雨の合間

降り続いた雨は上がりましたが、中々スッキリとは晴れない午後でした。
予報では夕方からまた雨のようです。

水滴の残る紫露草にホソヒラタアブが止まりました。

ウシガエル

公園のアサザの池で大きな蛙を見ました。

いわゆる "食用蛙" と言われているウシガエルです。
アメリカ原産の帰化種で、大きな鳴き声は騒音公害になっているとか。

ウシガエルを見たのは初めてですが、こんなに大きいのですね。
初見初撮り・・・・・(笑)





黒い瞳(！)とちょこんと座った姿はどことなくファニーに似ているような・・・・

地味な蝶たち

午前中は検査のため病院へ行き、散歩に出たのは午後二時半過ぎでした。
久しぶりに歩いた河川敷公園でしたが、姿を見た鳥はオナガだけ、オオヨシキリは
「行々子、ギョンギョンシ・・・」の鳴き声だけが聞こえました。

地味な蝶をいくつか撮りました。
毎年今頃この公園ではアゲハ、ゴマダラ、ツマグロなどを撮っていました。
今年は蝶が少ないような気がします。

＜ベニシジミ＞


＜サトキマダラヒカゲ＞


＜モンシロチョウ＞


＜イチモンジセセリ＞

ツミ（雀鷹）の雄

カラスが三羽、林の上に飛んできました。
鋭い鳴き声とともにツミ(雄)がカラスを追い払います。

夕方4時12分、もうカメラを構えているのは私一人でした。

アカエリヒレアシシギ

散歩の終わりにもうひと回り、と歩いた調整池でカイツブリより小さくて
スリムな可愛い水鳥を一羽見つけました。
初めて見る鳥、細い嘴と白いポチッとした眉斑が目立ちます。

家に戻って図鑑を調べ、夏羽の「アカエリヒレアシシギ」だと分かりました。

このシギは時には1000羽以上の群れで移動するそうです。
強風や大雨で群れからはぐれる鳥がいるそうですが、この一羽も昨日の大雨で
はぐれてこの池に迷い込んだのでしょう。

一羽で何となく寂しそうに見えました。
無事に群れに戻れるとよいのですが・・・・









細い嘴でエビを捕まえたようです。


上手く撮れませんでしたが、盛んに水面でジャンプして空中の虫を捕らえていました。

その後の雛たち

池の周りでピーピーチーチー、雛の団体が賑やかでした。
自分たちで餌を捕ったり親が時々給餌したり、まだ塊りで動いているようです。

強風で枝が揺れる上にチョコマカした雛の動き・・・くたびれました～。

＜シジュウカラ＞






＜エナガ＞

これからは蝶も・・・・

いくら待っても止まらない春先の蝶、重いカメラを構えて撮る気がしませんでした。
気温が高くなって、蝶もこれから少し撮りやすくなるでしょうか。

＜スイカズラの蜜を吸うクロアゲハ＞

　　　　　スイカズラは花の奥の方に蜜があるため、アベリアなどに比べると
　　　　　蝶が花に留まる時間が比較的長いそうです。　な～るほど！　
　　　　　そう教えられて待っていて、お陰様で撮れました。

＜アカボシゴマダラ＞

バンの二家族

公園の池ではバンの二家族も子育て中です。

＜第一ファミリー＞

一番子の雛は大きく育ってすでに幼鳥↓になっています。
すっかり余裕の親鳥は二番子を抱卵しています。



優しい顔立ちのバンの幼鳥


親鳥は安心して二番子を温めています、卵は何個でしょうね。


＜第二ファミリー＞

まだ手のかかる雛が全部で４羽いました。




餌を求めて必死の雛、親鳥は二番子どころではありません。


バンの雛は頭のテッペンが禿げていて羽も小汚く評判イマイチですが、
こんな表情はやはり可愛いです。

カイツブリの雛

コゲラやシジュウカラの雛を追っているうちに、池ではカイツブリの雛が孵っていました。
今年は二羽だけです。
大分大きくなっていましたが、まだ親鳥におんぶでした。
カイツブリの親鳥は本当に愛情一杯という感じです。

今日はコチドリ

・・・の雛を撮るつもり・・・って、そうそう続くはずはありませんね。(笑)
いつもの川沿いの畑でコチドリの親を何羽も見てきました。
今年は雛を見ることができるでしょうか。

散歩しながら撮ったあれこれ画像です。

＜コチドリ＞


＜ヒバリ＞


＜アカボシゴマダラの春型、だと思います＞

　　
　　　アカボシゴマダラはもともと、日本では奄美大島でのみ生息してものです。
　　　１０年くらい前から放蝶により神奈川県で発生し、最近では公園で普通に
　　　見られるようになりました。

＜ファニー＞