2018年4月関東支部「八王子運転会」報告

2018-04-18 16:22:30 | 投稿記事

車両2両にギャラリー7人
会員番号31-117
岸田 弘

4月の八王子運転会は14日(土)に開催されました。新学期・新年度スタートのタイミングと「週末は荒れ模様」
との天気予報のためか、車両持参のメンバーは僅か2人。見学者が7人とちょっと不思議な運転会となりました。
幸い関東地方の強風と大雨は日曜日にずれ込み、この日は曇り。午前中は太陽が時々顔を出し、日差しの暖かさ
を感じられる運転会となりました。


■ギャラリーの多い運転会


例年4月末に一斉に咲き誇るつつじは、今春の暖かさの影響で、半数は満開。開花の遅い八重桜との競演が見ら
れました。
ということで、栁町さんのBR24と岸田の長崎電軌3000型を駐機場に置いて、まずはコーヒータイム。普段見ら
れない寛いだ談笑会が始まりました。
2月の八王子運転会でBR24のオイルポンプの不調に気付いた栁町さん、しっかり調整を終え「オイルの減りが
多くなった」と言いながらつつじの林を快調に走り抜けます。


■八重桜とつつじの競演


■まずはコーヒーで寛ぐ


■つつじの林を抜けて/栁町さん(BR24)


この日の早朝、昨年10月のおやべ運転会で名刺を交換し、「ぜひ八王子運転会に…」と誘っていた、春日井市の
井上さんから「これから八王子運転会場に向かいます」との電話を受けたのですが、11時頃には到着。「車に機
関車を積んで来るのでお昼過ぎには到着」と思っていたのですが、「名古屋から新幹線で東京に来て、東京駅から
友人の車に乗って来た」とのこと。早速、栁町さんが客車を連結してレイアウトを案内します。その後、岸田の
長崎電軌3000型を運転して、レイアウトの全体像と感触を体験してもらいました。「路盤(線路)が日本一。レイ
アウトの廻りが木々で覆われて、走行していても気持ちが良い」と好評価の感想。「次はぜひ機関車と一緒に!」
と改めてお誘いしました。


■春日井からのお客さまを乗せて/栁町さん(BR24)


■レイアウトを視察中/春日井の井上さん


岸田は、長崎電軌3000型に小さなお客さまを乗せての運転です。乗客が少ない分3周も乗せることができ、子供
の嬉しそうな笑顔が見えました。


■お客さまを乗せて/岸田(長崎電軌3000型)


2月の運転会で佐藤(正)さんの重厚な自作DC251を運転させていただいた代わりに、今月は佐藤(正)さんに岸田
の長崎電軌3000型で、OSパワーユニットの運転を味わっていただきました。「電気ブレーキの利きがいいね」
との感想をいただきました。


■運転を代わって/佐藤(正)さん


3月中旬からの暖かさで早々に、染井吉野の桜が散り、つつじの半数が満開になったレイアウト。4月29日(日)
の「5月の繰り上げ運転会」では、全数満開の贅沢な景色が楽しめそうです。



唐津ミニSL・関門ライブスチーム・九州ライブスチーム 春の合同運転会in唐津

2018-04-18 09:51:23 | 投稿記事

唐津ミニSL・関門ライブスチーム・九州ライブスチーム
春の合同運転会in唐津

会員番号91-20
野田ともゆき


去る、4月15日。唐津の松浦川河畔公園「ミニSL広場」にて、合同運転会が開催されましたので、報告いたします。

当初の天気予報ではあいにくの「雨」予報でしたが、土曜日から降り始めた雨も、日曜の朝10時前には上がり
気候も程よく、無事開催となりました。

10時前頃↑

まずは九州ライブスチーム会長の嶋田様の5インチ「C57」を8人がかりで車から降ろします。

↑8人がかりでも相当な重さ!

