松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

我が保険会社との闘争(最終編)

2012-01-11 16:32:48 | なんでもない日々
夏に、多摩を根城にしている悪質タクシー会社、龍生自動車(仮)に当て逃げされた松浦です。
その後、意味不明の説明やらいいわけやらを聞かされて、昨年12月まで一文も賠償していない会社ですが、人身事故については自賠責に被害者請求をすることで医療費の実費と、わずかではありますが賠償金を取り戻しました。
残るは物損ですが、こちらも交通事故紛争処理センターを利用し、日本興亜損保(仮)を呼び出したところ、少しずつ話は前に進みなんとか人身の賠償金も合わせて考えると、被害額は回収できたかな、というところです。

今回学んだことを、これから事故に遭遇してしまうかもしれない人に向けてまとめておきます。
まず、タクシー、トラックなどの業者はアスファルトに巣くうシロアリです。見た目こそやくざのベンツみたいに威圧的ではありませんが、いざ事故を起こせばその狡猾な対応はやくざと同じです。
まず、裁判も視野に入れて初期対応をする必要があります。
ケガをしましょう。
物損で片付けてしまうと、警察は現場の見分をサボります。あとで使える証拠がぐっと減ってしまいます。血が出ていれば、かすり傷でも救急車を呼びます。それが無理なら、首が痛いと訴えて、病院に行くことを『現場で』宣言してください。

次に、被害者には酷な話ですが、被害の回復はすべてこちらが動かなければなりません。誰も助けてはくれないのが世の常です。ケガの程度が軽くても、なんとか病院に通い続けて、保険会社が治療の中止、終了を訴えてくるまで信念を曲げてはいけません。賠償額の交渉はそこからスタートです。
また、タクシー会社などの事故担当を名乗る人間が、同意書やらなにやら郵送してくる可能性がありますが、応じる必要はありません。彼らは本気で賠償する気などないのです。時効がくるまで引き延ばすために、動いているふりをしているだけです。
保険会社でらちがあかないようでしたら、事故証明を取って自賠責に被害者請求をしましょう。

残るは物損ですが、保険会社はこちらが事故の素人だとなめています。自分たちの言い分がさも常識であるかのような文章をよこすこともあるでしょう。
金額が大きいようでしたら、弁護士を立てて裁判を起こす方がいいかもしれませんが、中途半端な金額の場合は上記の交通事故紛争処理センターなどを活用してみてください。

一番大切なことは泣き寝入りしないことです。
ひとりが泣き寝入りをすることで、悪しき判例を作り、それが次の被害者を苦しめる結果となります。
たちがある人に栄光あれ!
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