大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2021年7月29日 JR新検見川駅のハスが咲き誇っています

2021-07-29 12:21:08 | ハス
JR新検見川駅に設置したハスたちを取り替えましたのでご報告します! 

下の写真は、昨日の艷陽天(えんようてん)です。通行人の多くがスマホを取り出して熱心に写真を撮っていました。
同じ日の午後の艷陽天です。上の写真の左の花が、散って果托に。

今年は、数週間前に設置したハスたちが咲き終わったので、7月23日に別の品種に置き換えさせていただきました。左から大酒錦(たいせいきん)、ベトナム(白八重)、千弁蓮(せんべんれん)、春日の森(かすがのもり)、艷陽天(えんようてん)です。

大酒錦の蕾です。八重咲きで、花弁数は100枚前後。白地に紫紅の斑が入り、表と裏の文様が違うので、咲いたらぜひご覧ください!
次の写真は、蕾の千弁蓮です。中国湖北省から導入された品種で、花弁は2000〜4000枚にもなります。珍しい品種ですので、こちらも楽しんでいただければと思います!

うだるような暑さがつづきますが、少しでも清涼感を味わっていただければ幸いです。

報告は以上です。
(担当: れい)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年7月29日 花園公民館の大賀ハスはまだ咲いています

2021-07-29 11:39:28 | ハス
蒸し暑い猛暑日がつづくなか、花園公民館の大賀ハスは元気に咲いています!
今日は夏休みに入った子供たちが、散った大賀ハスの花びらを大事そうに拾っていました。
朝の散歩途中に立ち止まって写真を撮る人も。
大賀ハス通りに面した花園公民館は、間近で千葉市の花を見ることができる貴重な場所です。
まだ蕾があるので、これからも咲きます! ご近所の方は、ぜひお立ち寄りくださいませ。


報告は以上です。

(担当: れい
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年7月17日 クラウドファンディングのお礼のガイドツアー実施!

2021-07-17 18:21:22 | 日記
昨日、関東地方も梅雨明けが発表されました。今日はハス見本園の一般開放日5日目、そしてクラウドファンディングのリターンにあった2種類のガイドツアー実施日です。早朝6時から気温26度、太陽が照り付けたり、曇ったり、蒸し暑い陽気です。

<ガイドツアー1回目> 6時半集合、ガイドツアー1時間
<ガイドツアー2回目> 8時半集合、ガイドツアー1時間半及び花ハス鉢のお土産付き

1回目:6時半に集合。まずは大賀ハスのふるさとの会会長よりご挨拶です。

朝6時開場なので、すでに他のお客様もたくさん来場されています。6時半には、この辺りは日陰で心地よい環境です。
初めに展示パネルで、大賀ハスの種が発見された経緯などを説明します。


いよいよ見本園の中に移動します。ツバキがたくさん植わっている森を抜けていくと、見本園が広がっています。


ハスを六感で楽しもうということで、見るだけでなく、葉っぱや茎を触ったり、ハスの香りを嗅いだり、実を味わったりというガイドがあります。


この見本園に来ると、ハスはピンク色ばかりではありません。白も黄色も、濃い赤も、縁取りになったものも、一重も八重も、背の高い種類も、小型のものもあることがわかります。




下はまだ青い花托をハサミで割って、中の実を取り出しています。生栗のような、うす甘い味がします。




日本や中国のハスは主に白やピンク、紅色ですが、アメリカで生育しているハスは黄色です。そのひとつバージニア蓮が先週は咲いていたのですが、残念ながらこの日はすてに散ってしまっていました。そのマスで水に浮いている黄色い花弁を棒で引き寄せています。


2回目:8時半集合
まずは事務所内で大賀ハス発見の経緯などをご説明します。その後見本園の中に移動してハスを見学します。すでに日差しがきつくなっているので、日傘が登場していますね。

この日も幕張総合高校放送委員会の皆さんが取材に来られました。

次の写真をご覧ください。この日、当見本園で今年2番目の大賀ハスが咲いていました。画面真ん中下に見える一輪の花が大賀ハスです。クラウドファンディングのおかげで今年春に植え替えることができたマスで咲きました。カメラの放列です!

