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おんらく館~のこぎりものには福がある~

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ガメラ3部作

2014-08-03 | 映画
ゴジラ還暦を記念して、ここのところゴジラシリーズを結構見ている。

まだ全部見たわけではないけど、今この年にして見てみると
以外にも平成シリーズより昭和シリーズの方が面白い。

で、ふと、評判の良かった平成ガメラ3部作を今見たらどう感じるかと思って、改めて見てみました。

うん、やっぱり面白い!

で、ゴジラシリーズとは根本的に作り方が違いますね。

ゴジラシリーズは、まず怪獣ありきで、怪獣が街を破壊する、人類が反撃する、という図式の元に作られてるように思います。

ところがガメラの場合、もし怪獣が現れたら?どういう理由で怪獣が出現するのか?その時世界は?
というシミュレーションの元に作られてますね。
特に時代的にも世紀末の黙示録と絡めて。。。

故に戦闘もリアリティを出すために特殊兵器は一切なく、こういう場合自衛隊がどう行動するか?というのを考えて演出しているし
何よりも破壊される街等のミニチュアの作り方、見せ方がゴジラとは全く違う。

ゴジラの場合、とにかく名所を成功に作り上げて、それを一気に破壊する所にカタルシスを感じるのですが、
ガメラは物語上こういうところに出現して、こういうことをするだろう、というのが前提になってるので
以外にも名所や高い建物が出てこない。

あおりのアングルが話題になりましたが、電柱やポスト、自販機等日常のものを手前に配置することでリアリティを増している。
それもあってあおりが必然的に多くなったんだと思います。

ミニチュアの造形だけだったらゴジラの方がリアルに作ってあるんだろうけど、作品上のリアリティはガメラのほうが断然上になるわけです。

3作目の「イリス」は、当時も今も同じ感想で、少女にスポットを当てすぎたな、という若干の残念はあるんですが、
連続で見たことで、以前はあまり感じなかった世界の終末が結構ぐいぐい迫ってきました。

なるほど、あそこで完結する(せざるを得ないわけだ)というのがようやく腑に落ちました。


怪獣映画ファンの方からすれば、今頃何を言ってるんだ?的な内容でお恥ずかしいですが、
ここにきて怪獣映画の面白さと奥深さをまた少し実感できた気がします。

そういえば、ゴジラシリーズはほとんど見て来ませんでしたが、それ以外の怪獣映画は意外に見てるかも・・・(^^)






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