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おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

今日から始まりましたリハーサル

2019-06-12 | のこぎり
いよいよ今週の土曜日です。
佼成ウィンドオーケストラ第144回定期演奏会!

https://www.tkwo.jp/concert/subscription/144.html

当日は4曲演奏されますが、リハ順では自分が最後なので朝はあわてずに出かれられます。アリガタイ(^^)

それでも余裕を持って到着し、控え室でのんびりしてましたが、折角なので1つ前のR・ジェイガーという人の「壁」という曲を見学させてもらいました。


いやあさすが佼成ウィンド、上手い!
そしてそれ以上に、ムズイ!!

おそらく各楽器の限界レベルで譜面が描かれているようです。

ちなみにこの曲は、グラスハープに人の声まで入っています。

聴き応えがあって通しで聴いてみたいですね!


いよいよ自分の参加する「トーンプレロマス55」。
リハは緊張する~!(笑)

指揮者の大井さんは穏やかに勧めながらも明確なビジョンを持っているので、分かりやすく的確な指示を出されます。
指示後の演奏もハッキリと良くなります。


そして解釈も岩城さんとは全然違う感じで(実際のところは良く覚えてないけど・・・)、今まで聴いたことないような「トーンプレロマス55」になるのではないでしょうか。


ちなみにV.ネリベルのシンフォニック・レクイエムが当日のトリですが、これも相当凄そうですよー!!


6月15日、まだ予定が決まってない方はぜひ池袋芸術劇場へ。
13時開場。14時開演です。
















オープンシアター

2019-06-04 | 音楽・イベント
新作ゴジラを観てきました。
ハリウッド版は前2作とも結構好きだったので、それなりに期待していったんですが・・・
最初の10分で肩透かしをくらって、そのままラストへズドーン!

ランペイジはめっちゃ面白かったのに、何故こうも違うんだろう?
というのが現在の悩みです。。。




さて、記憶が消えてしまう前に(自分のブログってずっとこんな感じですね・・・)


6月1日に神奈川県立音楽堂の「オープンシアター2019」に行ってきました。

友人が関係していることもあってですが、丁度近くに調律の仕事を入れていたので、寄る事が出来ました。

目的地は「ゆれる糸の部屋」

ストリングラフィという楽器を使ったワークショップでした。


ストリングラフィとは何ぞや?といいますと、

簡単に言うと、糸電話の糸の部分を指でこすって音を鳴らす楽器のことです。
作曲家の水嶋一江さんが考案して、現在は多数の奏者がいるそうです。





過去に写真で見たものは、部屋の端から端に平行に糸を渡して演奏しているものでしたが、今回はピアノを中心に放射線状というかあちこち自由な方向に張られていました。




ワークショップでは、集まった子供に紙コップと糸を渡して簡単な工作で組み立ててもらい、そのまま壁のあちこちに貼り付けたフックに引っ掛けて自由に鳴らしてもらおうというもの。






自分も(子供たちが帰った後に)やらせてもらいました。

白手袋をはめてこすりますが、実は糸の方に松脂をあらかじめ塗っておくそうです。
手袋だと効果が薄いと言ってました。

そして、思ったより大きな音が出るのと(松脂の量にもよると思いますが)、ちょっとした加減ですごく音色が変わること。

小鳥のさえずりから鶏の断末魔まで(笑)


これ、結構難しいぞ!



ピアノからは、弦に直接糸が結び付けてあって、その弦を鳴らすと共鳴が発生するという仕組みになってましたが、そこに対しては音楽的にもう一工夫欲しかったな、と思いつつ、色々新鮮なアイディアに満ちていて、なかなか興味深かったです。


他にも面白そうな企画があったんですが、時間もなかったのであとはふらふら眺めた程度で退散しました。














調律世界大会その2

2019-05-29 | 調律
つづきです。。


もう一つ「桒形亜樹子のチェンバロレクチャーコンサート」というのが思いのほか面白かったですね。
失礼ながらこの先生のキャラに寄る面白さも相当加わっていたようにも思いますが・・・



用意されたチェンバロというのが、上下2段鍵盤で、それぞれ違う弦を演奏できます。

つまり、上下段で違う調整の調律を用意することが出来るわけです。



片方をミーントーン(長三度純正中全音律という古典調律)、片方を平均律(現在一般的に行われている調律)にして、必要に応じて弾き比べをしながらの講義でした。

例えば、バロック時代の曲を平均律で弾いてみたり、バッハの平均律クラヴィアを平均律とミーントーンで弾き比べてみたり。

またそれに対していちいち「私はこれは好きだ、嫌いだ」と感想を加えたり。。。(笑)


それはともかく、実際に音を比較しながら演奏を体験できるというのはやはりスバラシイと思います。

自分は今「平均律」しかやりませんが、「古典調律」というのも以前よりちょっと興味が湧きました。


ついでに記しておきますと、「平均律」は長三度がキタナイ、というのが普通に耳にする評価なんですが、「平均律」に慣れている自分の耳には「古典調律」の五度の唸りの方がよほど気になってしまいました。
つまり、どこをキレイ、キタナイというのは結局慣れなのだな、と・・・


更には、常識として教わった「古典調律が色々変化していって平均率にたどり着いた」というのは実は真っ赤なウソである、という説には驚きました。

なんと紀元前400年(だったかな?)には平均律を思わせる記述も残されているようで、それはピタゴラス音律よりも古いということです。

またその後の歴史の中でも随時あちこちで平均律をあらわしているだろう文献が残っているとの事。

つまりミーントーン、キルンヴェルガー、ヴェルクマイスターなどの古典調律は、平均律を横目で見ながらも「より美しい和声」を求めて作られたものなんだな~ということ。。
それからフランスだったか(いちいち記憶があいまい・・・)、都市と田舎で音楽の調整が違ってたりなんてこともあったようです。

