平成30年3月法隆寺運転会

2018-03-28 11:44:49 | 投稿記事

平成30年3月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信


 三日前の春分の日に関東で積雪があったと思えないほどの好天に恵まれた3月24日(土)
OS法隆寺レイアウトに於いて“平成30年3月法隆寺運転会”がおこなわれました。
朝の気温は低かったのですが日中陽射しの下では汗ばむほどでした。
土曜日でしたが年度末ということで、開門前に12台の車列が出来て、参加者は50名(14時集計、見学者含む)と盛況な運転会と成りました。

11時45分からのミーティングで、OS松尾様からOS北田様が年度末の汽車の出荷を休日返上でされておられるため欠席とのお話がありました。
小川重夫生誕100周年記念ポーターは3月27日納品の予定ですので今暫くお待ちくださいとの事です。
また“2018年OS関東&JCFC合同白馬運転会”のアナウンスがありました。5月26日(土)、27日(日)、長野県の白馬ミニトレインパークにて開催予定。
詳細はOS片岡様までお問い合わせください。

内山編集長からは神戸運転会のお話がありました。今年は11月17日、18日の両日の開催。(17日は法隆寺と重なる)
例年ならばホテルの予約・特別割引等の特典が有りましたが、今回は無いとの事で参加をお考えの方は早めにご自分で宿所の予約をお願いしますとの事です。
くわえて、会報記事のアナウンスも有りました。締め切りは5月末予定。
 
今月の言いたい放題
お一人目は石川県からご参加の水口様。ミニ鉄道模型の存在は以前から知って居られましたが、なかなかきっかけが無く、50歳を機に始められたとの事。
国鉄型C58がお好きとの事です。現在はBR24を楽しまれておられます。
お二人目は神戸市の酒井様。70歳から始められて、コッペルをお持ちですが、80歳目前とのことで、小型のクラウス位の大きさが良いなと思われておられるそうです。

集合写真は今回もクラブハウスをバックに。はい、チーズ!!


パラグライダー
 今月の言いたい放題で登場頂いた酒井様。昼食時にクラブハウスでお話させて頂き、ミニSLを始められる前の趣味をお聞きしたところ
“パラグライダー”を70歳迄されておられたとの事。止められた理由はご友人の事故とご自身の怪我との事。楽しそうにお話されていましたが、
何度も“これはヤバイ”場面が有ったそうです。パラグライダーは対気速度40km/hくらいで飛行しているので、着陸時にもその対地速度がその
程度に成るとお聞きして“フワ〜!”と着地するイメージとかなりギャップが有り驚きました。長い時で3時間程飛行されたとのお話で、高度も
1500mくらい迄は上がられたとのことで、景色はとても良いとのことでした。
(一度鳥の様に大空を飛んでみたいものです。)

来月の予定(?)
今月は“3.5吋Day”でした。来月は“C11 Day!!”との事です。
(内山編集長発案!!)

水濾過装置のメンテナンス。
年1回の純水製造装置の樹脂交換が行われました。水の中の金属イオンを除去してくれるので、チェックバルブ等へのカルシウムの付着が少なく成り、
トラブルが軽減されます。有り難い事です。

アドバイス


新人紹介(?)
ミーティングの時に紹介は無かったのですが、愛知県からドルテを携えて赤井様が来られました。今回が火入れ2回目とのことで、
前回は“道の駅つくで”で走行されたとのこと。昼食後ご準備されておられたので、多くのクラブ員が色々とアドバイスを行いました
(私もその内の1人です)。そのアドバイスが功を奏したのかは判りませんが、奥様を乗せられて外周を快調に走行されていました(めでたしめでたし)。



コッペル


ブリタニア


樹脂入れ替え


準備

今月の私
今月は運転会の後に用事が有り、見学のみの参加と成りました。先出の赤井様の時にはどこからか“汽車も持って来ないで、
口だけ挟むのも居るからな〜!!”とお褒めのお言葉も頂けました。来月はメンテしたロケット号でリベンジします。




2018年3月 「四国鉄道文化館 ミニSL&手こぎトロッコ乗車会」報告

2018-03-27 09:05:19 | 投稿記事

四国鉄道文化館 ミニSL&手こぎトロッコ乗車会」報告
会員番号84-06
玉井 良孝(愛媛県西条市)


雨の降り続いたあとの晴天の3月25日(日)、愛媛県西条市にある四国鉄道文化館の今年度最後の運転会が、
新居浜工業高等専門学校・エンジニアリングデザイン教育センター(旧名:ものづくり教育支援センター)により開催されました。 
この組織は教育・研究支援、ものづくり課外活動支援、地域連携による技術交流支援を柱として活動されています。 
この活動の一環として、①ものづくりの教材として蒸気機関車の技術多様性、②運転会を催すことによる高専PRや地域貢献、
③別子鉱山鉄道モデルの蒸気機関車試作機計画、を掲げて2011年よりOSのDORTEを導入、新居浜市内を中心に年間10回程度、
出張運転されています。 過去には、四国ミニSL倶楽部メンバーも運転会に参画していましたので、
今回は、その縁で多客期の応援に参画させていただきました。
高専は四国鉄道文化館の隣の市ですが、ここでの運転会は初めてでした。 


準備中の新居浜高専


手際良い新居浜高専から出発


当会場の通常運転会では線路配置「8の字」でしていますが、今回は西条駅側のショートコース「0の字」運転でした。
この場合、駅側に向かって急な上り勾配になっていて、当初の乗車位置から出発したのでは加速しても勾配を登りきれず、
乗車位置を変えるハプニングもありました。 

長蛇の列ができ出動


2015年10月、四国鉄道文化館に寄贈された89mmゲージの超精密モデルのEF57は、通常の運転会では
参加者の車両で運転されていますので、ほとんど出番がありませんでしたので、久しぶりの運転会登場でした。

久しぶりの運転です



89mmゲージのEF57

今回は3編成車両の運用で、800人弱の乗客の皆様が笑顔になりました。
手こぎトロッコは「8の字」反対側の「0の字」直線区間で行われましたが、こちらも好評でした。

手こぎトロッコ 


1周運転から降りた子供から「楽しかった。ありがとう。」の言葉をいただき、こちらも元気をもらった一日でした。


2018年3月関東支部「八王子運転会」報告

2018-03-19 10:57:02 | 投稿記事

紅梅・白梅が咲き誇る中で春の運転会
会員番号31-117
岸田 弘

3月の八王子運転会は11日(日)に開催されました。関東地方では三寒四温の天気が続き、着実に春に向かう中、
この日の八王子の予想最高気温は15℃。冬のコートをまとって参加したのですが、10時頃日差しが出ると自然と
コートを脱ぐ暖かさに…。運転会場の春を知らせる紅梅・白梅の林は満開です。


■満開の梅をバックに

昨年5月の白馬運転会以来1年2ヶ月ぶりに蒸気機関車C21を持ち込んだ石川(安)さん。これからのシーズンに
向けボイラー検査を受けたところ、あちこちから水漏れが…。現場で締め付けを始めましたが、キャブを外さない
と手の入らないところがあり、結局自宅で作業をすることにし、漏れ箇所の確認をしていました。


■ボイラー検査で水漏が見つかる/石川(安)さん(C21)


3歳のお孫さんが来るということで大きな車にトーマスを積んできた栁町さん。満開の梅とともにトーマスも、
お孫さんの到着を待ちます。


■お孫さんのためにトーマスを用意/栁町さん


岸田は皆さんが蒸気上げの準備をしている間に紅梅・白梅が見事に咲き誇る撮影ポイントで三脚を立て、長崎電軌
3000との写真をしっかり撮影です。


■見事な紅梅・白梅の下で撮影/岸田(長崎電軌3000)


この梅並木の勾配区間に、蒸気上げを済ませた八田さんのコッペルと矢島さんのコッペルが快調に続いて登って
きます。青空の中に広がる梅の花は感動モノです。


■今月は梅の花が主役/八田さん(コッペル)


■満開の梅林を抜けて/矢島さん(コッペル)


プレートガーター橋の手前では、佐藤(正)さんの汽車会社25屯のDC251がパワフルに登坂してきます。しっかり
した設計・製作で安定したスムーズな走行を見せていました。


■安定感のある走りを見せて/佐藤(正)さん(DC251)


