2014年5月関東支部「八王子運転会」報告

2014-05-27 13:19:32 | 投稿記事

見事なつつじの中に、新車両2両が登場
会員番号31-117
岸田弘

5月の関東支部運転会はGWの混雑を避け、4月29日 (祝)に前倒しして、八王子のレイアウトで開催されました。このレイアウト、4月の桜に続いて5月は見事なつつじが線路を包みます。このつつじを目当てに、ご夫妻や孫を連れた家族が集まりました。

先ずは、武田さん、大山さん、大島さん、守田さんの奥さま方が見守る前で、準備を進めます。

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奥さま方が見守る中、準備が進む

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笑顔で蒸気上げ

大島さんは、突貫作業で組立たばかりのコッペルを、皆が取り囲む中順調に蒸気上げし、本線に出ます。快調な走りを確認し、奥さまとお嬢さまを乗せ、笑顔の新車両披露です。OSの蒸気機関車販売再開と同時に発注し、急きょこの日の運転会に間に合わせようと思い立ち、5日間で組み立てたとのこと。横から奥さまが「その内2日は徹夜です」と…。大島さんは「C62より簡単だった」と言ってました。一気に組み上げる人、加工を楽しみながらゆっくり組み上げる人、楽しみ方は人それぞれのようです。
大山さんも奥さまと一緒に、ブリティッシュグリーンのドルチェでつつじの中を走り抜けます。

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家族を乗せて初運転

守田さん(C21)も、楽しそうに手を振る奥さまを乗せて、大山さんに続きます。

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奥さまの笑顔を乗せて

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ご機嫌奥さま

もう一台の新車両は、鶴見さんのBR24です。こちらは以前キットを購入したまま組み立てていないことを知っているメンバーが「鶴見さんやっと完成したの」と問うと、「別ルートから完成品をもう一台手に入れた」とのこと。丁寧に組み立てられ、火入れもほとんどされていないような車両です。横に並んだ栁町さんのBR24の歓迎を受け、本線を走り出しました。

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BR24が並ぶ

石川安夫さんは、先月デビューしたEB10にビデオカメラを取り付け、タブレットで映像を確認した後、見物のお客さまを乗せて駅を出発して行きました。

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映像をタブレットで確認

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駅は大賑わい

「15時頃から雨」の予報に、早めに昼食が始まり、皆が食べ終わった頃、集合写真を撮りました。今回は、見事なつつじをバックにするため「つつじ駅」前に集合。家族と一緒の賑やかな写真が撮れました。

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家族が加わり楽しさ倍増

岸田(小田急10000型)は、孫の家族と参加。孫は佐藤猛さんのトビーに興味を持ち、運転を教えてもらいながら、何回も周回していました。エンジン好きの佐藤さんのトビーは、小型エンジンで自動車用発電機を回し、電動ドリルのモーターを回すという、廃品を利用した手づくり車両です。

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トビーを運転させて

武田さん(シェイ)は、奥さまと3歳の孫家族、3世代での参加。お孫さんを「鉄好き」にさせたいようなのですが、汽車に乗るよりは、ボール遊びをする方が楽しい様子。同い年の岸田の孫と広い芝生を走り回っていました。

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今日は孫を乗せ、親子三代で

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ゆとりの運転

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つつじ越しに

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ここにもつつじ

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つつじのトンネルを抜けて

予報通り雲行きが怪しくなってきたため、早めに片づけを済ませ、「ミニ鉄道保険」の話題等で情報交換が始まりました。

毎月のように、新車両が加わり、季節の花木と家族の笑顔に包まれ、今回も活気ある運転会となりました。


5月法隆寺運転会

2014-05-20 18:15:28 | 投稿記事

5月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信

今月は暑かった!!朝晩がまだ比較的過ごしやすいので日中の暑さは特にきつく感じられた。(常に日陰で鈍らを決め込んでいる私にとっては苦行の二文字以外何ものでも無い一日でした。)