楽器にしても「リュートやヴィオラダガンバ」などは当時から平均律だったようで、鍵盤楽器は必ずどこかに不協和音が入ってしまうため、鍵盤数を増やして純正調のものをこしらえたりもしたそうです。


実はこのレクチャーの後に、楽器博物館に行って来まして、その実物というのを早速拝むことが出来ました。



写真からでもかなり尋常でないことが分かると思います(^^;)


ただし、この楽器博物館、展示楽器に触れることが出来ないので肝心の音がサッパリ分かりません。

結構フラストレーションを溜め込んでしまいました。。。(苦笑)


まあそれでも興味深かったり単純に面白かったり出来るものも多数あり、充実はしました。


その中で、昔のピアノにはペダルが沢山ありました。というもの。



その説明がこちら




また、両側から演奏できるピアノとか






ピアノじゃないし、たまたま船の模型から作りましたよ、っていうヴァイオリンとか。



弾きにくそうだし、音もどの程度のもんだか・・・?(^^;)

あとは見てるだけで圧巻のアジアの楽器。



などなど・・・
触れないけど撮影は自由でした。

夜はコンサートも開催されました。



初日がピアノソロ。二日目がピアノと尺八によるジャズ!



そうそう、会場はコングレスセンターというところで



屋上広場みたいなところがあって、そこにショパンの像もありました。



さすが浜松!


ついでに、物販コーナーに展示してくれていたチューニングハンマーのいろいろ。



面白いでしょ!(^^)















調律世界大会

2019-05-27 | 調律
正しくは

「第21回 IAPBT 浜松大会」

IAPBT(International Association of Piano Builders and Techbicdians)
目的:日政治的に世界のピアノ技術者及び製作者の輪を構築し、その自由を奨励する。
目標:技術情報や関連するあらゆる事項についての交換手段を提供しその自由を奨励する。

1979年発足以来、隔年世界各地に於いて、各国代表による総会やシンポジウム等を通じ技術情報の交換や有効を深めて参りました。今年20年ぶりに静岡県浜松市で開催されます。

というものに参加してきました!


「世界大会」という名称でずっと言われていたのでタイトルもそうしましたが、その字面とは違う内容のものでありますね。。。(笑)
調律技術を競い合う、というものではありません。念のため(^^)




5月25日、26日の2日間にわたって行われ(海外からの方は27日にヤマハ、カワイの工場見学がツアーとして入っていましたが)、アクトシティ浜松コングレスセンターを借りて物販やセミナーを繰り広げられました。
各日夕方からはコンサートもあり。


物販や紹介コーナー



日本の調律師協会全国各支部がそれぞれ、自分の地域のアピールや商品の紹介をしています。
日ピで作ったというTシャツと、技術書、ちょっとした工具、部品を買いました。

別のフロアにて、今月頭に購入したチューニングハンマー製造の「ひびき工房」のブース。
朝一から大勢の人で賑わっています。





セミナーは、各メーカーや理論、製作等12あり、それを各日4会場で1日3枠で行われています。
つまり最大で6つ、全部は見られません。なので面白そうなものを取捨選択するわけですが・・・


自分が見た中でも面白いと思ったのが3つあったので、それで良しとしましょう!(^^)


そのひとつが「リラピアノ修復の軌跡」



こんな形のピアノです。


昨年11月、栃木の小野工房に行ったときにあったピアノ、そのときはまだボロボロでした。
それを如何に修復、復元したか?という内容でしたが、何しろ半年前の状態を見ているので余計に興味深かったということもあるのでしょうね。

鍵盤アクションモデルもありまして、それも作ったとの事!(こっちのほうが大変だったとか?)




他のリラピアノに多いアクションが下の写真


比べてみると分かりますが、形が全然違いますね。

今回の修復ピアノは、鍵盤がくの字型に曲がっていてアクションが下に沈みこんでます。
このお陰で色んな調整が大変。。。



破損したりなくなっているパーツを新たに作りつつ、なるべくオリジナルを残すよう試行錯誤しながら製作されたそうです。


最後には外装を取り外して触らせてももらえました。




鉄骨がなく、細い鉄の弦(現在は鋼鉄弦)。そしてハンマーはフェルトではなく皮製。
よって音は現在のものとは全然違いますが、これはこれで味があり、最近はこの音も好きになっています。
鍵盤のタッチの深さも現行ピアノの半分くらいなので、同じ曲でもテクニックや印象はまるで違うものであることが容易に想像できますね。


つづく















パーツの自作

2019-05-21 | 調律
お世話になっているライブハウスのピアノ。

古いNYスタインウェイ!

先輩調律師から引き継いでやらせてもらっています。。。


で、その中のソステヌートの突き上げパーツですが、最初から壊れてました。。。(^^;)
どう見ても強度の面で設計が悪いのではないか??

だましだまし何度か修理してましたが、ついに回復不能と判断して、同じようなものを自作しました。



言うまでもないですが、右が元のパーツ。左が自作パーツ。

中央にある(謎の)丸パーツは省略しました。
どう考えてもこのパーツのお陰で貧弱になってるし、これをつける意味が分からん。。。

ご教授いただけましたら、素直にお聞きしたいところですが・・・



で、ちょっとドキドキしながら組み込んでみました。

若干削りなおしの寸法あわせをしましたが、なんとか無事に装着!
動いてくれました。

あとは経過観察ですね。。。



マスターから「器用ですね~」と感心されましたが、調律師さんって結構こういう工作上手な人が多いと思う。