で3度目の運転会。梅雨の合間の曇り空の中でお客さまの出足が少ないと予測していたのですが、たちまち行列が長くなってしまいました。急きょ大西さんのBR-24に出動要請が出て、3両の乗用車両の組み立てと連結がメンバーの手で進められ、結局、終日2列車運行となりました。

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▲たちまち行列で列車増発

この蘇我レイアウトは運客専用の7.5+5吋線と自由走行用の5+3.5吋線があります。今回は3.5吋車両が多く集まりました。
名古屋からは中尾さんが奥様と一緒にC11で参加。「運客線と自由走行線が分かれていて、運客列車を気にせずに走れるのがいい。運客列車と併走出来るのも楽しい」とたっぷり走行を楽しんでいました。

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▲名古屋から参加の中尾さん

新会員で初参加の山田さん。ピカピカに磨き上げた小さなクラウスが快調に走ります。併走する運客車両の子供に「あれも石炭と水で走っているよ」と説明するとびっくり。そして「かわいい!」と反応が…。

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▲磨き上げたクラウス/山田さん

石川さんはC11に客車2両を引いて、列車仕立てで走ります。スケールモデルの国鉄型の機関車には列車仕様が似合います。

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▲列車編成を楽しむ/石川さん

柳町さんも今回はクラウスとブリタニアで参加。久しぶりの3.5吋を堪能していました。

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▲花園を行く/柳町さん

5吋では新会員の馬場さんがB20で参加。「試運転で走行を確かめた後、(走らせる場所がなく)そのままお蔵入りでした。今日は初めてのロングラン」と言いながら、大きなピストンの音を響かせて快調に走り回っていました。

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▲初めてのロングラン/馬場さん

「3.5吋C62も組み立て中」とのこと。雄姿の登場を期待しています。

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▲今月もご夫婦で/大石さん

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▲ロマンスカーに歓声が/岸田さん

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▲きれいに清掃/藤坂さん

この日の乗客は824名。先月に比べ100名も乗客が増えました。車両なしで参加し、運客をお手伝いいただいた吉岡さん、成田さん、玉田さん、佐藤猛さん、千脇さん、ありがとうございました。そしてOS藤坂さん、最後の路盤清掃をありがとうございました。


6月法隆寺運転会

2011-06-16 13:27:16 | 投稿記事

6月法隆寺運転会

会員番号62ー62

澤井清信 様

Photo  関西の最近の土日は雨天が多く、今回6月11日の運転会もその例に漏れず、前日からの天気予報から大雨宣言が出る始末。そんな訳で参加者は16名と少なめでした。午後は上がる予報でしたが、小降りの時を見計らって元気に走行されたのは、Y木様、O田様、M宅様の3名様だけでした。
 11時45分からのミーティングでは内山編集長から今秋のフルーツフラワーパーク運転会の開催が10月8,9日に決まり、詳細は後日アナウンスされるとの事です。
 集合写真は傘をさして ハイ、チーズ!!

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▲ご満悦

 クラブハウスの中では内山編集長がミシシッピー河に現役で就航している、外輪船の1/73のスチームシップのキットを持って来られ、皆でわいわい、がやがや・・・。今回持参された目的は、蒸気エンジンとボイラーのブレークイン運転との事で、ベニア板にボイラー・バーナーの仮組と成りました。蒸気上げはアルコールを焚くので安全上屋外へと言う事で、クラブハウスの庇の下へ移動!。いざ着火!!風が有ったためにバーナーの余熱と安定に少し手間取りましたが、無事着火!数分で安全弁が働き、エンジンも動きました。内山編集長御満悦!!ボイラー水量とバーナーの燃料の量は計算されており、規定量の水を入れておけば、運転時間は約15分で缶水が無くなる前にバーナーのアルコール燃料が無くなり、空焚きは起き無いとのことです。試運転時圧力計もセットしたのですが、針は動かず“不良品!!か?”と思ったのですが、運転終了後接続を外すと止め栓用パッキンが入っており、一件落着と相成りました。船の下半分はFRPの完成品ですが、上物は木製で3層構造に成っており、窓枠等の細かなパーツが山ほど有り、塗装も含めての完成には数ヶ月から1年は掛かるとの事です。短気な私には無理な代物と感じました。完成の暁には、ターンテーブル横の池に水を満たし運転していただきたいものです。(セットのラジオ装置は当然Futaba製を購入済みとの事)

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▲昼下がり

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▲快走1

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▲快走2

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▲快走3

今月の私

今年は毎回汽車を持参していたのですが、今回は予報があまりにも悪かったので、手ブラで参加しました。当日朝の大阪北摂は大雨!!こんな日の参加者は少ないだろうと思い、ゆるりと走って法隆寺へ。8時15分頃ゲート前到着。3番目。見慣れた岡山ナンバーのS藤様の車の前に石川ナンバーS原様が一番乗り!!朝1時に出発されたとの事、高速道路1000円キャンペーンが終わる前に一度法隆寺へ遊びに来たかったとの事です。遠路はるばる頭の下がる思いです。しかし、生憎の雨で運転出来ず残念でしたが、これに懲りずまたおいで下さい。(高速道路全車終日2000円キャンペーン早く始まらないかな!!)
 来月は良い天気に成る様願いたいものです。


2011年6月関東支部運転会報告

2011-06-15 14:49:39 | 投稿記事

梅雨の合い間に集う

会員番号31-117

岸田  弘 様

八王子市の某団体施設のレイアウトでの運転会は、6月12日(日)に開催されました。梅雨の真っただ中で何よりも雨を心配したのですが、一時薄日が差す曇り空で、ゆったりと運転を楽しむことができました。

