私事になりますが、新年を迎えて松の内が終わった頃に
実父が享年92歳で旅立ちました。
昨年の5月の連休に多くの家族が集まった時は
まだ6ヶ月の曾孫をあやす元気が残っていました。
10月に私が一人で帰った時は、「もう今年いっぱいだな・・」と
か細い声で言っていました。
豪放磊落な人生を送ってきた父に
「好きなこといっぱいしてきて、思わぬ長生きもできて
言うことない人生だったよね・・・」というと、豪快に笑って
いましたが、この時は笑う力も無くなっていました。
今までは♪黒田節や♪お富さんや民謡を三味線で弾くと
手拍子を入れて、機嫌よく歌っていました。
やはり三味線を弾いても、ピアノを弾いても反応が薄くなっており、
私なりに、残り少ない人生だということを感じ取っていました。
一年半前に義父が亡くなった時も好きだった歌を
二人だけの時に歌いました。
今回は孫がバイオリンを持参して、この曲を好きだったからと
♪花は咲くを弾いてくれました。
テレビで一緒に見ていた時に、「この歌はええ歌やなぁ」と言っていました。
枕経の後のお通夜前に‘最期の音楽’を捧げることができました。
別れる私たちの心も落ち着いた感覚を持ちました。
以前、「思い出深い音楽」について話を聞いた時に
♪月の浜辺の思い出を話してくれました。
青春真っ只中の思い出話は熱い想いや楽しかったことが伝わってきました。
懐かしい・・・若い頃です。
社会の縮図通り、義母と実母が残って、どのように寄り添っていけるのか・・・
いろいろと考える一月の終わりです。
実父が享年92歳で旅立ちました。
昨年の5月の連休に多くの家族が集まった時は
まだ6ヶ月の曾孫をあやす元気が残っていました。
10月に私が一人で帰った時は、「もう今年いっぱいだな・・」と
か細い声で言っていました。
豪放磊落な人生を送ってきた父に
「好きなこといっぱいしてきて、思わぬ長生きもできて
言うことない人生だったよね・・・」というと、豪快に笑って
いましたが、この時は笑う力も無くなっていました。
今までは♪黒田節や♪お富さんや民謡を三味線で弾くと
手拍子を入れて、機嫌よく歌っていました。
やはり三味線を弾いても、ピアノを弾いても反応が薄くなっており、
私なりに、残り少ない人生だということを感じ取っていました。
一年半前に義父が亡くなった時も好きだった歌を
二人だけの時に歌いました。
今回は孫がバイオリンを持参して、この曲を好きだったからと
♪花は咲くを弾いてくれました。
テレビで一緒に見ていた時に、「この歌はええ歌やなぁ」と言っていました。
枕経の後のお通夜前に‘最期の音楽’を捧げることができました。
別れる私たちの心も落ち着いた感覚を持ちました。
以前、「思い出深い音楽」について話を聞いた時に
♪月の浜辺の思い出を話してくれました。
青春真っ只中の思い出話は熱い想いや楽しかったことが伝わってきました。
懐かしい・・・若い頃です。
社会の縮図通り、義母と実母が残って、どのように寄り添っていけるのか・・・
いろいろと考える一月の終わりです。