goo blog サービス終了のお知らせ 

松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

電子書籍のあり方を考える

2008-10-04 14:14:44 | なんでもない日々
松浦は、なんだかんだでペーパーメディアには名前しか載ったことがないけれど、電子媒体では四年くらい前に携帯小説を書いていたり、この間もアイレボブックスで賞をいただいたり、作品を販売したりでお小遣いを稼いでいます。

でも、なんでかなぁ。
電子書籍っていうのは、うまくいかないんだよな。
確かに、魔法のiらんどとか、上昇気流をつかんだサイトもありますよ。
でも、あれの場合もやっぱりメディアワークスとかと手を組んで、本屋さんに棚を確保したというのが大きいと思うのです。

どうも、ネットで見られるものはタダ。というか、お金を払ってまで見る気にはならない人が多いようですね。
カード決済などに抵抗を感じる人も、30代の友人の中にすら大勢いるのですから、もっと上の世代や、カードをもてない未成年者は余計に離れていくのでしょうね。

そこで思ったのが、もう読者からお金を取るという形態は成立しなくなったんじゃないか? ということです。
テレビをつければ(くだらないのがほとんどだけど)一応娯楽番組を(表面上は)タダで四六時中放送しているわけで。
電子書籍も、バナーを画面にちらちらさせることで、そっちから収入を得て著作者に報酬を払うような方式にしないとだめなんじゃないかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする