大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2021年4月24日 レンコンの植え付け作業ー続き

2021-04-24 21:00:32 | 日記
4月24日土曜日。気温15度。晴れて気持ちのよい朝です。通常の活動日ではありませんが、4月21日のレンコン植え付け作業の続きを実施しました。

植え替えの際に掘り出した後、再利用しないで余ったレンコンを保管してあります。今日は下記の10品種を、新しく入手した容器に植え付けます。



土と腐葉土、肥料、石灰を入れて準備します。これらを保管場所に運びます。


今年はこんな並べ方を考えました。草が生えてくるのを防ぐために、ブルーシートを敷きました。日当たりもよく、花が咲いたら見ごたえがある展示になると思います。楽しみですね。


黒い容器に水を張って土をかき混ぜます。土の塊を壊していくのですが、水の抵抗と泥のおかげで、なかなか力の要る仕事です。


黒い容器と一緒に、クラウドファンディングのリターン用に植え付けが終わっているブルーの容器も置くことにしました。
レンコンを植え付けます。




新しい鉢の置き場が出来上がりました。日当たり抜群です。いかがでしょうか。水やり隊の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。


今日の大賀ハスのマスです。徐々に浮き葉が出てきています。


今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)









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2021年4月21日 活動報告 ハスの植えつけ作業

2021-04-24 03:59:08 | 日記
気温20度のさわやかな晴天のもと、ハス品種見本園では6つのハスの植えつけを行いました! そのうち3つは、クラウドファンディングによる支援者たちのおかげです。皆様、温かいご支援を誠にありがとうございます。
まずは淀姫です。良い蓮根が2つしか掘り出せませんでしたが、枡の中央に植えました。
韓国景福宮蓮です。

唐蓮です。

西湖紅蓮です。

桜蓮です。

行田蓮です。

余った蓮根は、ラベルをつけて発泡スチロールに入れておきました。
こんなに多くの蓮を植え替えることができたのは、大賀ハスのふるさとの会はじまって以来、初めてです! クラウドファンディングでご支援いただいた皆様、改めましてありがとうございました。クラウドファンディング募集終了日まであと6日。ボランティア一同、がんばっております。

活動報告は以上です。

(担当: れい)
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2021年4月17日の活動報告 植え替えマスの追加・作業、環境整備など

2021-04-18 13:57:44 | 日記
2021年4月17日土曜日。定例活動日です。気温18度、曇り。午後には雨という予報です。

いつも実施しているラジオ体操の後、まず会長からの、クラウドファンディング目標額達成のお知らせとお礼の言葉ではじまりました。ブログを見てくださっている方々はとっくにチェック済みだと思いますが、この時点で40万円を超える支援金が集まりました。まだ今月末まで募集期間が残っていますので、もうひと踏ん張りして支援金を増やしたいですね。よろしくお願いいたします。


クラウドファンディング目標額達成のおかげで、ハスの植え替えマスを少し増やすことになりました。昨年花付きが悪かった次の12か所です。
A1列 春日の森、毎葉蓮、ネール蓮
A2列 淀姫、韓国景福宮蓮、西湖紅蓮、唐蓮
B1列 桜蓮、行田蓮
B2列 毎葉蓮、天竺斑蓮、漁山紅蓮

その他の作業としては、植え替えする以外のハスのマスに肥料を施すこと、正門から登ってくる道の落ち葉掃除、瑞穂小学校のハスのマスをもう一つ追加すること、薬学部で伐採した太い樹木を椅子がわりにするためにいただきに行くことです。

瑞穂小学校に差し上げる追加のハスのマスを作っています。先日瑞穂小学校のハスを植え替えましたが、もうひとマス増やしたいのだそうです。


正門から登ってくる道路は今朝はこのように、一面がイチョウの雄花で覆われていました。坂の上の方から落葉を道路脇に寄せていきます。


帰りには道はすっかりきれいになっていました。二人の会員の方々、作業ありがとうございました。

ロータリ―の奥では、高く伸びた樹木の枝を落としていました。高いところの作業ですから、十分気を付けてくださいね。


これは何をしているところでしょうか。お隣の薬学部で太い樹を伐採したとのことで、それをいくつかに分けていただいてきたのです。この太い丸太は観蓮会などで椅子がわりに使うことにしています。


植え替え以外のマスに追肥をします。バケツに化成肥料を計って入れて、それを撒いていきます。



今日も顧問の南先生がユンボとミニダンプカーを持って作業に加わってくださいました。ハスの植え替えは重機がないとできません。水を抜いて、泥を取り除きます。半分だけ泥を取り除いたものもあれば、淀姫や唐蓮、西湖紅蓮は全て取り除きました。
A2列の淀姫から始めました。淀姫のマスの泥は全部取り除きました。

角に置いてあるのは淀姫のマスから出てきた唯一の使えそうな?レンコンです。


次の韓国景福宮蓮の泥をユンボで取り除いています。右側ではB1列の行田蓮の水を抜く準備をしています。


桜蓮です。これは半分だけ土を入れ替えます。レンコンを大事に掘り上げます。


同じ列の行田蓮も半分だけ掘り上げます。


次はA2列一番奥の唐蓮と西湖紅蓮です。(作業内容を書いた黒板には西湖紅蓮を間違えて「紅」を書き落としました。訂正します。)


この西湖紅蓮から土入れを始めます。

ダンプで泥を運んだ直後に土を載せたので、水分で土がくっついてしまって、荷台からなかなか落ちてきません。皆少々焦りました。
隣の唐蓮にも土を入れます。


お昼の休憩後、さらに作業が続きます。
行田蓮と桜蓮にも土を入れます。広いマスの半分だけを植え替えています。


淀姫に土を入れます。


韓国景福宮蓮です。

残念ながら、すでに午後2時です。今日は以上の6つのマスの土を入れ替えただけで終わりになりました。土木工事は時間と体力が必要ですね。作業に当たったみなさん、本当にお疲れさまでした。

さて、4月6日に植え替えたオオガハスですが、今日はこのような状態でした。B2列に3つ並んだマスです。浮き葉が少し出ていますね。このまま大きく育ってくれるように願っています。


その他今日の発見は!ヤゴの抜け殻が、コウホネの葉に巻き付いていました。これはかなり大きな抜け殻でした。


また温室のそばにある藤が、薄紫色の花を咲かせていました。


今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)

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2021年4月10日 千葉市立瑞穂小学校のハスの植替え作業

2021-04-11 08:46:03 | 日記
2021年4月10日、気温9度の晴れのなか、午前9時から12時すぎまで千葉市立瑞穂小学校でハスの植替えの準備を行いました。
瑞穂小学校では、4年生の生徒たちがハスの植えつけを行い、お世話をしています。大賀ハスのふるさとの会では数年に一度の植替え準備を行って、子供たちがハスの花を楽しむ環境づくりに貢献しています。
今年は4つの丸いマスを植替えることになりました。植えつける品種は、大賀ハス、金輪蓮、艶陽天、友誼の牡丹。まずは水抜きをします。

次に重機を使って古い泥を掻き出します。奥のマスには届かないので、手前のマスの間にスロープを作って近づき、やっとユンボ(油圧ショベル)の腕を伸ばしての作業となります。
マスの真ん中の泥を重機で掻き出したら、手作業で今年も使える蓮根があるかどうか、縁の内側を調べます。金輪蓮は、良い蓮根がとれたので植え替えに使うことになりました。

掻き出された泥のなかも手探りで、元気な蓮根を探します。

ひとつのマスからは、大きなドジョウが出てきました! 顧問の南先生もボランティア一同もびっくり。他にもメダカやヤゴがいたので、バケツに一時保護してからまた戻します。

クレーンを使って、客土を搬入します。袋に入った土をマスの真上まで吊るし上げます。
袋の下のヒモを切って、土を落としこみます。

再びユンボを使って土をならします。

化成肥料8-8-8、腐葉土、鶏糞を加えて混ぜます。


この混ぜる作業が大変で、さすがのボランティアたちも4つ目のマスの頃にはお疲れ気味でした!

土ができたら、水を張ります。その上に、生徒たちが植えつける蓮根をそうっと浮かしておきました。

最後に、マスの縁やまわりをホースできれいに流しました。

ボランティアの皆様、お疲れ様でした!
瑞穂小学校では、月曜日の授業でハスの植えつけを行うそうです。夏に多くのハスが咲きますように。

報告は以上です。

(担当: れい)
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2021年4月6日 ハスを植え替えました! 

2021-04-10 20:06:19 | 日記
気温10度の肌寒い曇り空のもと、臨時活動を行いました。4月3日にスタートしたハスの植替え作業を最後まで行ったうえ、クラウドファンディングのリターン用のハスの植えつけも行いました。

今回、見本園で植替えが完了した品種は、以下の8種です。
立田蓮、検見川蓮、極楽寺蓮、浄台蓮、舞妃蓮、大酒錦、通糸蓮、紅黄蝶

大きな元気の良い蓮根を選んで植えつけます。まずは立田蓮と検見川蓮です。

マスのなかの水温はまだ低いです。肘まで泥の中に入った姿を見ているだけで鳥肌がたちます・・・!
マスの奥行きは、280センチ。板を渡して慎重に植えつけていきます。ところで、この「検見川蓮」は、実から育った大賀ハスのことです。大賀ハスと名乗ることができるのは、蓮根から育った大賀ハスだけで、実生(みしょう)の大賀ハスは他の品種と混ざった可能性があるので見本園では「大賀ハス」とは呼ばれません。
極楽寺蓮と浄台蓮も植替えが完了しました。
次は、人気の舞妃蓮です。
舞妃蓮は、大賀ハスとアメリカの黄色い蓮との掛け合わせ品種で、品のある美しい花が咲きます。
大酒錦も植えつけました。
通糸蓮を植え替えました。昨年は、葉ばかりが茂って花が数輪しか咲かなかったので、今年は期待しましょう。
大賀ハスのふるさとの会の顧問である南定雄先生によって生まれた紅黃蝶も植え替えました。南先生が作出したハスのなかでも特に華やかな品種です!


つづいて、クラウドファンディングのリターンのひとつである「ハスのお持ち帰り」の植えつけも行いました。

ご支援にたいするリターンのハスには、この見本園で育つものを使います。

花つきの良い品種の蓮根を泥から取り出してバケツに植えつけました。リターンとして「ハスのお持ち帰り」を選んでくださった方にお渡しする時には咲いていますように。
グエッグエッと鳴く声がするので振り返ると、カエルがマスの中を泳いでいました。


活動報告は以上です。

(担当: れい)
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