10月宇和島運転会

2015-10-29 16:10:56 | 投稿記事

10月宇和島運転会

会員番号81-02
加藤 圭哉


平成27年10月17日(土)・18日(日)の2日間、ミニSLの『宇和島運転会』が開催されました。これは、愛媛県予土線利用促進協議会(宇和島市・鬼北町・松野町)が主催し、『よどせん感謝祭』として毎年行っているイベントの一環として、今回ミニSL運転会を大々的に行ったもので、四国ミニSL倶楽部の協力のもと、各地から6名の愛好家が集まりました。

2日間とも秋晴れに恵まれ、会場である『コスモスホール三間』の駐車場 (愛媛県宇和島市三間町)には、たくさんの地元の親子連れが集まり、ミニSL以外では、もち投げやバザー、コンサートや案山子工作コーナーなどでも、終日楽しんでいました。


会場コスモスホール駐車場

鉄道グッズブース


つきたて餅販売ブース



会場の宇和島市三間町は、三間米で有名な米産地で、周りは水田や畑、ビニールハウスが広がり、いつもの運転会とはひと味違った会場となりました。広い駐車場を利用して、大きなL字形のエンドレスコース(延長260m)に線路を敷設、乗降場は2線として、6列車同時収容可能としました。この会場に、陸上トラックのようなエンドレスを敷けば、線路より内側がデッドスペースになり、ミニSL運転会以外のイベントに、支障をきたしてしまいます。そのため、極力コンパクトに、それでも総延長を稼ぐため、曲線半径はR10m以外に、R5mの箇所もあり、残念ながら大型のライブスチームは、走行不可という条件になってしまいました。それでも、四国西南地域では初めてとなる、本格的な『ミニSL運転会』に、地元の期待が集まりました。

車両基地



車両基地は、参加人数が多くないため、また、長い編成の列車が多いため、本線から直接、『横取りレール』で、車両基地内に列車を入出場出来る方式にしました。引き込み線の上をテント2張りで被い、秋とは思えない当日の暑さに対応しました。
四国内の参加者は5名です。四国ミニSL倶楽部会員からも、「ちょっと宇和島は遠いなあ・・・」と言う言葉も聞かれましたが、香川県からは、谷澤さん(キハ181系気動車特急)、中條さん一家(700系新幹線レールスター、トーマス)、大西さん(EH500金太郎)、加藤(OS-T5)、愛媛県から、玉井さん(伊予鉄風DL)が参加しました。そして、一番遠くからの参加は、奈良県の山田さん。愛機のC50を車に積み込み、片道約430kmを駆けつけていただけたのには、頭が下がる思いです。

谷澤さんの181系特急気動車



谷澤さんは昨年、キハ58・65の急行編成を導入、各地の運転会で、堂々の運転を行っていました。今回新たに、『キハ181系特急気動車』も導入し、一気に所有両数が増えましたが、中間車両(乗用台車)は、共通運用ということです。昭和期の国鉄色に塗装された車体から、ディーゼル全盛期の四国鉄道を感じることが出来ます。

中條さんの700系新幹線レールスター



中條さんの手作り『700系新幹線レールスター』は、毎回、進化しています。台車を脱線し難いように改良したり、モーターをパワーアップしたり、編成を増やしたりと、安定輸送や輸送力増強にも力を入れています。満席乗車すると、14名のお客様が乗ることが出来るため、運転会での働きは抜群です。JR宇和島駅長さんの出発合図で運転会をスタートしようと、新幹線とミニSLと、両方を並べましたが、子供達に、「SLと新幹線、どっちがいいの?」と聞くと、「新幹線!」と応え、SLには乗ってくれず、初列車は、新幹線に決定!

ミニSL運転会とはいえ、泣く子と新幹線には勝てませんでした。

トーマスを押す大西さんのEH500



大西さんは、手作りのデフォルメされた『EH500電気機関車(金太郎)』で、コンテナ形の乗用台車をけん引し、小さな子供達が乗った姿は、「カワイイ!」との声がかかります。運転の合間には、その編成の前に、中條さんが市販品の玩具『乗用トーマス』を利用して作った『トーマス号』を『金太郎』の前に連結し、最前部に乗車出来るようにしたところ、子供達から大人気でした。

加藤のOS-T5



今回、ミニSLが2列車、電動が4列車の参加でしたが、乗降場を2線にし、延長を長くとったため、1線に3列車、合計6列車全てが乗降場に収まることになりました。そのため、大きな運転会で見られるような、降車場での大渋滞は皆無で、スムーズな運転が行われました。私のT5も、長い線路延長にも助けられ、石炭も良く燃え、調子良く運転することが出来ました。

玉井さんの伊予鉄風DL



玉井さんも手作りのDLです。形は伊予鉄道のDL風ですが、塗装は鮮やかな現代風で、人目を引きます。コントローラーも手作りで、最初使っていた12V用から、24Vも12Vも使用可能なコントローラーを新たに製作しました。パワーアップにも貢献しています。

山田さんのC50



OSのC21は自由形ですが、国鉄蒸機では、一番C50に似ています。8620やC56にも、見えなくはない・・・という感じですが、山田さんも、OSオリジナルのままではなく、煙突の形状やブロアーの吹き出し口、シリンダーへの給油装置など、様々な工夫を行い、改造しています。そのため、格段に扱いやすく、安定した走行が可能になり、今回もSL独特の勇壮なドラフト音を響かしながら、多客輸送に活躍しました。

参加者勢揃い



車両基地前に集合した、全参加者です。前列左から、谷澤さん、山田さん、加藤、大西さん、中條さん次男、後列左から、中條さん、中條さん長男、中條さん奥様、玉井さん・・・少数精鋭の集合です。

参加者・主催者懇親会



初日が終わり、その晩には、地もと宇和島の料理店『ほづみ亭』にて、参加者家族も含めて全員と、主催者やエージェント等の有志、総勢15名で、歓迎懇親会が開催されました。宇和島の地は、郷土料理の宝庫で、『じゃこ天』、『まる寿司』、『福めん』にはじまり、『たち巻』や『あら煮』など、たくさんの料理が並びます。ほづみ亭オリジナルの鬼梅で造った『うめ酒』は、普段お酒を飲まない人にも大人気。最後の締めには、宇和島独特の絶品『鯛めし』or『さつま』を堪能しました。その後、ホテルに帰っての2次会も、幹事部屋に集まり、夜遅くまで情報交換に、話しの花が咲きました。


10月法隆寺運転会

2015-10-26 14:40:38 | 投稿記事

10月法隆寺運転会

会員番号62-62
澤井 清信


テレビの情報番組では“行楽シーズン”真っ只中の10月24日(土)OS法隆寺レイアウトに於いて10月法隆寺運転会が行われました。天気予報通りの好天で絶好な運転会日和でした。暦では“霜降”とのことで霜のおりる季節との事でしたが日中は汗ばむ程の陽気でした。
イベントシーズンなのでしょうか、クラブ員の参加は少なめでした。その反面行楽シーズのためか見学者が多く、参加人数は42名(見学者含む、13時澤井集計)と盛況でした。
(レイアウトに向かう途中春日大社近くを通るのですが、当日はいつにもまして車の通行量が多かったです。各種イベント等が行われて居たのだと思います。)

11時45分からのミーティングでは、OS北田様より。先月にも注意喚起が有ったスズメバチの話が有りました。涼しくなるとハチの活動も弱くなるとの事ですが、充分ご注意下さいとの事でした。
内山編集長からの伝言で“会報原稿”の締め切りは11月末日予定との事で奮ってご投稿下さいとの事でした。

集合写真は今回もクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!
(今回も澤井持参のロケット号と植田様のクラウスが映り込んで居ります。)


10月法隆寺集合写真

朝の受付で、植田様とお会いしました。植田様曰く“久しぶりや~!!今年初めてちゃうか??”とのこと。(いいえ、植田様は本年正月~3月までいらして居られました。)今回は御学友を御誘いしてのご参加との事でした。準備も早く9時半には走行されていました。今回も“爆走クラウス”状態でした。(写真貼付)加えてミーティングまでには火も落とされ掃除も済まされる早業でした。(お見事!!)
吉田様は久しぶりにブリタニアをお持ちに成られ“朝一で検査受けや”との事で昼食後“検査も通ったし、そろそろ火入れるか?!!”(一瞬未だでしたのですか?とツッコミを入れそうになりました。)そして無事火入れをされ“お腹がつかえて運転し辛いわ!!”と申されて楽しそうに走行されておられました。


お腹か・・・


こ家族にて


快走C62


後片付け


爆走クラウス



今月の私
今月も先月同様ロケット号を持って行きました。先月快走出来たので気を良くして・・・。走行は出来るのですが、給水が上手く行かない。ハンドポンプで常に給水しなくてはいけない状況!!走行と言う意味では良いのですが、ハンドポンプを動かすために少し前屈みに成ると、煙突からの煙をもろに顔にかぶり、排気の中の油でメガネが曇りガラス状態に成り、どうも美しい絵面では無い!!
2周走行してピットイン。軸動ポンプ側のチェックバルブから漏れが有る事が判明。急ぎ分解するとOリングが少し硬く成っていた。北田様に見て頂いたところ、弾力は有るが少し変形しているとの事でしたので、念のためOリングの交換をした。昼近くだったので火入れをせず、圧縮空気でチェックバルブの漏れの確認をした。私のロケット号は初期モデルのため十数年経過しており、ゴム部品の劣化が原因と思われる。ついでにハンドポンプ側も交換した。


2015年10月関東支部「八王子運転会」報告

2015-10-20 13:35:22 | 投稿記事

2015年10月関東支部「八王子運転会」報告
土砂降りの雨雲をブロアーで吹き飛ばして
会員番号31-117
岸田  弘

10月の八王子運転会は、17日(土)に開催されました。8月・9月は暑さを避け夏休みとしていたため、3ヶ月ぶりの運転会でしたが、関東地方は朝から雨。「関東の運転会は雨で中止にならない」の強運を信じて自宅を出ましたが、途中、中央道の三鷹料金所から国立ICの間で、ワイパーが間に合わないほどの土砂降りとなり、「今日はダメか」と覚悟を決め運転会場に到着。既に5人のメンバーが来ており、枕木交換作業用のテントの中で、イギリス出張中に古橋さんが撮影した保存鉄道「ミッドハンツ鉄道」のビデオを見ながら雨の様子をうかがいます。スマホで雲の流れを見ると、昼頃までは次々雨雲が来る様子。


土砂降りの中でも集まった勇者達


テントの中でミッドハンツ鉄道のビデオを見る

雨が弱くなった頃に清水さんが、「何とか試運転だけしたい」と、廃油で中古農機具から外したエンジンを回し、発電した電気で車両を動かす「バイオディーゼル発電機」を積んだ車両を線路に乗せ、試運転を始めました。この日は天ぷら油だそうで、見事にエンジンも車両も動きましたが、燃料と排ガスはエコでも、その騒音は環境に優しくないようです。


廃天ぷら油での走行テスト成功(清水さん)

このような中で、雨が小降りになったのを見計らって、武田さんがブロアーで落ち葉掃きを始めました。「ブロアーで雨雲も吹き飛ばして…」と声を掛けると、見事に雨が止んできました。10時40分に蒸気機関車組が車両を降ろし、運転の準備を始めます。


落ち葉と共に雨雲も吹き飛ばす


10時40分 車両を降ろし運転準備開始

佐藤(透)さんのS6は、7月に完成したというカブースを引いて走り出します。手早く車両を作り続ける佐藤さんに敬服です。


新たにカブースが完成(佐藤(透)さん)

いつも蘇我に置いてある武田さんの5両編成N700が、八王子レイアウトに入線。ヘッドライト・テールライトの点灯や電磁ブレーキ等の加工について様子を確認していましたが、林間を走る長編成新幹線もいいものです。


N700・5両編成八王子に入線(武田さん)

古橋さんの8600も、ドラフトやドレインの白い蒸気を上げながら、快調に走り回っていました。寒くなるこれからの季節、この風景が蒸気機関車らしく楽しみですね。


白い蒸気を上げながら(古橋さん)

来週、地域のイベントで「ミニSL運行」を頼まれている吉岡さん(T5改4100)は、整備した軸動ポンプ等の確認に余念がありません。豪快に安全弁を吹きながら走っている様子から、問題はなかったようです。


豪快に安全弁を吹いて(吉岡さん)

午後には雲の切れ間に青空が見える程で、往路の土砂降りからは想像のできない天気となり、無事運転会を終えることが出来ました。武田さん、ブロアーで雨雲を飛ばしてくれて、ありがとうございました。


雨上がりを確認して(岸田)


9月法隆寺運転会

2015-10-01 10:37:31 | 投稿記事

9月法隆寺運転会

会員番号62-62
澤井 清信


長期シルバーウィーク休暇をお取りの方なら未だ連休中の平成27年9月27日(日)、OS法隆寺レイアウトに於いて9月月例運転会が行われました。昨年までですとナイター運転会の事が多かったのですが、残念な事に今年は昼間のみの開催となりました。天候は長期予報では昼までは不順なような予報でしたが、雲は多かったものの薄日がさす程度で、風は涼しく秋を感じさせる絶好な運転会日和でした。
7,8月と運転会が開催されなかったためか、9時の開門前には15台程の車列が出来、参加人数は56名と盛況でした。(見学者含む、14時澤井集計)

受付では、ナイター運転会恒例の“ビンゴゲーム”カードが見学者を含め全員に配られ、それと併せて“スズメバチ注意”のビラも配られました。


スズメバチ注意

やはり、3ヶ月ぶりの運転会のためでしょうか、開場30分後の9時半には既に走行される気合い十分なクラブ員が多数おられました。(私はやっと汽車を下ろし終わった頃です。)


C11快走


C62快調


クラウス改


見学者を乗せて


11時45分からのミーティングでは、OS北田様より。受付時に配布された“スズメバチ”についての注意喚起が有りました。バレーボール程の大きさの巣がコンプレッサー保管庫の近くの生垣の中に有り、専門業者に駆除をして頂いたとの事ですが、残りハチや別の巣も有る可能性が有るので注意して下さいとの事です。
(実際に数匹のスズメバチが飛んでおり、レイアウト敷地外にも巣が存在している可能性も有りますので、今後とも十分お気を付け下さい。)

集合写真は今回もクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!
(今回も澤井持参のロケット号がちゃっかり映り込んで居ります。)


集合写真

昼食後の13時より、恒例のビンゴゲーム始まりはじまり!!


ビンゴスタート

クラブハウス前に並べられた豪華賞品を前に、あれが良い、これが良いと先ず下調べ。北田様の操作による“パソコン抽選”による番号が発表される度に一喜一憂!!“また無いわ?!!”“〇〇番お願い!!”“次は××番来い!!”と大賑わいでした。景品は1~5等と6等に分かれておりました。なお、ビンゴゲーム開始前にお帰りに成られる方には6等の景品からお好きな物2品をお持ち帰り頂き、運転会にご参加頂いた方には何がしかお持ち帰りいただきました。
(1~5等までの景品をゲットされたラッキーな方々の写真を添付します。)


幸運な方々



今月の私
今月はロケット号を持って行きました。小さい汽車ですので積み込みがとても楽で、それでいて“そこそこ走る”怠け者には最適な汽車です。
今回も先例に従いバーベキューの“屑炭”を使ってみました。問題なく走行は出来るのですが、弁慶号に比べ“火の粉”多い事この上ない状態。やはりボイラー長の短さと、煙室が無い事が災いしていると思います。これに懲りて次回からは石炭を用います。屑炭は着火とクラウスからにします。(背中に小さな火傷!!)
ミーティング後に片付けをしていると辻本様から“澤井さんロケット走らせました??”とのお言葉を頂いてしまいました。いつもの“怠け癖”の賜物です。走行している証拠写真を添付します。(ドライバーは家内ですが。私も走りました。)


ロケット快走

本当に久しぶりの運転会でしたので、走行に必要な物を思い出すのに一苦労でした。何か忘れ物が有るのではと家を出発するまで、何となく不安でした。物忘れが増えて来ました。老いたくは無いと思うのですが、こればっかりは・・・。
追伸:今回はビンゴゲームで全く幸運な事に1番にビンゴが成立して、景品1番をゲット出来ました。実は運転会の帰りにショップに寄って購入しようと思っていた物です。しかし世の中“好事魔多し!”と言いますので、帰り道は慎重に運転して帰りました。


2015年9月おやべ運転会報告

2015-10-01 10:25:19 | 投稿記事

今年も全国から32組が大集合
絶好の運転会日和の中で「ミニSLフェスタin おやべ」が開催されました
会員番号31-117
岸田  弘


今や日本最大のミニ鉄道運転会となった「ミニSLフェスタinおやべ」。今年は、9月20日(日)~21日(祝)に富山県小矢部市で開催されました。この運転会、「クロスランドおやべ」の広大な公園内の一部に常設線608mと公園のシンボル「クロスランドタワー」の前に広がる芝生の円形広場を一周する600mの仮設線を使った全長1200m超の5吋専用線を使った大規模ロングラン運転会で、今年も全国から32組の参加者・車両が集まりました(クロスランドおやべミニ鉄道クラブ員を除く)。

猛暑続きの夏がやっと去り、2日間とも秋の涼しさを感ずる絶好の運転会日和の中で、素晴らしい運転会となりました。

クロスランドおやべ野澤敏夫館長の開会あいさつの後、今年3月の開業に合わせて新製作された、北陸新幹線E7系6両編成が満員のお客さまを乗せて華々しく出発。これに続いて全国から集まった車両が次々と走り出します。


