大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年9月17日 活動報告 果托の切り取りと下草の処理など

2022-09-18 12:05:34 | 日記
天気は晴れ、気温30℃のムシムシした残暑のなかでの活動となりました。作業内容としては、果托の切り取り、下草刈りとその処理などを行いました。

ハス品種見本園では、まだ50ほどのハスが咲いています。今年はベトナムがよく咲いています。

朝夕が涼しくなると、ハスの葉が黄色く枯れ始めます。ハスの間に所狭しと生える水草を手で抜きます。
水草は放っておくと、マスの中で繁茂して、ハスに栄養がいかなくなります。

ハスは咲いた花の数だけ果托ができます。果托ができない品種もありますが、見本園を見渡すと、ものすごい数です! 夏から秋にかけて、果托の切り取りは定期的に行います。

見本園の下草を一輪車に乗せて、何度も運び出します。今日は湿度が高いので、滝のように汗が出ました。


ハス品種見本園の入り口に立つ看板です。これを読むと、この見本園がいかに現存する多様な種類のハスを一同に集めて、栽培・育成している貴重な自然財産であるかが分かります。

100種以上ものハスがあると、6月中旬から10月初旬までハスの花を見ることができます。それぞれの品種の花期(花の咲く時期)は違いますが、なかでも艶陽天は咲く時期が長く、7月からまだ咲きつづけています!

艶陽天は花弁の色がとても濃いので、散ったあとも美しいです。
大酒錦(たいせいきん)が大輪の花を咲かせていました。

ロータリーでは草刈りを行いました。

ロータリーを囲む紅い彼岸花の中に、一つだけ黄金の株が咲いていました。

台風シーズンに向けて、大賀ハス開花70周年の旗をおろしました。

正門からの坂道の落ち葉を掃きます。

イチョウや椿などからの枯れ葉が道路を覆っていました。
下の写真は、入口の修景池です。大賀ハスのみを植えていますが、残念ながら、ここ数年はほとんど咲いていません。池の手前半分は、水草の勢力に負けて、葉もあまり出ませんでした。

修景池の奥には、ツユクサが咲いていました。


活動報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (5)
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