皆さん大賀ハスを狙って写真をとっていらっしゃいますね。この開花ハスのすぐ後ろに蕾が1本出ていますので、来週には開花するかもしれません。


ガイドツアーはまた未熟な花托から種を取り出して、ご覧に入れています。


ガイドツアーも終わりに近づく午前9時半過ぎになると、日差しがきつくなります。東屋では一般見学者の皆さまが、木陰の下で休んでいらっしゃいました。東屋は少し高い位置にあるので、ハス見本園を見渡すことができます。また敷地内で伐採されたメタセコイアの古木をカットして作った、切り株椅子も置いてあります。


ガイドツアー2回目の皆さまには、クラウドファンディングのお礼の一つ、ハスの鉢植えをお持ち帰りいただきます。蕾のついた鉢をご用意いたしました。


今日見られた花をいくつかご紹介します。








クラウドファンディングのお礼のガイドツアーの報告は以上です。
ハス見本園の一般公開は、この後7月18日(日)、24日(土)、25日(日)と続きます。ご来場をお待ちしております。
(担当: えむ)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年7月11日 ハス品種見本園を一般開放しています!

2021-07-13 16:58:04 | 日記
気温25度の梅雨の晴れ間、早朝6時からハス品種見本園は大賑わいでした。
一般開放日の入口の様子です。
受付の広場では、大賀ハスの発掘の歴史や生態などを説明したパネルを設置しています。
来場者の皆様にはお手数ですが、受付で検温と記帳をお願いしています。

7月に入ってから咲き始めたハスたちをご紹介します。下の2枚は、大賀ハスのふるさとの会のボランティアY.O.氏が撮影したものです。
見本園では、アメリカの黄色のハス、ヴァージニアが人気でした。

ヴァージニアなどのキバナバス系は、日本の土壌が合わないのか咲かせるのが難しい品種ですが、濃い黄色がうつくしいですね。

八重の春不老が見事に咲いています。
ふたつの知里の曙です。

白い大輪の花を咲かせる真如蓮です。

蓮の花の命は4日です。散ったあとは、シャワーヘッドのような果托が残り、その中で種が成長していきます。

珍しい品種の千弁蓮。花弁は多いもので数千枚にもなりますが、下の写真は咲き始めです。
千弁蓮の咲いた姿です。

右の写真が千弁蓮の開花7日後の姿です。すっかり枯れていますが、他のハスたちのように花弁が落ちることはありません。

金輪蓮(こんりんれん)です。

昭和の時代には、ここで観蓮会が開催される朝に東京駅から新検見川駅まで臨時列車が出ることもあったとか! 当時の電車の前にかけられていた看板です。

暑い中を見本園まで足を運んでくださった来場者の皆様、どうもありがとうございました! 今後の一般開放日は、7月17日、18日、24日、25日となっております。
報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年7月1日 JR新検見川駅にハスを設置しました

2021-07-01 21:03:12 | お知らせ
今年もJR新検見川駅のご協力をもとに、駅の改札口ちかくにハスを設置しました。昨年に引き続き、今年も「花園ハス祭り」は中止となりましたが、作業中に「今年もハスを飾ってもらって嬉しい」と地元の方に声をかけていただきました。ハスは地元の夏の風物詩となっているようです。
降りしきる雨のなか、大賀ハスのふるさとの会の顧問・南定雄先生が厳選した5つのハスが駅まで運ばれてきました。今年は特に生育が良く、つぼみが多い品種ばかりです。
搬入作業をはじめると同時に雨は止みました! 晴れ男S氏が登場したからです。早速ハスをひとつずつ台車にのせて、エレベーターで駅の改札口ちかくまで運びます。
花の色や高さなどバランスを見ながら、並べる順番を決めていく楽しい作業です。

あと数日で咲きそうです。

今年は珍しい斑模様の一天四海も展示しました。明日開花すると思います。

下の写真の白いハスは、剣舞蓮。細めの花弁が剣のような形をしています。明日が一番きれいな開花2日目です!
並び順が決まったら、水を足して位置の微調整を行います。

ハスの前に柵を張ります。
ハスの隣に、東京大学旧緑地植物実験所で行われるハス品種見本園の一般開放日の案内を貼りました。7月4日には千葉テレビでも見本園の様子が紹介されます!


ハスの展示コーナーが完成しました。向かって左から、即非蓮、一天四海、春不老、剣舞蓮、天昇です。
ぜひ駅をご利用の際は、お立ち寄りくださいませ!

(担当: れい)
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする