大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2018年5月19日 活動報告③ 見本園の蓮の成長

2018-05-21 21:24:43 | 日記

5月19日の見本園の状況をご紹介します。まずは普者黒白蓮です。

普蘭店蓮です。複数の浮葉が出てきました。

藤壺です。

浄台蓮です。

太陽の下の蓮は、光合成をしながら葉の表面中央からも空気を出しています。下の写真の葉に水をかけると、ぷくぷくと気泡が出てきました。

天嬌です。浮葉を手にとって確認していると、

天嬌のマスに実生の浮葉が! 系統保存のために、秋にすべての蓮の実は取り除いていますが、このように越冬して芽を出すものがあります。取り出して、園外の容器で育てることにしました。

背の高い浮葉の蘆山白蓮です。

蜀紅蓮です。

解放紅です。

漁山紅蓮です。

玉繍蓮です。

大酒錦と大賀蓮の掛け合わせ品種です。

大賀蓮です。いい感じに育っています。

見本園の奥では、小さな赤い睡蓮が咲いていました。

白い睡蓮も涼やかです。

東屋のそばのブルーベリーがいっぱい実をつけていました。

休憩のときに、黄色く枯れた葉かと思ったら、ハチの幼虫でした! ナシアシブトハバチでしょうか。

大きなグミの実がなっています。

キキョウソウです。

これから咲く蓮たちにさきがけて、「大賀ハス パネル展」のお知らせです。みずほハスの花図書館の企画展示です。詳しくは下のチラシをご覧ください。

パネル展では、会員O氏が撮影した大賀ハスが紹介されています。

今日の活動報告は以上です。


(担当: れい)

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2018年5月19日 活動報告② 敷地の整備

2018-05-21 21:19:26 | 日記

今年は、修景池のまわりでツツジが咲きました。鬱蒼としていた入口を整備して、日が差し込むようになったからでしょうか。

敷地の入口は、見本園への玄関でもあります。バランスを見ながら枝打ちを行いました。

高所での作業に気を使います。

長い枝は、処理しやすいように短く切ります。

残された道路わきの木にカタツムリが。

枝をすいて修景池がより明るくなり、大賀ハスの立葉が目立つようになりました。

入口の外から修景池が見えるようになりました。

次は、ロータリー周辺の整備です。まだツツジが花盛りです。

草刈をして、中心に立つ桜の足元をすっきりさせました。

ロータリー広場の木の枝を剪定しました。道路をふさぐの程の量です!

落とした枝を運ぶ前のひと手間です。

広場の花壇も整備しました。


(担当: れい)

 

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2018年5月19日 活動報告① 蓮のつぼみが出ました!

2018-05-21 21:15:32 | 日記

2018年5月19日の活動は、湿度の高い気温16℃、晴れのなかで行われました。見本園のアブラムシの駆除、敷地入口から坂の上にかけての枝うち作業、ロータリーの花壇の整備などが行われました。

見本園では蓮のつぼみが出ました! 5月16日、大空蓮が今年の第一号です。

5月19日の今日は、さらに美中紅と知里の曙がつぼみをつけていました。下の写真は美中紅のつぼみです。

知里の曙のつぼみです。つぼみは、いつも立葉とセットです。

この一週間は、気温が上がって適度な雨も降ったせいか、アブラムシが大発生しています。手でこすり落とすだけでは追い付かないので、ホースの水圧で落とします。

立葉がアブラムシで覆われています。

立葉は最初ハート型をしています。

それが左右に開いて、立葉に。アブラムシが栄養を吸い取ると、きれいな葉に成長できません。

アブラムシだけでなく、他の虫にくわれる蓮もあります。

蓮のマスの藻だけでなく、そばの木から落ちた花びらもすくい取ります。

網のなかから、足の生えたオタマジャクシが登場です。ぼってりと太っています。

ヤゴも網にひっかかっていました。

トンボの数も増えてきました。

八十八夜は過ぎましたが、お茶つみをしました。

ヤマボウシがきれいに咲いています。

ナガミヒナゲシです。

ジューンベリーの実が赤くなっています。

 

(担当: れい)

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2018年4月17日 瑞穂小学校のハスの植替えを行いました

2018-05-17 10:08:25 | 日記

2018年4月17日、千葉市立瑞穂小学校のハスの掘り出しと植え替えを行いました。小学4年生の生徒たちが、楽しく作業を行えるようお手伝いです。瑞穂小学校は、創立20周年を記念して校庭の一角を「みずほハスのガーデン」としました。生徒たちがネーミングしたそうです!

大賀ハスのふるさとの会の金子会長が生徒たちに大賀ハスの説明を行います。

生徒達の植え付け作業の前に、事前準備として会員たちが昨年咲いた蓮根を注意深く取り出しました。下の写真は、千弁蓮のマスです。

千弁蓮の蓮根を掘り出して、洗いました。

下の写真は、原子蓮の蓮根です。

香葉の容器をひっくり返して、中身を逆さに地面におきました。蓮根は容器の下の端をぐるぐるとまわって成長します。

一天四海の立派な蓮根です。

大賀ハスの蓮根もしっかり成長していました。

セメントのマスは、中に入って掘り出します。

蓮根を掘り出したら、重機を使って泥をかき回したり、取り換えたりします。重い泥は手作業だけで扱うことができません。

下準備が終わったら、生徒たちの出番です。植え替え作業は、どろんこ遊びのようでした!

分かりやすいように、ビニールに入れた蓮根を容器の前にセットしておきました。

一天四海の容器です。容器の縁に置いてあるのは、肥料です。

セメントのマスの横にもビニールに入れた蓮根をセットしました。

蓮根を水平に植え付けます。

すべての作業が終了しました。校庭にハスのガーデンがある小学校、素敵ですね。これから夏に向けて、すくすくと成長しますように。

 

(担当: れい)

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大賀ハスのまち活性化プロジェクトの提言書がプレスリリースされました!

2018-05-16 22:00:57 | お知らせ

千葉市は、2016年に千葉市まちづくり未来研究所をたちあげて、都市のアイデンティティを確立するために大賀ハスを活用しています。大賀ハスのほかにも「加曽利貝塚」「千葉氏」「海辺」のあわせて4つを軸に都市政策が検討されてきました。このたび、その最終提言書のプレスリリースがありました。それが「都市アイデンティティによるまちのデザイン 政策提言報告書」です。

(上の写真は大賀ハスです。会員O氏による撮影、2016年。)


4つの都市アイデンティティを使ったまちのデザインについて書かれた提言書のPDFのリンクがこちらです。最終提言書のなかの大賀ハスに関する提言の目次を抜粋します。

 

目次

1 背景、現状・問題、方向性

 1.1 背景

 1.2 現状・課題

 1.3 方向性

2 政策提言

 2.1 ハス守りさんが活躍する千葉のまち

  (1) ハス守さん養成講座

  (2) ハス守さんの活動

 2.2 暮らしでハスを楽しむ

  (1) ハスの里親制度

  (2) 衣・食・住・趣味でハスを楽しむ

 2.3 ハスウォーキングでめぐる千葉のまち

  (1) ハスウォーキング

  (2) 大賀ハスを感じられる駅や通りをつくる

 2.4 大賀ハスが感じられる拠点づくり

  (1) 中心拠点とサテライト拠点づくり

  (2) 寺社・城址・史跡との連携

  (3) 吾妻町(蓮池)との連携

 2.5 大賀ハスを世界に発信する

  (1) 2 大ハス祭りの充実

  (2) 大賀ハスサミットの開催

  (3) 東京オリンピック・パラリンピックでのPR

3 参考資料

(上の写真は、大賀ハスを手にとる大賀一郎博士です。)

大賀ハスのふるさとの会からは、Y氏がこの提言書を作成した千葉市まちづくり未来研究所の研究員として活躍しました。提言書にも示されたように、大賀ハスとともに今後も活動をつづけていきたいと考えています。


(担当: れい)

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