晴天の5月18日(日)OS法隆寺レイアウトに於いて5月法隆寺月例運転会が行われました。
日曜日ということもあって、ご参加のクラブ員も多く9時開門と同時に駐車場が一杯に成る程の盛況ぶりでした。(49名13時30分澤井集計、見学者含む)

ターンテーブル脇の梅の木は今年も小さいながらもたわわに実をつけており、いよいよ初夏といったかんじでした。早いもので、紅葉の種子も膨らみかけておりました。

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ウメの実

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紅葉の種子

11時45分からのミーティングでは、OS北田様よりOSLSC会報の締め切りが5月末とのことですので、奮ってご投稿よろしくお願いします。
6月7,8日OS関東支部運転会、世羅の6月1日の運転会、7月26,27日のナイター運転会のアナウンスも再度有りました。
内山編集長からは神戸メリケンパーク運転会に約40組50輛以上の参加申し込みが有ったとの報告でした。(大盛況の運転会に成る事間違い無し!!)
また、愛知県蒲郡市からおいでのM谷様の紹介も有りました。「どんぐり鉄道」を主宰されておられ、今回はクラウスの5吋改軌の件でおいでになられたとの事です。(HP有り)

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5吋クラウス

集合写真はクラブハウス前で“ハイ!!笑顔!!”

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集合写真

クラブハウス前では、Y田様の新造機が注目の的でした。下回りはOSトラムのものでJR貨物の電車に仕上がっておりました。その後ろは内山編集長の北条鉄道の電車も連結されており、沢山の“星”のデザインの仕上げに多くの質問が出ていました。

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JR貨物

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北條鉄道



今月の私。
今月もロケット号を持ってゆきました。クラブハウス横の留置線に汽車を置き“イザ”と思っていると、H場様とM馬様から少しロケット号運転のHelp要請が有りました。Helpと言ってもお二方とも汽車は手慣れた方なので、最初の火付けのみお手伝いをして、後は先月お伝えした“少しブロアーを効かせて走る!!”コツを実践して頂きました。お二方とも本線を無事走行され、異口同音に“楽しいが忙しい!!”と言っておられました。M馬様は奥様から“何時に成ったらロケット走るの?!”との事でしたので面目躍如となったのでは。

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M馬様快走!

そんなこんなで赤いロケット号は走行せず、帰路につきました。


富士見市の不死身のブリタニア

2014-05-20 18:08:46 | 投稿記事

会員番号22-02
神田 修身

初めて投稿いたします。

埼玉県富士見市の「武蔵野緑地公園」に、5インチと3.5インチゲージのレイアウトがあり、4月から12月までの第2及び第4日曜日に「富士見市ミニ鉄道クラブ」の運転が行われています。施設は富士見市の所有ですが、会員の車両も多数入線し、公園に集まる多くの人々を乗せて走っております。時には来客が1,000人を超え、蒸気、バッテリー、エンジンの各種機関車がフル走行で捌いています(無論、乗車は無償)。レイアウトは1周約120mの単線エンドレスに待避線、機関区設備からなり、開通当初(1980年頃)は3.5インチゲージだけでしたが、その後5インチゲージが追加されています。

ここには開通当時からの3.5インチゲージ機関車が2両あり、1両はED16、もう1両がブリタニアで、何れも富士見市の所有です。そのブリタニアですが、恐らく日本中で最も良く走っている機関車ではないでしょうか?デフレクターの形状から最初の生産ロットと思われ、以来30数年間、途中何年間か休車の期間もありましたがいまだ現役です。さすがに何回も故障が発生し、そのたびに部品調達で小川精機様に大変お世話になりながら、不死鳥のごとく甦っていて、まさに「富士見市の不死身のブリタニア」です。写真をご覧いただくと判りますが、オプション部品は殆どなくなり(ドンキーポンプその他が以前は付いていました)、弁装置のガタも相当ありますが、6名位の乗客を乗せて快調に走ります。ボイラーもしっかりしており、先日、ちゃんと9キロの水圧で安全を確認しました。

