第76回正倉院展が始まりました(10月26日~11月11日)
今年は猛暑続きの日が多く、秋に入っても夏日が続いて季節感が失われていました。
気が付くと恒例の正倉院展が先週の土曜日から既に始まることが案内されており、
慌ててネットで申し込み、平日の昨日行くことができました。
コロナ以前は大混雑の中、隙間から何とか見られる位でしたが、現在は事前予約の
日時指定入場制なので、本当にゆっくり、じっくり思う存分見られます。
コロナ禍以来の人数制限は、正倉院展などの展覧会や行事には歓迎される方法だと感じています。
ホームページや新聞などで少し紹介されている宝物はやはり実際に実物を見ないと感じられない
繊細な色合い、大きさ、凹凸感などがあり、言葉では言えない雰囲気が醸し出されています。
本当は実際に触ってみたいという気持ちが溢れますが、我慢して見つめるだけになります。
毎年何がしかの楽器が出品されますが、今年は傷みが多くある新羅琴で長い年月が感じられました。
この楽器の想像できる音として昨年まで聞けましたが、今年は流されておらず残念でした。
他にも、痛みが少なく見応えのある「錦張りの肘おき」や色彩も見事な寄木細工の箱の
「沈香木画箱」など多くの作品によってタイムスリップされます。
今年も本当に色彩が豊かで、細部までの装飾の拘りが多く見られ、器用さと時間のゆとりを感じます。
中でもヤナギで作られた箱は小さい品ですが、細やかな編み模様と色彩が豊かで見入りました。
調べると、「柳の枝を生糸で編んで作った箱を柳筥(やないばこ)といい、神道では重要な神具である。
柳筥に神鏡を納めたり、また柳筥に短冊を乗せたりもするもので、奈良時代から皇室や神社で
使用され続けている」と書かれていました。
写真では分からない実物ならではの大きさや裏面まで施されている装飾、存在感は驚くほどです。
正倉院までの奈良公園の散策や多くの外国語の会話の雰囲気を楽しみながら、あらためて鹿の多さに
驚かされました。奈良の秋を多くの人が楽しまれていました
正倉院展のHP https://shosoin-ten.jp/info/treasures/
今年は猛暑続きの日が多く、秋に入っても夏日が続いて季節感が失われていました。
気が付くと恒例の正倉院展が先週の土曜日から既に始まることが案内されており、
慌ててネットで申し込み、平日の昨日行くことができました。
コロナ以前は大混雑の中、隙間から何とか見られる位でしたが、現在は事前予約の
日時指定入場制なので、本当にゆっくり、じっくり思う存分見られます。
コロナ禍以来の人数制限は、正倉院展などの展覧会や行事には歓迎される方法だと感じています。
ホームページや新聞などで少し紹介されている宝物はやはり実際に実物を見ないと感じられない
繊細な色合い、大きさ、凹凸感などがあり、言葉では言えない雰囲気が醸し出されています。
本当は実際に触ってみたいという気持ちが溢れますが、我慢して見つめるだけになります。
毎年何がしかの楽器が出品されますが、今年は傷みが多くある新羅琴で長い年月が感じられました。
この楽器の想像できる音として昨年まで聞けましたが、今年は流されておらず残念でした。
他にも、痛みが少なく見応えのある「錦張りの肘おき」や色彩も見事な寄木細工の箱の
「沈香木画箱」など多くの作品によってタイムスリップされます。
今年も本当に色彩が豊かで、細部までの装飾の拘りが多く見られ、器用さと時間のゆとりを感じます。
中でもヤナギで作られた箱は小さい品ですが、細やかな編み模様と色彩が豊かで見入りました。
調べると、「柳の枝を生糸で編んで作った箱を柳筥(やないばこ)といい、神道では重要な神具である。
柳筥に神鏡を納めたり、また柳筥に短冊を乗せたりもするもので、奈良時代から皇室や神社で
使用され続けている」と書かれていました。
写真では分からない実物ならではの大きさや裏面まで施されている装飾、存在感は驚くほどです。
正倉院までの奈良公園の散策や多くの外国語の会話の雰囲気を楽しみながら、あらためて鹿の多さに
驚かされました。奈良の秋を多くの人が楽しまれていました
正倉院展のHP https://shosoin-ten.jp/info/treasures/