君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

タランチュラ/サニーデイ・サービス 11.11.13

2011-11-14 17:24:08 | 今日の好きな歌





気が付けばもう11月中旬なのか。年末までもう少しですね。




そういや、なあなあではっきりと言ってはなかったんですが
向こう6作品、こっち6作品、合計11作品でアニメ感想は回していきます。
減らすどころか増えちゃったよ!的な感じで
まだまだ治まらぬ熱に引っ張られつつ、半々にしたのは雑記ブログといいつつ
こっちも見て欲しいなあ、って気持ちと
まあジャンルを統一するのがどうにも苦手な人間なので。どうやっても雑多な感じにはなってしまうけど
それでも閲覧して下さる方々に感謝しつつ今期もやっていきます。ていうかもう半分ですけどね!

来期は鴨川アニメも始まるし、色々と楽しみな今日この頃
誰かの目に触れて少しでも留めてもらえればこれ幸いでございます。




【第72回】 タランチュラ/サニーデイ・サービス




シングル「サマー・ソルジャー」のカップリング曲でアルバム未収録という
中々に手に入れづらいポジションの楽曲なんですけど
中学生時代に聴いた時から
何故だか不思議と印象に残ってる曲。昔は「タランチュラ~」ってずっと繰り返してるだけの曲だな~って思いつつ
すっごく気になってはいた曲なんですけど
大人になった今聴くと
意外とダークっていうか女性を手篭めにしようとする汚い男の歌で(笑)。
そんな楽曲の構造がまた面白い一曲なんですけど
音も艶っぽければ
ボーカルも若干色っぽくて
でもダーティな世界観と感触なのに、不思議と聴きやすさもあるのは、やっぱり曽我部恵一ならではのエッセンスなんでしょうかね。その辺は流石です。
それと同時にタランチュラってキーワードでこれだけ気持ちを盛り上げれる、気持ちの良い音楽を作れる
その非凡なセンスにも感銘を受ける隠れた名曲って形容してもいいと思える、そんな曲。
耳元で囁くように歌われるその声は時折ゾクゾクもしたり、と
レアだけど聴く価値は十分にあると判断出来る曽我部ファンの視点からオススメする一曲。
今の隠れポジションが何気にもったいないな~、とか、そんな風にもたまに考えたりもします。



(アニメ)未来日記 第6話「マナーモード」 感想

2011-11-14 00:44:20 | 2011年 秋アニメ





DT卒業フラグか。




あれですね、パッと見、オーソドックスなラブコメに思えて
水面下で受け入れなきゃ手に掛けてやる、っていう恐ろしいオチが待っていたっていう(汗)。
お母さん何も知らずに、アピールしている由乃を可愛がって世話を掛けてたけど
あれ実は審査されてるのはお母さんの方だったんですね、という。う~ん知らず知らずの内に皆が生命取りゲームに参加させられているなあ(苦笑)。
勿論それがなければ普通に笑えて楽しくて、女の子の可愛さも堪能出来て実際出来た感覚もあったんだけど
油断してると不意に突き落とされるからドキドキしますね「未来日記」は。最後の子供も、まあ知ってたんですけど
それでも普通に無邪気さを装って命を取りに突っ込んでくるし、もう何を信じればいいのかも分かんねえよ、って思わざるを得ないね。

でもその無差別な感じっていうか
いつ何時何が起こるか分からないスリリングさは個人的には好きですね。
現実だって、小説漫画よりビックリする奇天烈な顛末が待ってたりしますもんね。そういった意味で、やはりこういう物語も必要なんだと思う。
平和ボケと無秩序を両方楽しめる人間でいたいかなあ、と。

しかし冒頭から由乃さん飛ばしてますね~(笑)。もう完全に犯罪者の手口じゃないか。
勝手に部屋片付けて、物のありかを把握して、母親に刷り込み母親が自分を受け入れるか審査してOKだったら
一気に未来を見せてその気にさせて畳み掛ける。これ本当に悪質なストーカー以外の何者でもねえよ!(笑)。特に抱く抱かない云々は
チェリーボーイにとっては相当な揺さぶりになるでしょうしね。う~ん今週の由乃さんは可愛いように見えていつも以上に獰猛でしたね!
表向きに出さない分、これはこれで非常に怖いし厄日だって言うのも分かるなあ。しかも、その厄日はもう何日も何日も続いてる訳じゃない?(笑)。
一難去って、また一難。次は子供さんのおでましだよ。子供に手を掛けられるかな?それとも足元掬われるかな?原作の映像化の上手さって点では
正に比較対照であるデスノ、シュタゲ並みのセンスを感じますが。オマケもまた脱力系でゆるく楽しめました。ムルムル何気にキュートだなあ。




しかし裸コレクションって、お母さんさり気にちょっと偏愛入ってる? でもそんなネジの外れ方も「未来日記」らしいと言えばらしいですよね。