以前、よくCDを流しっぱなしにして仕事をしていると書いたが、
最近、ジャズ・ギタリストのジム・ホール(Jim Hall)にはまっている。
1930年生まれだから、すごいいい年ですね。
彼がジャズ・ギターに与えた功績は計り知れない。
自分の師匠であることを公言してはばからない、パット・メセニー(Pat Metheny)
をはじめとして、ジョン・スコフィールド(John Scofield)、
ジョン・アバークロンビー(John Abercrombie)、若手のホープである、
カート・ローゼンウィンケル(Kurt Rosenwinkel)など。
ジム・ホールに影響をうけた彼らが、また後進の人達に影響を与えているのだから、
それこそ、きりがないくらいだ。
一言でいって、彼は超モダニストである。
自らも若い人達と盛んにプレイし、また今でも全く通用するおしゃれで
洗練されたサウンド。決して現代性を失わない。
チャーリー・クリスチャンに憧れて、ギターを始めた人だ。
つまり彼はジャズ・ギターの歴史そのものを貫通する。
とてつもなく大きな存在だ。
今日「流しっぱ」に選んだCDはこれ、
「Jim Hall Live at the Village Vanguard」である。
オープニングの曲(Pan-O-Rama)がとにかくいい。
のっけからグイグイとひきこまれてゆく。
文章で表現することは難しいが、
映像としては、
まず目の前に広大なパノラマが広がり、
ソリストがそれぞれの望遠鏡をもち、ひとつのシーンをクローズアップ
してゆく。そしてそこからそれぞれのストーリを展開してゆく。
サウンドとしては、
頭をドーンと鳴らしておいて、その後の静寂、ソリストの独奏(厳密には
全員参加しているのだけど…)から、少しずつ、じらしながら、じらしながら、
クライマックスへと到達してゆく。
そこにいたった時の映像とサウンドの一体感(実際はただ楽器を演奏している
だけですけど…)がすごい。それほど人をワクワクさせる曲だ。
そして、特にすごいのは、若手のピアニスト、ジェフ・キーザー
(Geoff Keezer)の演奏。
彼はもうセンスのかたまりだ。
(ネットで調べてみると結構日本でも有名なのね。)
いや~、すごい人がいたもんだ!!
なんとなくすごい時のキース・ジャレットを思い出した。
連想がいろいろひろがって行く。ちなみにキースを聴いていると
よくグールドを思い出す。
それぞれが自分の道を歩みながら、なぜか、その道はひとつにつながってゆく
ということ、これが音楽を聴く時にもっとも楽しい瞬間である。
そして、若手にこういう演奏をさせてしまうジム・ホールという音楽家の
懐の広さはすばらしいの一言に尽きると思う。
彼のように、インタープレイを自分の信条とする音楽家が好きだ。
そういえば、ビル・エバンスもそういうスタイルだったと思う。
そして、マイルス・デイビスも…。
連想はつきない。
本当に楽しい瞬間だ。
したがって、仕事は未だ中座している(笑)。
最近、ジャズ・ギタリストのジム・ホール(Jim Hall)にはまっている。
1930年生まれだから、すごいいい年ですね。
彼がジャズ・ギターに与えた功績は計り知れない。
自分の師匠であることを公言してはばからない、パット・メセニー(Pat Metheny)
をはじめとして、ジョン・スコフィールド(John Scofield)、
ジョン・アバークロンビー(John Abercrombie)、若手のホープである、
カート・ローゼンウィンケル(Kurt Rosenwinkel)など。
ジム・ホールに影響をうけた彼らが、また後進の人達に影響を与えているのだから、
それこそ、きりがないくらいだ。
一言でいって、彼は超モダニストである。
自らも若い人達と盛んにプレイし、また今でも全く通用するおしゃれで
洗練されたサウンド。決して現代性を失わない。
チャーリー・クリスチャンに憧れて、ギターを始めた人だ。
つまり彼はジャズ・ギターの歴史そのものを貫通する。
とてつもなく大きな存在だ。
今日「流しっぱ」に選んだCDはこれ、
「Jim Hall Live at the Village Vanguard」である。
オープニングの曲(Pan-O-Rama)がとにかくいい。
のっけからグイグイとひきこまれてゆく。
文章で表現することは難しいが、
映像としては、
まず目の前に広大なパノラマが広がり、
ソリストがそれぞれの望遠鏡をもち、ひとつのシーンをクローズアップ
してゆく。そしてそこからそれぞれのストーリを展開してゆく。
サウンドとしては、
頭をドーンと鳴らしておいて、その後の静寂、ソリストの独奏(厳密には
全員参加しているのだけど…)から、少しずつ、じらしながら、じらしながら、
クライマックスへと到達してゆく。
そこにいたった時の映像とサウンドの一体感(実際はただ楽器を演奏している
だけですけど…)がすごい。それほど人をワクワクさせる曲だ。
そして、特にすごいのは、若手のピアニスト、ジェフ・キーザー
(Geoff Keezer)の演奏。
彼はもうセンスのかたまりだ。
(ネットで調べてみると結構日本でも有名なのね。)
いや~、すごい人がいたもんだ!!
なんとなくすごい時のキース・ジャレットを思い出した。
連想がいろいろひろがって行く。ちなみにキースを聴いていると
よくグールドを思い出す。
それぞれが自分の道を歩みながら、なぜか、その道はひとつにつながってゆく
ということ、これが音楽を聴く時にもっとも楽しい瞬間である。
そして、若手にこういう演奏をさせてしまうジム・ホールという音楽家の
懐の広さはすばらしいの一言に尽きると思う。
彼のように、インタープレイを自分の信条とする音楽家が好きだ。
そういえば、ビル・エバンスもそういうスタイルだったと思う。
そして、マイルス・デイビスも…。
連想はつきない。
本当に楽しい瞬間だ。
したがって、仕事は未だ中座している(笑)。
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