ライブスチームは興味があるが高価だし、それに何年使えるのか?との疑問をよく聞くことがありますが、そのたびにこのブリタニアの話をして懸念を解いております。

写真に同時に写っているもう1両のブリタニアは私の所有で、これも1981年の完成でもう33年になりますが(デフレクターの高さが高いので2番目の生産ロット?)、むろん現役で好調です(スーパーヒータ、灰箱、給油器、安全弁、逆止弁などを交換し、塗装も10年ほど前に塗り直ししました)。また、時には別の会員のブリタニアも来ることもあり、その時は3両の同型機関車が並びます。運転は5インチゲージの方が楽だし、大柄で見栄えもしますが、スタイルの良いブリタニアは中々人気があります。首都圏の方、一度お越し下さい。東上線鶴瀬駅の近くです。

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2014年5月「蘇我運転会」報告

2014-05-08 21:41:52 | 投稿記事

子どもたちの笑顔を乗せて
会員番号31-117
岸田  弘

5月の蘇我運転会は、子どもの日の前日4日(日・祝)に「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。GWの後半、4連休の中日とあって、相当の混雑を覚悟していたのですが、出足はイマイチ。五月晴れの空の下「花の駅」にふさわしく、「ビオラやアイリス」が、美しく咲き乱れる中、子どもたちの笑顔を乗せた武田さんの新幹線N700が走り抜けます。

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美しい花を愛でながら

明日はこどもの日とあって、「花の駅」からハーバーシティのキャラクター「ハバ吉・ハバ花」の缶バッチが子供たちにプレゼントされ、笑顔が広がります。

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可愛いお客さま

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「花の駅」からプレゼント

石川剛弘さんの3歳の息子さんも、車掌役としてメガホンを手に、「安全乗車」を呼びかけます。

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小さな車掌さん

この日、石川安夫さんの8.4分の一のEB10も、蘇我に新入線。運客専用線で運転士を玉田さん、西本さん、大西さんらが次々交代しながら、一日中大活躍していました。肝心のオーナーは、踏切警報器のスイッチ調整や降車係りの裏方を務めていました。

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EB10も運客に大活躍

機関車を見つめる3人の若いビジターに声をかけると、千葉工業大学の学生さんとのこと。「乗り鉄、撮り鉄、模型」と趣味の方向は少しずつ違うようですが、大人を乗せて走るミニ鉄道に強い興味を示していました。西本さんのC62に乗ったり、大西さんのBR24で、機関車に付き添っての運転指導を受け、楽しさの一端を味わってもらいました。

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学生さんの興味を乗せて/西本さん

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生きた教材を提供/大西さん

昼食休憩後、午後の出発前に参加者全員で集合写真。メンバーの持参車両も若干少なめです。

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五月晴れの下で集合写真

自由走行線では西本さんのC62が、ほぼ一日乗車掛を務めていた奥さまを乗せて、安全弁を吹きながら周回します。

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安全弁を吹いて/西本さん

3月の東北LSC運転会に登場した栁町さんのレールツェッペリンが、蘇我にも登場。モーターでプロペラを回転させ、エンジン機のような爆音を上げ、遠慮勝ちに走っていました。実機同様、プロペラでの鉄道運行は、課題山積です。

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蘇我にもレールツェッペリン/栁町さん

いつもは、運客線で頑張っている守田さんのC21。今日は運客をAB10に任せ、自由走行線の花園の中で、ゆっくり運転を楽しんでいました。

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花園の中で/守田さん

石川剛弘さんのEF57は、細密に造り込まれた技巧舎ベースの機関車。妻板屋根が絞り込まれた旧型客車を引いて、列車編成美を見せながら、N700と並走していました。

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新旧の列車が並ぶ/石川剛弘さん

台湾への長期出張が続く加納さん。久しぶりにコッペルで「日本の休日?」を楽しんでいました。

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日本の休日?/加納さん

岸田は、荷物運びのため車両を自宅に置いて手ぶら参加。掲示板の写真取材の合間に、EF57をお借りして先台車付、全10軸のF機ならではの台車の動きを楽しませていただきました。

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10軸のF機を楽しむ

この日の運客は791名。GWに皆さんどこに行ってしまったのかな?。