患者さんの暮らし全体を診る総合診療医を目指して
岐阜県の久瀬診療所で後期研修に励んでいる医学生がいる。
総合診療医の志望を固めたのは、二年前に受けた
地域包括ケアセンターの研修の経験だった。
膵臓がん末期の女性の訪問診療に関する事前調査で、
思い出の歌は「♪荒城の月」だと聞き、
「意識がはっきりしているうちに聴いてもらおう」と
スタッフたちで練習して家族と一緒に歌った。
その翌日から昏睡状態になったが、一度だけ目を覚まして
「10点」と言って、また眠りに入った。
看取りの場で涙の斉唱になった。
「スタッフや家族の一体感に感動しました。最初は歌に
ためらいがあったけど、医療以外にもできることがあると
分かりました」と医学生。
高齢者の暮らしを最期まで支える多職種連携。
そのチームの中で「患者さんの役に立つ、敷居の低い
医者であることが大切」とケアセンター長は話す。
・・2013年7月30日「中日新聞」の記事の一部を抜粋・・
看取りの最期に本人の大好きだった思い出深い音楽を
歌う、演奏する、曲を流す行為は、逝く人も、見送る人も
共有する感謝の気持ちを持ち、穏やかな別れにつながると思います。
現場で多くの皆様とお別れをしてきました。
お一人おひとりのその人らしい曲がいつも浮かんできます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
音楽療法士はそのお手伝いができる仕事です。
岐阜県の久瀬診療所で後期研修に励んでいる医学生がいる。
総合診療医の志望を固めたのは、二年前に受けた
地域包括ケアセンターの研修の経験だった。
膵臓がん末期の女性の訪問診療に関する事前調査で、
思い出の歌は「♪荒城の月」だと聞き、
「意識がはっきりしているうちに聴いてもらおう」と
スタッフたちで練習して家族と一緒に歌った。
その翌日から昏睡状態になったが、一度だけ目を覚まして
「10点」と言って、また眠りに入った。
看取りの場で涙の斉唱になった。
「スタッフや家族の一体感に感動しました。最初は歌に
ためらいがあったけど、医療以外にもできることがあると
分かりました」と医学生。
高齢者の暮らしを最期まで支える多職種連携。
そのチームの中で「患者さんの役に立つ、敷居の低い
医者であることが大切」とケアセンター長は話す。
・・2013年7月30日「中日新聞」の記事の一部を抜粋・・
看取りの最期に本人の大好きだった思い出深い音楽を
歌う、演奏する、曲を流す行為は、逝く人も、見送る人も
共有する感謝の気持ちを持ち、穏やかな別れにつながると思います。
現場で多くの皆様とお別れをしてきました。
お一人おひとりのその人らしい曲がいつも浮かんできます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
音楽療法士はそのお手伝いができる仕事です。