前回の「音楽療法の実践における年齢差について」のアクセスが大変多くありました。
高齢者を対象にされている多くの施設関係者及び行政の皆様に共感されながら、
ご参考にしていただけましたら幸いです。
自作の音楽回想資料は20年継続して毎年更新して作成してきましたが、
対象になる高齢者の皆様への理解の第一歩には必須な資料として大切にしてきました
先ずは終戦時に何才だったのか?
元号が変わる時に何才だったのか?
音楽に関わるラジオ放送及びテレビ放送の時は何才だったのか?
歴史に残る震災、オリンピック、政治トピックなどを始め、社会現象としての
高度経済成長期やバブル崩壊時の時の年齢も重要になります。
個人的な出身地方や観光に行かれた地域などは民謡や童謡に繋がって参考になり、
参加人数が少ない実践の時には個人的な趣味と嗜好も大切な関わりのヒントになります。
音楽の機能を考える時に音楽療法の多様な側面を入れながらプランを作成します。
個人の在宅から集団の音楽療法においても社会的側面であり、対人的側面と言えます。
歌う活動は発声から口の運動として、さらに全身運動や楽器活動は身体活動として
繋がって身体的側面になります。
季節感、記憶などの認知的側面として、気分転換、発散、癒しなどは心理的側面として
プランを考える要素に入ってきます。
遅くても一週間前にはプランを作成していますが、その後も参加される皆様の体調変化
及び季節変化、地域によるニュースなどを考慮しながら微調整していきます。
一番大きく進行が変わるのは当日になります
皆様との会話のやりとり始め、音楽への参加度によって進行が変わっていきます。
例えば、提供した音楽によって大きな変化が見受けられた時は、繰り返したり、
会話を通して同じ分野などの音楽に広げる時もあり、予定プランが大幅に変更されます。
音楽療法を学び始めた時に、「10の事を提供しようとしたら100の事を準備することを
心がける必要がある」と言われた事はプランを作成する時にいつも思い出します。
大変難しいことですが、お一人の人生に関わってきた音楽を提供して関わる療法士として、
寄り添っていく気持を大切にしていきたいと思っています。
例えば、認知症対応のグループホームのお一人に関わった時に、事前の個人資料
には無い中で、突然しっかり歌唱されることがあります。
詳しいことについての会話は無理な状態でも、その人の人生に大きく関わってきた
音楽だと理解できます。さらに、その時の表情やご機嫌の良さも知ることが出来、
その時代に流行した音楽や分野などもヒントになり、関わりが広がっていきます。
お一人の人生に寄り添ってきた音楽やその時の歴史に関わってきた音楽をそっと
提供しながら‘心地良いひと時’になっていただくことを願いながら・・
高齢者を対象にされている多くの施設関係者及び行政の皆様に共感されながら、
ご参考にしていただけましたら幸いです。
自作の音楽回想資料は20年継続して毎年更新して作成してきましたが、
対象になる高齢者の皆様への理解の第一歩には必須な資料として大切にしてきました

先ずは終戦時に何才だったのか?
元号が変わる時に何才だったのか?
音楽に関わるラジオ放送及びテレビ放送の時は何才だったのか?
歴史に残る震災、オリンピック、政治トピックなどを始め、社会現象としての
高度経済成長期やバブル崩壊時の時の年齢も重要になります。
個人的な出身地方や観光に行かれた地域などは民謡や童謡に繋がって参考になり、
参加人数が少ない実践の時には個人的な趣味と嗜好も大切な関わりのヒントになります。
音楽の機能を考える時に音楽療法の多様な側面を入れながらプランを作成します。
個人の在宅から集団の音楽療法においても社会的側面であり、対人的側面と言えます。
歌う活動は発声から口の運動として、さらに全身運動や楽器活動は身体活動として
繋がって身体的側面になります。
季節感、記憶などの認知的側面として、気分転換、発散、癒しなどは心理的側面として
プランを考える要素に入ってきます。
遅くても一週間前にはプランを作成していますが、その後も参加される皆様の体調変化
及び季節変化、地域によるニュースなどを考慮しながら微調整していきます。
一番大きく進行が変わるのは当日になります

皆様との会話のやりとり始め、音楽への参加度によって進行が変わっていきます。
例えば、提供した音楽によって大きな変化が見受けられた時は、繰り返したり、
会話を通して同じ分野などの音楽に広げる時もあり、予定プランが大幅に変更されます。
音楽療法を学び始めた時に、「10の事を提供しようとしたら100の事を準備することを
心がける必要がある」と言われた事はプランを作成する時にいつも思い出します。
大変難しいことですが、お一人の人生に関わってきた音楽を提供して関わる療法士として、
寄り添っていく気持を大切にしていきたいと思っています。
例えば、認知症対応のグループホームのお一人に関わった時に、事前の個人資料
には無い中で、突然しっかり歌唱されることがあります。
詳しいことについての会話は無理な状態でも、その人の人生に大きく関わってきた
音楽だと理解できます。さらに、その時の表情やご機嫌の良さも知ることが出来、
その時代に流行した音楽や分野などもヒントになり、関わりが広がっていきます。
お一人の人生に寄り添ってきた音楽やその時の歴史に関わってきた音楽をそっと
提供しながら‘心地良いひと時’になっていただくことを願いながら・・
