基調講演に続いて蓮文化研究会会長、元東京大学技術専門官、南定雄先生による『東大緑地植物実験所と大賀ハス』という基調報告が行われました。
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東大緑地植物実験所の果たした役割、大賀ハスなどに関する研究成果、ハスの基礎知識や栽培方法などについても報告されました。
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さらに元千葉市中央・稲毛公園緑地事務所長、斉藤久芳様による『千葉市における大賀ハスの取組み』という基調報告も行われました。
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千葉市の大賀ハス栽培の歴史、国際花と緑の博覧会への出展、大賀ハスまつり、大賀ハス開花60周年記念の試みなどこれまでの大賀ハスに関わる千葉市の活動内容、千葉市の花制定の経緯などについて報告されました。
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今年の観蓮会の様子や大賀ハスのふるさとの会についても報告していただきました。
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最後にパネリストに阪本尚生様、南定雄様、斉藤久芳様を迎え『大賀ハスの未来について』というパネルディスカッションを行いました。
和歌山大賀ハス保存会、坂口三代治様に進行役をしていただき、下記の3つのテーマについて討論しました。
(テーマ1)過去に学ぶ
(テーマ2)これからの広がり・普及について
(テーマ3)千葉市における環境整備について
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本物の大賀ハスの系統保存の重要性、普及を目指した教育の大切さ、大賀ハスに関する施設環境の整備の重要性を改めて感じました。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場になっている千葉市で、是非「大賀ハス」を国際的にアピールする機会になれるよう、今後もこのような討論がされればいいなと思いました。
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質疑応答では、蓮の生育についての相談などがされました。
御参加いただいた皆様は熱心にメモを取って聞かれたりと、本当に素晴らしいシンポジウムになりました。
ありがとうございました。
今回のシンポジウムはJCOMの方が取材に来られ、大賀ハスのふるさとの会の会員の方も取材を受け、ニュースに取り上げられました。
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報告は以上です。
(担当:安)