予備校生だった頃は、ただぼんやりと眺めていた黒板横のフレーズですが、今になって身にしみています。
味方無く、客先という戦場で四方の敵と同時に渡り合わなければならない状況というのは疲れます。ひとときも油断ならない、ということはもちろんですが、実は気づいていないだけで、すでに敵の策にかかっているのではないかという疑念でも消耗しますね。ブッダの教えじゃないですが、本当の敵は自分が生み出した幻影なのかもしれません。幻影と戦っているうちに、本当の敵が見えなくなってしまっては大変ですから、たまには深呼吸して、冷静にならないと。