わるいともだちたち。
最初に思ったのは、あの一人だけ余った元イジメっ子が可哀相だなー、っていうか
完全に巻き込まれてますやん。
まあ、巻き込まれた所で大した同情もないんですけど(笑)。あまりの性格の悪さに絶句したわ。
それもまた自己防衛なんでしょうけどね。
醜い人間が出てくると
それに対する怒りや憎悪の気持ちが沸くじゃないですか?その感覚って大事だと思うんですよね。
その感情によって、自分の正常さを確認出来るっていう作用がある。
怒れる気持ちも大事ですね。
最後の騙し展開にも内心イラッと来ましたけどね(笑)。演技派過ぎて参ってしまう。嫌な人間ばっかりだ!!(笑)。
今回のは
単純に考えれば、由乃の判断が正しかった、雪輝は甘いねって話、要はいつも通りなんですけど
実直にそうは思えないのは
彼にとって友達っていう存在は大切だった、それが突発的なものだとしても
誰かの為にこの能力を役立てたかった・・・っていう
そんな純粋な気持ちからだった、から。
これってある種の成長だと思うんですよ。今までの色々で弱い自分を捨てて、前回だって自分の死を覚悟してまで由乃を助けに行ったあの勇気。
その勇気を今回も生かした、って事なんでしょうけど、それが裏目に出てしまった、と。
その判断は、個人的には間違ってたなんて言いたくはないし
善良な人間ならば
きっと誰もが雪輝のような行動を取ると思う。ただね、そこを無視して、ゲームの為だけに他を犠牲に出来る力・・・
それこそが由乃の本当の強さなのかもしれません。雪輝の強さは、ゲームの中では正直必要のないものだから。
すっごく対照的な二人だと思うんですよね。
だからこそその対比も面白い。
で、行き着く果てを考えた時に、常識的な考えを持たない由乃と
考えを持つ雪輝の、
そんな二人の意志がどう絡まって結末を作り出すのか・・・そこまで描かれるのがなんとも楽しみであります!お互いが違うタイプだからこそ
こういう面白い展開も作りやすい訳で、その点は良く考えてキャラメイキングされてるなー、と原作の質の高さを再確認出来たお話でした。
この後の展開も、っていうか引きだけでも十分ワクワクしますね。日向ちゃん良いキャラだなって思ったら早速敵に回っててチョいショボンだね(笑)。
縞パンは正直眩しかったです。はい。
由乃の爆発がいっつも楽しみな今日この頃。忘れてる部分もあるので、割と純粋に楽しめてます。