トーマスを用意していた栁町さん。肝心のお孫さんは運転会場手前の芝生広場が気に入って、陽だまりの中元気に
走り回り、なかなか乗りに来てくれません。仕方なく乗客なしのまま本線を周回します。


■お孫さんを待ちながら/栁町さん(トーマス)


吉岡さん(T5改8100)は、ボギー台車のフラットカーに小型の折り畳み椅子を載せスマホを固定。動画モードで
自撮りをしていました。長いドローバーが映り込んでしまい「3線レールのよう」との感想。もう一ひねりの
工夫が必要のようです。


■自撮り用のカメラ車両を推進して/吉岡さん(T5改8100)


この日の最高気温は14.1℃でしたが、風のない陽だまりの中で交流と会話が弾みます。佐藤(正)さんのDLは
2モーターが前後向き合って逆回転し、ベベルギヤで車軸に伝え、ひねりを相殺させていると聞いて、石川(安)さん
たちがその感覚を体験します。私も運転してみましたが、パワフルでスムーズな運転感覚を得ることが出来ました。


■スムーズな運転感覚を確認/石川(安)さん+栁町さん+八田さん




2018年3月 関東支部「蘇我運転会」報告

2018-03-09 10:36:44 | 投稿記事

春の陽気に誘われて
会員番号31-117
岸田 弘

3月の蘇我運転会は4日(日)に「花の駅そが」で開催されました。この日の千葉市の最高気温は4月下旬並みの19.5℃。思わず上着を脱ぐ陽気となりました。


■暖かな日差しを浴びて


■朝礼では「日常点検とメンテナンス」の重要性が伝えられました

朝礼では武田さんから「6年間運客を続けた新幹線/12月の運転会でのバッテリーの異常消耗の原因を探る中で、パワーユニットのAT-67台車のベアリングの破損とベアリングケースでの車軸の異常摩耗を発見/日常の点検とグリス補給を怠っていたと反省/車軸の交換と共に、皆さんにも点検と十分なグリスの注入と詰め込みを勧める」との報告と同時に異常摩耗の車軸が披露されました。
JR西日本のN700台車の亀裂問題が発覚し、「点検で見逃し、あわや大事故」との話題の後だけに、他人事ではないようです。台車には点検と注入のための点検蓋が付いていますが、ついつい怠りがち。反省を含め早速対応が必要のようです。

■右側シャフトがこんなに摩耗

運転会は暖かな陽気に誘われて「多くのお客さまが来場」と予想したのですが、出足はいまいち。始発の新幹線は乗車待ちのお客さま全員を乗せて出発です。土日に仕事が飛び込む玉田さん。久しぶりの参加のお詫びにと、新幹線での運転運客に精を出します。

■出足は少ないお客さま

仕事の都合で午前中だけ参加の守田さん(C21)。大石さん(C21改C56)に声を掛け、重連での走行をたっぷり楽しんでいました。

■久しぶりの参加で運客担当/玉田さん

駅での給水や圧力上げの様子を子供たちは珍しそうに見つめます。
自由走行線では、石川(進)さんが手に入れた滝瀬さん設計・制作のエンジン駆動の3.5吋DD51が入線。石川さんがエンジンを発熱の少ない4気筒エンジンに交換していましたが、ギアチェンジや駆動装置の機構だけでなく、ボディの精密度は「さすが滝瀬さん」と思わせるもの。石川(剛)さんの運転で、軽快なエンジン音を立てて快調に走り回っていました。

■トーマスは相変わらずの人気/石川(安)さん(+EB10)


■蒸気機関車は重連で/大石さん(C21改C56)+守田さん(C21)


■4気筒エンジンに乗せ換えて/石川(進)さん(DD51)


■軽快なエンジン音を立てて/石川(剛)さん(DD51)

近藤さんは可愛いクラウスで参加。大西さんが圧力の維持や扱い方のポイントを指導し、うまく運転すれば2人乗りでも楽しく走れることを実証していました。

■上手に焚けば2人乗りもOK/大西さん・近藤さん(クラウス)

馬場さんは井笠鉄道のホハ1を引いて周回。小さなコッペルにも客車を引かせると鉄道の雰囲気が一段と高まります。

■井笠の客車を引いて/馬場さん(コッペル)



■ロケット快走/牛来さん

汗ばむような陽気の中で賑やかな運転会になりました。
以上