おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

ゴジラ音楽祭

2015-01-18 | 音楽・イベント
今日は渋谷はNHKホールへ、「ゴジラ音楽祭」に行って来ました。
「聴きに」というべきか「観に」というべきか困るコンサートですが・・・

というのも、メインは1954年のゴジラを上映し、効果音、セリフはそのままにBGMだけリアルタイムで生オケで再現するという企画。

昨年もやって好評だったための再演!でよろしいんですよね・・・?

行きたい!けどチケットが高くて買えない!!
と指をくわえておりましたら、運よく「行けなくなったので差し上げます」というお方と遭遇!!!

お陰で堪能してまいりました。
本当にありがとうございました!!! あ、その人もGさんだ(^^)


お目当ての映画は、音楽が変わるだけでこれほどまでに印象が変るものなのか~!と衝撃すら覚えました。

一番印象深かったのは、いわゆる「ゴジラのテーマ」ですが、
元々は人間のためのテーマだということなのですが、それが実に腑に落ちるというか、「人間頑張れー」という応援歌に聴こえてなりませんでした。

そして映像もキレイに復元されてることもあると思いますが、演技も特撮も迫力が半端なかったです。
特に特撮は、現在のCGにも負けないんじゃないか?と思うくらいのリアリティと迫力を持って迫ってきました。

生オケのBGMに関しても、1曲1曲がまるでジルベスターのカウントダウンコンサートを聴くように、ピタピタッとハマルさまがまさに職人芸!
指揮の和田さんは相当練習されたのではないか?と思ってしまいましたが、いかがでしょうか?(^^;)

しかし1時間40分ほどの本編で、ずっと緊張しっぱなしのオケもさぞかし大変だったろうと思います。暗いし。。。

でも、間違いなく上映当時の録音よりもはるかに時間をかけて準備されてる「音」で、その艶と迫力はどんな劇場で観ても今日の演奏にはかなわないでしょうね。



ただ、ちょっと残念なところもありまして、

僕が見たのは2階席の前から2列目。なかなか良い場所なんですが、聴こえる音が全部と言っていいほどスピーカーからの音。
生音も鳴ってるはずなんですが、ほとんど耳に届いてきません。

これ、映画のBGMとしては、なんの違和感もなく一体として聴こえるんですが、

折角会場に居るのに臨場感が伝わらない。。。
むしろ生とスピーカーのギャップを楽しみたかったくらい。。。

更には、第1部で「SF交響ファンタジー第1番」とアンコールでも演奏されたんですが、それぞれ聴こえてくるのは片方のスピーカーからの音。

同じ空間に居るはずなのに、まるでスクリーン等で別の映像を観賞しているよう。
ホールの音の広がりも感じられなかったのが非常に残念でした。。。

事前にそれを聞いて、1階席の中央で聴いていたという知人は、生音の迫力で存分に楽しまれたようです。良かったですね♪


トークショーでの宝田さんの暴走ぶりも楽しかったし♪(^^)
薩摩さんを始め、知り合えた方たちとの再会も楽しかったです。


トータル、とてもステキな晩でした。