その後、各々協力して準備を進めます。
まずは手際よくコッペルの準備を終えた八谷様が本線へ

↑好調な滑り出しコッペル(八谷様)

親子でご参加 中丸様のコッペル↓


↓さすがの大迫力! 嶋田様のC57


このC57、嶋田様の工作力による出来栄えで、集煙装置・重油タンク・スノープラウと、圧巻の重装備で、走る際の
ドラフト音は、本物さながら。ギャラリーの注目を集めます。

途中、八谷様のコッペルが給水トラブルとなりましたが、中丸様親子により見事に修復

↑中丸様親子による修復とインジェクターの扱い方解説

これも、運転会の素晴らしさです!

↓辛島様の力作「ロケット」


今回は運転台車が間に合わず、展示のみ。

お昼からは常設レイアウト用の7.5インチ 「モーガル」↓


子供達には大人気でした。

乗る方も、運転する方も大満足な唐津での1日でした。


2018年4月 関東支部「蘇我運転会」報告

2018-04-10 08:53:45 | 投稿記事

2018年4月 関東支部「蘇我運転会」報告
会員番号31-117
岸田 弘


4月の蘇我運転会は1日(日)に「花の駅そが」で開催されました。


快晴の空の下で


朝礼では午前と午後の乗車係の責任者を確認。「安全な誘導と確実な乗客数カウント」の業務を委託しました。

朝礼では、役割確認を

駐機場では成田さんがC21のキャブ外装を外しています。声を掛けると「久しぶりの走行を前に、水面計ガラス交換等、整備をしてきたが、注水の結果、
水面計に異物が浮いていたり、配管漏れを発見/異物取り出しと配管締め付けをしている」とのこと。
ピンセットで水面計に浮いたバスコーク片を上手につまみ出し、思わずにっこり。「交換作業後の注水確認等までしておくべきだった」と苦笑していました。

異物を取り出し、思わず笑顔が/成田さん(C21)

その際では西本さんのC6215が「かもめ」の、馬場さんのC627が「ゆうづる」のトレインマークを付けて並びました。
お二人からは「組立て後のトレインマーク取付用の小さなフックの追加工に意外と手間取った/山陽線型と常磐線型では、
砂撒管の外装化に違いがある」と説明をいただきました。49機製造され、各地に配備・転籍したC62は、実機に合わせた改造や追加工も楽しみの一つのようです。

山陽線型と常磐線型のC62が並ぶ/西本さん・馬場さん

運客線では武田さんのN700が、京葉線車両をバックに加納さんの運転で駅を出発。

京葉線車両をバックに新幹線出発

蒸気機関車は大石さん(S6改C56)+守田さん(C21)の重連が活躍。時々、駅で電動ブロアーでの圧力アップをしていました。運客で圧力アップを急ぐ余り、
有煙炭での連続走行で煙管つまりが発生している様子でした。その横では西本さんのC62が快走。乗客の視線を一斉に集めていました。


蒸気機関車3態/西本さん(C62)・守田さん(C21)・大石さん(S6改C56)

自由走行線では、栁町さんのブリタニアが久しぶりの走行です。
昨年9月走行を開始した牛来さんのロケット。運転のコツをしっかり掴んだようで、快調に周回を繰り返し満足の笑みを浮かべていました。

運転のコツをマスターして/牛来さん


沢山のギャラリーの前を行く/栁町さん(ブリタニア)


相変わらず順調な走りを見せる西本さんの山陽線型C62「かもめ」、房総特急列車をバックに爆走していました。

房総特急をバックに/西本さん(C62)

馬場さんの常磐線型C62「ゆうづる」も快走。トレインマークを付けることで、機関車の物語が見えてくるようです。

ゆうづるのマークを付けて/馬場さん(C62)

最高気温が19.4℃まで上がったこの日、芝生に座ってピクニック気分で車両を見る家族も多く、薄雲が浮かぶ青空の下、武田さんのN700が家族
の笑顔を乗せて走り抜けます。
この日の運客は1,014人でした


薄雲が浮かぶ青空の下を/武田さん(N700)