猛暑の中の耐久運転会
会員番号31-117
岸田 弘 様
7月に入って毎日のように真夏日が連続した7月17日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトでの運転会が開催されました。
この運転会場、大型ショッピングモール群の一角にあり、立木等日を遮るものがなく、さらに横幅に余裕のあるコンクリート路盤からの照り返しが強いという、夏(冬にも?)は過酷な運転会場です。早朝から真夏の抜けるような青空が広がる中、それぞれ暑さ対策に工夫を凝らしたメンバーが集まりました。
9時のミーティングでは、熱中症対策とお客さまの安全確保についての確認が行われました。
▲朝のミーティング
最高の暑さ対策は、佐藤猛さんが用意した「ミストシャワー」。散水ホースをつなぐと2個のノズルから霧状の水が噴き出すもの。これを駅の近くにセットし、運転士とお客さまに涼しさを届けます。
早朝からぐんぐん上がる気温と強い日射に、さすがお客さまの出足は少なかったのですが、それでも予定の10時には、柳町さん(BR-24)の一番列車がミストシャワーの中を出発します。写真で見ても分かるように路盤はしっとりと濡れ、ミストと打ち水効果は抜群です。写真記録とお客さま案内をする岸田は、時々全身をこのミストの中に入れては、ほっと一息ついていました。
▲ミストシャワーのサービス
この日運客機に指定された大西さんのBR-24は、自由走行線で準備中、何故か圧力が一定せず、時々ブロワーのお世話になっていました。
▲運客の合間に
守田さん(C21)の暑さ対策は、大きな麦藁帽と長袖シャツ。日除け対策優先で身を固め、悠々と走り回っていました。
▲日焼け対策は十分
子供たちのリクエストで急きょ運客を始めた石川安夫さんの新幹線。1.8mの大型乗用台車3両を引き、余裕の走りです。OSパワーユニットの力強さは相当なものです。
▲蘇我に新幹線登場
大石さんは、久しぶりにロケットで参加。猛暑時は手軽なロケットでの参加もありですね。
▲快調ロケットに思わず笑顔
岸田さんも3連接で運搬が手軽な長崎電軌3000型で参加。7月末の静岡BIG BOY参加に備えチェックの結果、パンタグラフの修理が必要と分かりました。
▲今月は長崎電軌3000で
午前中、給水ポンプ付近での水漏れ対応で炎天下+灼熱コンクリート上で大汗をかいていた吉岡さん(T5改8100)。午後には修理を終え見事走り回っていました。吉岡さんの現場対応力に脱帽です。
▲炎天下の整備を終えて
この暑さの中涼しい笑顔で快調に走り回っていた成田(C21)さん。京葉線上を単機で走る「桃太郎」とすれ違いをしていました。
▲桃太郎をバックに
この日の乗客は239名。さすがの暑さでお客さまも少なかったようです。この暑さで運客終了の15時には、全員が片付けを開始、何時もより早く夏雲の下で集合写真を撮りました。
▲夏空に集う
この日千葉市の最高気温は33.8℃。皆さんお疲れ様…。