君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

フェンスのある家/OGRE YOU ASSHOLE 11.11.6

2011-11-07 10:48:40 | 今日の好きな歌





サカナの幕張行きたかったな。




12月に「らき☆すた」の新刊が出るそうです。
今年はもう出ないのかな・・・と思ってただけに、これは嬉しいお知らせ。
元々この作品はアニメになる数年前に雑誌で知って
それから単行本が出て買って、なんとなしに重要な漫画になってて・・・付き合いはかなり長いですね。
っていうかあと数年で連載10年くらいになるんじゃないかなあ。
今や彼女らも大学生ですけど。
日常系4コマは卒業して終わり、っていうジンクスというか規定を打ち破った希少な漫画。
去年はそらおとやスト魔女とコラボした限定版出してたけど、
今年は何になるのかしら。
以前は「未来日記」のコスプレとかしてましたけどね(笑)。今年はやっぱ某魔法少女か?




【第65回】 フェンスのある家/OGRE YOU ASSHOLE



どんどんと一見さんお断り的なバンドになってますけど
初心者入りづらくなってるけど
新譜はその最たるものでしょう。少なくとも「homely」を最初に聴くのはオススメしないな~。
でも作品としての完成度はめちゃめちゃ高いって思います。
以前は本館で「ライフワーク」を単体で記事にして取り上げましたが
あの曲は本当に名曲で、
でも実験精神ならこの曲のが上でしょうね。

女性のポエトリーリーディングから始まって
そのまま何分か過ぎた頃に
出戸学の昔の童謡みたいな歌声が聴こえて、それが終わっても曲は続き
最後はインスト・ソングみたいなテイストになって
長丁場の曲が終わる・・・と
最もチャレンジングな曲である事は間違いありません。それに加えて、未曾有のフラット感といいますか
落ちても上がってもいない、中間地点の表現って意味合いでもこの曲は優れていて。
嘘なのか、真実なのか、どっちかよく分からない。その狭間で生きる我ら。
なんてのは多少大げさな形容ですけど
派手さはなくとも
感受性には大きく作用する、そんな曲にはなってるんじゃないかと。


【決めたつもりが 誰かの思い通りだった】

一見自由に、好きにやってるつもりでも、誰かの手のひらの上だったり、思惑通りだったり
ただ単に乗せられているだけだったり。そんな日常に対する懐疑の曲でもあると思う。



(アニメ)未来日記 第5話「ボイスメモ」 感想

2011-11-07 00:55:33 | 2011年 秋アニメ





あの日、失くした大切な・・・・。




いや、もうね、結末分かってても、このオチは堪えるなあ・・・!と。
だって最後の最後まで何にも報われずに終わってしまったわけじゃないですか?
ちょっとした救いみたいなものはあったけど
基本的には
大嫌いな信者と、少年の裏切りと、救われない過去と、待っていたデッドエンド。何かいいとこあります?彼女の人生。
いや自業自得な面も往々にしてあるのは認めますけど
あそこまで酷い人生だった、って表現されるとなんかこう、観終えた後に物凄い虚脱感が・・・。こりゃ相当に負担が来るぞ!この後の展開もアレだぞ!

って事で、由乃のレ○プ未遂も、みねねと刑事の不思議な繋がりも、戦隊モノのコスプレも、その後の自爆も
何かもを置き去りにして、そんな椿の顛末に感情を揺さぶられた1話でした。
なんかもう、これしか書けねえ思い浮かばねえ。
せめて
あっちの国では・・・ってこれでどっか行けるのだろうか。よしんば行けたとしても天国ではないような・・・。
まあその分視聴者の私が悲しみますよ、って事で。なんかもう鬱になるなあ。はあ。


人間は不思議なもので、
こういう残酷なものだったり
儚い顛末にカタルシスを覚えるのが性である訳で。
そこはもう
取り繕っても、ゴマかしても絶対に。っていう意味で、やっぱりこういう無慈悲な物語も必要ですよね。
誰の中にも猟奇的で残酷で、悲哀を愛する精神は眠ってるはずですからね。要はバランスって事なんです。

最後に由乃のハッピーエンドフラグが復活したのがちょっと象徴的な出来事でした。
誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている。それを忘れちゃいけない。生物の死によって生命が保たれているように。
原作読んでても良くも悪くもグッと来てしまうお話でした。合掌。