もう1週間経ってしまいましたが、先週演奏を行った日に新しく弓を買っちゃいました。(前にも触れてますけどね)
でも当初は買うつもりはほとんどなかったんです。
そのときヤマハ銀座店では弓フェアの真っ最中(というか終盤?)で、本来は演奏が終わった後、帰りに寄ってみようかと思っていたんですね。
ところが思いのほか順調に車が流れていて、このままでは早く着きすぎる!てな感じになったとき、丁度日比谷にいました。
東にちょっと走れば銀座じゃん。
ということで、急遽寄り道をして往きにヤマハに行くことにしました。
弓フェアでは普段在庫してない弓も色々あるということなので、そういうものを色々試すのも面白いと思うんですが、
今一番の関心事は、ヴァイオリン弓とヴィオラ弓のどちらが良いか?ということ。
またHPの方でも弓の紹介にちょっと力を入れているので、そこに紹介できるレベル(?)で色々弾き比べができないか?というのが先行してました。
往きに寄ってるので時間もあまりないしね。。。
まず目に入ったのが杉藤のNo.300がある!
実は意外にも杉等のヘルナンブコ材のヴァイオリン弓は試奏したことなかったんですよね。(ヴィオラ弓は持ってるけど)
他にアルシェのSAモデルを3種(価格別)。
あとは店員さんに勧められたフィンケル。
以前から気にしていたベルナール。
それに10万円前半くらいまでの価格帯での同じメーカーを含めたヴィオラ弓と全部で10本強。時間ないのに・・・
で、感想はというと、基本的に今まで思っていたことと変わりないですね。
ざっとの比較はHPの「弓・マレット」のページに書いてあります。
ベルナールはやはり華やかで良い音なんだけど、以前の感想と同じく棹が柔らかい。
つまりパワーが出せない。
ヴィオラ弓もやはり以前からの印象通り。華やかさと広がりがヴァイオリン弓に比べると欠ける。。。
そんな中、フィンケルの弓が他と比べてパワーもあって音も割りと華やかで広がっていて目を引きました。この時弾いたのはNo.12。
店員さんにお願いして、同価格帯の棹が固めの他の弓を持ってきてもらう。
アルコスを含めて2本用意してもらいました。(もう1本は何だったか忘れちゃいました。。。)
だけど、どちらもフィンケルにはかなわない。
で、実はここで購入を決めました!
理由のひとつに「本番がこれから」
つまり「早速おニュウの弓を披露できる!」
ってことが大きかったです。
しかし梱包の準備をしてもらってる中、ふと気になってフィンケルの他の価格を今一度試させてもらうことに。
No.8と12は既に試したので、上の価格帯であるNo.14,140,160を持ってきてもらって弾いてみた。
8には特に魅力を感じませんでした。(他社と大した違いがない)
12が良いな~と思ったんですが、140と160はその12と違いを感じませんでした。
しかし、間の14だけ全然違う!
ちょっとやかましすぎると感じるくらいパワーがあって倍音成分も華やかで良い!!
他のフィンケルと全然傾向が違って異端児的印象を受けました。
12がそういう音なのか、たまたまこの1本がそういう出来になったのかわかりません。どちらかというと後者な気がする。。。
さすがに悩みました。
妻も同伴だったんですが、「登山も道具にはお金がかかるからね~。私はノーコメント」だそうです。
つまり相当自分も使い込んでるってことだな!(汗)危うしおぎはら家・・・(爆)
ただ決め手がピアニシモでの試奏。
自分が持っているクリスチャンも含めて、他のフィンケルはピアニシモで鳴らすと、音自体が弱くなるんだけど、この14だけすごくしっかりと発音してくれる。
この会社、20万だか30万だかを超える製品から製作者の名前入りになるそうで、つまりそれ以下の価格の弓は名もなきお弟子さんたちの作らしいです。
でも、この弓がホントに異端児的当たり商品であるならば、何れこれを作ったお弟子さんは立派なマエストロになるであろう!
と
信じることにしまして、昨年に引き続き清水の舞台から飛び降りてしまいました。(笑)
結果は、北とぴあに聴きに来てくれた方は体験していただきましたが、実によく響きました。
ところどころ鳴り過ぎだなと思った箇所さえありました。(苦笑)。。
ちなみに松脂はお店では「アルシェ」のものを塗っていましたが、会場で「GUSTAVE BERNARDEL」という華やかタイプに塗りなおしました。
ところが、今度は倍音成分がきつくなりすぎてちょっと耳にうるさい。
すぐに元のアルシェに戻しました。
松脂も色々ですね~。。。
あ、ちなみにここ1年くらい疑問に思っていた「ヴァイオリン弓とヴィオラ弓のどちらが良いか?」に関しては、
棹が硬くて腰があるならば「ヴァイオリン弓の方が良い!」という結論になりました。
良いヴァイオリン弓ならヴィオラ弓に劣らないくらい低音もしっかり鳴りますし、だいたいのこぎりは36インチでも最低音はヴァイオリンのそれよりも高いんだから、当たり前っちゃ当たり前ですよね。。。
しかし、こんなに弓にこだわってるのこぎり奏者って他にいるんだろうか?・・・・・・
でも当初は買うつもりはほとんどなかったんです。
そのときヤマハ銀座店では弓フェアの真っ最中(というか終盤?)で、本来は演奏が終わった後、帰りに寄ってみようかと思っていたんですね。
ところが思いのほか順調に車が流れていて、このままでは早く着きすぎる!てな感じになったとき、丁度日比谷にいました。
東にちょっと走れば銀座じゃん。
ということで、急遽寄り道をして往きにヤマハに行くことにしました。
弓フェアでは普段在庫してない弓も色々あるということなので、そういうものを色々試すのも面白いと思うんですが、
今一番の関心事は、ヴァイオリン弓とヴィオラ弓のどちらが良いか?ということ。
またHPの方でも弓の紹介にちょっと力を入れているので、そこに紹介できるレベル(?)で色々弾き比べができないか?というのが先行してました。
往きに寄ってるので時間もあまりないしね。。。
まず目に入ったのが杉藤のNo.300がある!
実は意外にも杉等のヘルナンブコ材のヴァイオリン弓は試奏したことなかったんですよね。(ヴィオラ弓は持ってるけど)
他にアルシェのSAモデルを3種(価格別)。
あとは店員さんに勧められたフィンケル。
以前から気にしていたベルナール。
それに10万円前半くらいまでの価格帯での同じメーカーを含めたヴィオラ弓と全部で10本強。時間ないのに・・・
で、感想はというと、基本的に今まで思っていたことと変わりないですね。
ざっとの比較はHPの「弓・マレット」のページに書いてあります。
ベルナールはやはり華やかで良い音なんだけど、以前の感想と同じく棹が柔らかい。
つまりパワーが出せない。
ヴィオラ弓もやはり以前からの印象通り。華やかさと広がりがヴァイオリン弓に比べると欠ける。。。
そんな中、フィンケルの弓が他と比べてパワーもあって音も割りと華やかで広がっていて目を引きました。この時弾いたのはNo.12。
店員さんにお願いして、同価格帯の棹が固めの他の弓を持ってきてもらう。
アルコスを含めて2本用意してもらいました。(もう1本は何だったか忘れちゃいました。。。)
だけど、どちらもフィンケルにはかなわない。
で、実はここで購入を決めました!
理由のひとつに「本番がこれから」
つまり「早速おニュウの弓を披露できる!」
ってことが大きかったです。
しかし梱包の準備をしてもらってる中、ふと気になってフィンケルの他の価格を今一度試させてもらうことに。
No.8と12は既に試したので、上の価格帯であるNo.14,140,160を持ってきてもらって弾いてみた。
8には特に魅力を感じませんでした。(他社と大した違いがない)
12が良いな~と思ったんですが、140と160はその12と違いを感じませんでした。
しかし、間の14だけ全然違う!
ちょっとやかましすぎると感じるくらいパワーがあって倍音成分も華やかで良い!!
他のフィンケルと全然傾向が違って異端児的印象を受けました。
12がそういう音なのか、たまたまこの1本がそういう出来になったのかわかりません。どちらかというと後者な気がする。。。
さすがに悩みました。
妻も同伴だったんですが、「登山も道具にはお金がかかるからね~。私はノーコメント」だそうです。
つまり相当自分も使い込んでるってことだな!(汗)危うしおぎはら家・・・(爆)
ただ決め手がピアニシモでの試奏。
自分が持っているクリスチャンも含めて、他のフィンケルはピアニシモで鳴らすと、音自体が弱くなるんだけど、この14だけすごくしっかりと発音してくれる。
この会社、20万だか30万だかを超える製品から製作者の名前入りになるそうで、つまりそれ以下の価格の弓は名もなきお弟子さんたちの作らしいです。
でも、この弓がホントに異端児的当たり商品であるならば、何れこれを作ったお弟子さんは立派なマエストロになるであろう!
と
信じることにしまして、昨年に引き続き清水の舞台から飛び降りてしまいました。(笑)
結果は、北とぴあに聴きに来てくれた方は体験していただきましたが、実によく響きました。
ところどころ鳴り過ぎだなと思った箇所さえありました。(苦笑)。。
ちなみに松脂はお店では「アルシェ」のものを塗っていましたが、会場で「GUSTAVE BERNARDEL」という華やかタイプに塗りなおしました。
ところが、今度は倍音成分がきつくなりすぎてちょっと耳にうるさい。
すぐに元のアルシェに戻しました。
松脂も色々ですね~。。。
あ、ちなみにここ1年くらい疑問に思っていた「ヴァイオリン弓とヴィオラ弓のどちらが良いか?」に関しては、
棹が硬くて腰があるならば「ヴァイオリン弓の方が良い!」という結論になりました。
良いヴァイオリン弓ならヴィオラ弓に劣らないくらい低音もしっかり鳴りますし、だいたいのこぎりは36インチでも最低音はヴァイオリンのそれよりも高いんだから、当たり前っちゃ当たり前ですよね。。。
しかし、こんなに弓にこだわってるのこぎり奏者って他にいるんだろうか?・・・・・・
お褒めいただきありがとうございます。
まあ、ヴァイオリンのん千万に対する弓(何百万)に比べれば桁の違う安さですけど、やはり貧乏庶民ですからね~(笑)
これから活躍させてあげたいです。