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▲晴れ男が揃って

前日、雨が上がった後、武田さんが線路脇の草刈りを済ませてくれていたため、この日は駐機場周りの広場の草刈りと刈り取った草葉の処分に皆でひと汗かきました。

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▲まずは草刈

梅雨の時期のため参加者は7組8人と少なく、ゆったりと運転ができるので、談笑しながら火入れをし、次々本線に出て行きます。
玉田さん(ロケット)は、いつもの通り順調に紫煙を上げて走り回ります。

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▲快調ロケット/玉田さん

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▲勾配をゆとりの力行/柳町さん

守田さん(C21)はこの日も奥様と一緒に参加。皆に勧められて、奥様が初めて運転に挑戦。ご主人同様、ゆっくり走行でドラフト音を楽しんでいらっしゃいました。

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▲笑顔を載せて/守田さん

今月は武田さんのアドバイスが必要な参加者がなく、久しぶりにコッペルに火が入り運転を楽しんでいました。Photo_6

▲コッペルに火が入って/武田さん

ゲストには石川さんのお孫さんとその友達が5月に続いて遊びに来られ、刈り取った後の芝生にシートを広げ、「親子団らんとミニ鉄道乗り放題」を楽しんでいました。

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▲可愛いお客さまを乗せて/佐藤透さん

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▲安全弁を吹きながら/佐藤猛さん

岸田さん(小田急10000型)は、録音機能付きのメガフォンにロマンスカーのオルゴール副警報音を録音し、それを鳴らしながら運転。ちなみに音源は小田急電鉄「ロマンスカー利用案内」のHP、「ロマンスカーのイロハ」の項の「副警報音」のページで見つけました。メンバーからは連接車なので「車両を増やせ」との声が…。

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▲運転席で出発進行/岸田さん

来週は千葉市蘇我の運転会。今回同様、晴れ男・晴れ女が揃うのを期待しています。


原発被災避難者応援運転会

2011-06-07 10:40:55 | 投稿記事

原発被災避難者応援運転会

佐藤仁作 様

 6月5日福島駅近くの街なか広場で東北ライブスチームクラブ会員有志が集まり、原発事故で避難されている方々に一時の安らぎの時を過ごしていただくためボランテア運転会を行いました。P1000153 P1000158
 当日はR5とR7.5の2線で参加車両6両、参加者8名で10時~15時まで、子供から年配者まで多くの方々に笑顔で乗車を楽しんでいただくことが出来ました。
 福島で数台の機関車が同時に走るのは初めてで、機関車に興味をもたれた方も数名おられました。P1000160 P1000161

 また、6月4日は山形県上山市商店会主催で震災復興支援募金運転会を行い48.000円ほど募金が集まり宮城県名取市に全額寄付されました。

東北ライブスチームクラブ 会長 佐藤仁作


"2011春 OS世羅運転会" 報告

2011-06-03 10:33:00 | 投稿記事

"2011春 OS世羅運転会" 報告   

会員番号 66-35

内山利晶 様

2011年5月29日(日)、5月というのに観測史上初めての大型台風2号が接近するなか、広島県世羅町の高原レイアウト"ドリームランドせら"にて、OSの運転会が開催されました。

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全員集合

天気予報通り、前日から降り続いた雨は、集合時間9時にはしっかり降っており、参加予定者のキャンセルが相次いだ中、レインコ―ト、長靴に身を固めた律儀な参加者が集まりました。

青木氏(千葉県)・白藤氏(岡山県)・極田氏一家4名(和歌山県)・三宅氏(大阪市)・OSの藤坂氏と内山(神戸)の総勢9名で運転会は始りました。まず、記念の集合写真です。それには訳がありその答えは後ほどに・・・降り続く雨の中、皆さんは様子見でしたが、まず最初に車両を降ろし、雨具も付けづに走り続けたのは、御年○2歳の三宅氏で、この日のためにわずか2週間で自作の上田丸子電鉄EB4111を3.5吋から5吋に改軌しての挑戦でした。さすがに車両製作の技術者で、雨の中すいすいと走っていました。Dsc00081

雨にも負けず上田丸子電鉄の三宅氏

続いて走り出したのは、このレイアウトがホームグランドのようにマイ側線も建設してしまった白藤氏です。マイ車庫(コンテナ)からモ―ガル(7.5吋)を引き出し雨具にすっぽり身を固め、雨をものともせずに走行していました。少し肌寒かったので、蒸気の姿が良く楽しめました。

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蒸気が絵になる白藤氏のモ―ガル

最後には、ビニール袋をかぶせたシークレットの電軌に乗用台車を3両もつなぎ、私たちに、体験乗車を強要しながら走らせ始めた青木氏でした。ずいぶん長時間走っていましたね。Dsc00115

雨の中、乗用台車を連ねる青木氏

 極田氏と私は、車両を降ろすこともなく、プール状態になっているトラバーサー内の水の排水に嬉々として取り組んでいました。ポンポン船を持ってくれば良かったね・・・

 雨に洗われ芝生も青々と美しく、周りの木々も濃淡の緑を浮かび上がらせ、さながら森林浴を楽しんでいる風情でした。

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プール状態のトラバーサー

 雨は降り続き、風も少し出てきたお昼頃に待望のワインボトル(参加記念品)が届きました。このワインは、ここ"せらワイナリー"で醸造されたもので、今回は特別に朝の集合写真がラベルとして貼られていました。ワインボトルを手に、台風と共に各地へ引き上げました。

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参加記念品の「せらワイン」9本限定

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特別記念ラベル

 最後に、オーナーの松本氏が、急遽臨時町議会出席のため、当日参加することが出来ずに残念でした。次は、ナイター運転会などを計画していただけたら楽しいのではないでしょうか。