野澤敏夫館長が笑顔であいさつ


このE7系新幹線は、小矢部市・村西さんが、JR西日本から特別に提供を受けた図面から、10分の一のスケールで製作発注したパワフルな車両です。OSの11.3分の一スケールのN700系に比べ一回り大きく、最大26人の乗客・運転士・車掌を乗せて、常設線・仮設線を時々交代しながら入線し、強く存在感を出して走り回っていました。地元を走る新幹線としての期待も高く、今回一番人気の車両でした。


新製E7系新幹線出発(小矢部市・村西さん)


水面に影を写して(小矢部市・村西さん/E7系新幹線)


OSの車両では、藤枝市・池谷さん親子のガス炊きシェイが、縦型エンジンとべベルギアの機械美を見せていました。この他にもEF105や電動機等を2トン車に乗せての参加です。


親子で楽しむシェイ(藤枝市・池谷さん)


焼津市・四ノ宮さんのC21が、池を回る最高地点を通過している前では、奈良市・山田さんのデフ付きC21が、クロスランドタワーを見上げる下り坂を疾走します。


常設線最高地点を通過(焼津市・四ノ宮さん/C21)


下り坂を疾走(奈良市・山田さん/C21)


京都市・八木さんの大型機マウンテンは、一周600mの仮設線をいつものように驀走させていました。


仮設線を爆走(京都市・八木さん/マウンテン)


小型のコッペルは、神戸市・内山さん、八王子市・伊藤さん、西東京市・武田さんの車両が顔を合わせました。武田さんは運客の合間に時々奥さまを乗せて、美しく変化するおやべのレイアウトを一緒に楽しんでいました。


地元CATVの取材の中を(神戸市・内山さん/ドクターイエロー)


運客の合間に奥さまと(西東京市・武田さん/コッペル)


パワーユニット利用機では、船橋市・青木さんが今回はDF50で参加。車輪径からの縮尺で12分の一程度ですが、製作と走行の両方を楽しんでいる様子でした。


製作と走行を楽しむ(船橋市・青木さん/DF50)


新宿区・岸田は、小田急10000型の2両編成で参加。運転席に子供を乗せ、出発の警笛を鳴らして運転士気分を感じてもらいました。今年はビデオ撮影をせず、2日間で34.48㎞も走らせてきました。


運転席に子供を(新宿区・岸田/小田急10000型)


今回は、新登場のE7系新幹線の他、磐田市・寺井さんのエアブレーキ用のコンプレッサーを搭載した500系新幹線、神戸市・内山さんのドクターイエロー等の新幹線が大人気。蒸気機関車組からは、「『ミニSLフェスタ』ではないの」と思わず苦笑していました。


500系新幹線を囲んで製作談義(磐田市・寺井さん)


おやべ運転会の最大の特徴は、全国規模であることと特定クラブ主催ではないため、各地から様々な車両が集まることです。その中でライブファンに人気があるのは、やはり8.4分の一スケールの日本型蒸気機関車。


駿東郡・中川さんのC58+鉾田市・楠さんのC12による2重連が、沢山の貨車を引いて走る姿は、国鉄蒸気機関車全盛期を彷彿させてくれます。


蒸気機関車最盛期を彷彿と(駿東郡・中川さん/C58+鉾田市・楠さん/C12)


府中市・佐藤さんの8620は、今年は客車一両でコンパクト参加の一方、横浜市・大坂さんのC58は、スユ42、スハ42の間に乗用車両を挟み、大型機の編成美を見せていました。


今年は客車一両でコンパクトに(府中市・佐藤さん/8620)


客車牽引で編成美を見せて(横浜市・大坂さん/C58)


香芝市・村本さんのC58は、2日間の運客をしっかり務めた後、家族3世代でおやべの初秋を楽しんでいました。秦野市・杉原さんの9600は世代交代がうまく進んでいるようで、今年はもっぱら息子さんが運転を続けていました。


運客勤務後家族で楽しむ(香芝市・村本さん/C58)


順調に世代交代?(秦野市・杉原さん/9600)


乗客の家族も撮影を楽しむ(横浜市・乾さん/C12)


雷鳥ショーティ(亀岡市・美馬さん/485系)


木曾森林が行く(碧南市・杉浦さん/ボールドウィン)


いつもながら、仮設線の設置やポイント操作をしてくださるボランティアのおやべのお仲間に感謝感謝です。


このおやべ運転会、来年は10周年になるとのこと。
皆さんもぜひ車両を整え、来年参加しませんか。
今年も素晴らしい運転会をありがとうございました。
以上