平成29年5月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信
本当に暑い一日でした。5月20日(土)OS法隆寺レイアウトに於いて“平成29年5月法隆寺運転会”が行われました。9時開門前に11台の待ち行列、参加者36名(14時集計)と盛況な運転会でした。
クラブハウス前にはボールドウィンB1が置かれており、試乗会の準備がされていました。
B1
11時45分のミーティングでは最初にOS北田様から“熱中症”への注意が有りました。B1の試乗会を行うとの話が有り、先日“静岡ホビーショー”に出品した所とても好評だったとの事でした。内山編集長から会報-前期の締め切りが今月末、メリケンパーク運転会は神戸市と川崎重工で調整中との事でした。(メリケンパーク楽しみです!!)
当日神戸市環境局 事業系廃棄物対策部の山田様が“バイオコークス”燃料を持って来られ、ミニSL用に用いる事が出来ないかとのお話でした。事業所から排出される廃棄物の資源化、街路樹等の木質廃棄物の再利用化を主に近畿大学との協同研究で製造されているバイオコークス。当日はそば殻、お茶殻、木質のサンプルの紹介が有りました。来月はコーヒー殻のコークスも持って来て頂けるとのことです。(コーヒーの香ばしい香りがするかも・・。)
私のコッペルと八木様のC21で一番細い茶殻の物を使い走行してみました。
私の感想:石炭で火床が出来ていた状態での着火は良く、煙は青淡色、香りは薄いほうじ茶、火力も充分有りそうでした。煙管の汚れに関しては使用量が少なく不明です。
バイオコークス
バイオコークス(茶殻)
バイオコークス燃焼
最後にOS北田様より、B1の購入にあたり、ジャックスの60回分割購入が可能で有るとのお話が有りました。一例として頭金無しフルオプション込みで一月24000円程度でご購入頂けるとのことです。詳細はOSロコ担当までお願いします。
今月の“スピーチ”最年長は大東の吉田様。モデル雑誌の応募券で昭和53年6月のOSショールーム開設時に招待されてからのお付き合いとのことでした。最年少は自称50歳代の名古屋の駒田様。お仕事の関係で1980年に天賞堂からブリタニアを購入されたのが初めてとのことで、そのブリタニアも健在とのことです。(自己申告年齢です。)
集合写真は今月もボールドウインB1を中心にクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!
集合写真
お待ちかねのB1の試乗会は昼食後1時半頃から行われました。準備はOSの北田様と松尾様が行い、蒸気が充分上がった状態で各人本線を1周づつ行うというものでした。
私も試乗してみました。原型機が存在するスケールモデルですので取扱し難い部分が少し有りますが、力は比較的強く、運転しやすいと感じました。大人5人(運転者含め)でも充分余裕が有りました。当日は走行中の石炭の給炭をしませんでしたのでその辺りの感覚は判りません。煙突には金網が置かれシンダーの飛散防止をしていました。金網による燃焼への影響は無い様に思えました。やはり水タンクが小さい様で、北田様が走行されて本線3周が限界とのことですので“増槽”が必要ではと感じます。
試乗
試乗2
不思議パート2
正月に内山編集長のロケット号の不思議が有りました。今月はブロアーファンの不思議!!当日内山編集長は弁慶号でご参加されたのですが、中々石炭に着火しない。私が“火格子外れてませんか?”と言ったものですから、一旦最初からやり直し。火格子は大丈夫でした。それでも上手く行かない。そうこうしていると、ブロアーファンの回転方向が逆で排気では無く吸気になっている事が判明、その後無事着火出来ました。しかし内山様は“おかしい!!前回これで上手く行ったのに。”と得心の行かない表情!!やはり世の中には色々な不思議が有るものですね。
実装準備!!
先月紹介させていただいた、伊丹森田様の自動車の遠隔ドア開閉装置を用いたポイントマシーン。今月は実装準備のためのインジケーターの装着が完了されたとのこと。プランジャー部に発光ダイオードの切替表示灯が付けられており、赤、緑に発光する様に成っておりました。今後はレールの下に実装すべく雨避けアルミケースと表示灯の認識を良くする覆いを取り付けるとのことでした。
(ちなみにこの記事がきっかけかどうか判りませんが、通販A社のサイトで売れ切れ状態が続いているとの噂です。)
ポイントマシーン
今月のニューフェイス
今回紹介させていただくのはクラブ員では無く、OSの社員さんの松尾様。5月1日からロコに配属されたとのことです。正月にご友人と運転会を見学に来られ、その後OSに入社されロコ担当になられたとのことです。当日はB1の準備をされていました。これからも宜しくお願い致します。
OS松尾様
今月の私
先月のリベンジでコッペルを持って行きました。しっかり煙室ドアを閉めて、スチームアップ。問題無く走行出来ました・・・。
今回のミスはパーツのミッシング!!乗用台車と機関車を接続するドローバーの片側が無い!!仕方なく1本で接続して運転はしたものの、レギュレーターを絞ると台車が機関車に追突するので、常に左手で台車との距離を保たなくてはいけない。投炭の時片手ではやはり不便でした。細かなパーツの紛失にご注意下さい。(トホホ)