大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

12月23日 活動報告 年末の掃除と仕事納め

2017-12-24 11:29:24 | 日記

2017年12月23日は、今年最後の活動となりました。気温は7℃、乾燥した晴れのなか、入口の掃き掃除などの後、仕事納めの会を行いました。

事務所の横に白いサザンカが咲いていました。高いところで咲いているので、見落とすところでした。

入口の敷地内のイチョウの葉と、敷地外のメタセコイアの羽のようなオレンジ色の落ち葉を掃く作業にとりかかります。

通行の妨げにならないよう、ていねいに掃き集めます。

修景池の横のボート「チバニアン」にブルーシートをかけました。ボートはひっくり返して置いてあったのですが、日が差すようになってボートが温かくなるのでしょうか、サギなどの鳥が上に座って糞をするので、シートをかけた状態で「チバニアン」には越冬してもらうことに。

倉庫のそばのヒヨドリジョウゴ、まだいっぱい赤い実をつけていました。

奥の蓮の見本園では、マスに氷が張っていました!

枯葉を掻き出しておいて良かったです。

まわりの掃き掃除も行いました。

マスのそばの草も冬化粧です。

 

作業が終わってからは、南先生をお迎えして、見本園を見下ろす東屋で仕事納めの会を行いました。衆議院議員の小林鷹之氏も駆けつけてくださいました。

小林氏は、ご自身の英語の名刺に大賀蓮の写真を使っていることなどに触れ、いかに来年も蓮という平和の象徴を地元から地域から盛り上げていくかについて語りました。

来年も会を盛り上げていきましょう、で乾杯!

さらに、和歌山大賀ハス保存会の方も駆けつけてくださいました。

和歌山大賀ハス保存会とは、今年の7月に行われた「大賀ハスシンポジウム~大賀ハスの発掘からの半世紀を振り返って~」でも一緒に活動してきました。

今年を振り返りながら、南先生と会員たちが蓮の果托や種についても和やかに話し合いました。

今年の12月は寒い日がつづきましたが、今日は風もなく穏やかな一日でした。

最後に、今年の6月16日に撮影された蓮の花托のアップです。会員O氏の作品。

来年もこのような艶やかな蓮の花が見られますように。今年もありがとうございました!

活動報告は以上です。

皆さま、良いお年を。

 

 

(担当: れい)

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12月16日 活動報告2 修景池周辺の剪定など

2017-12-18 11:13:25 | 日記

入口の修景池には、もみじが浮いていました。

この美しい修景池を大賀蓮にとってよりよい環境にするために、今年は色々と検討されてきました。

下の写真は、水量や水質をコントロールできずに繁茂した葦やガマです。放っておくと、池のなかで、大賀ハスの蓮根の上にどんどん根を張って蓮の成長を妨げます

前回ご紹介したボート「チバニアン」のおかげで、こうした池の中心の整備も可能になりました。池の排水口もみつかり、水の流れをつくってガスの発生を防ごうと計画中です。

そして来年こそ、大賀蓮を咲かせるべく、修景池の環境整備をどんどんすすめます。風とおしと日当たりを良くするために、今日は周辺の植物の剪定を行いました。

入口の舗道と修景池の間の二重に植えられた低木を剪定します。今までは、入口から修景池が見えませんでした。

入口から修景池が見える高さにまで、低木を切りそろえます。

きれいに切りそろえるために、ロープを張って高さの確認をします。

剪定した枝葉の掃除も大変です。

ひととおり作業が終わると、入口から修景池が見えるようになりました! 日当たりも良くなって、春以降は蓮の葉がしっかり光合成できますように。

すぐそばの坂道ですが、イチョウの葉で埋め尽くされていました。

枯葉を吹き飛ばすブロワーを使って一気に集めます。

一方、坂をのぼった広い敷地内の温室や見本園のまわりの草刈りも行われました。

ロータリーのまわり、10月に植えたヒガンバナの葉が元気です。手前右側の列がヒガンバナの葉ですが、奥の左側の列はシラーでしょうか。花が咲いたらまた報告します。

ロータリーは日当たりが良いので、開花が楽しみです。


最後に、嬉しいお知らせが二つあります。一つめは、この「大賀ハスのふるさとの会」の会員であるY氏が、千葉市へ大賀蓮に関する政策提言を行い、その内容が新聞に掲載された事です。下の写真を拡大して『千葉日報』の記事を読むことができます。あらためて、2018年3月21日に市民報告会が行われます。詳しくは、またこのブログや来年の「市政だより」で通知する予定です。

二つめは、「大賀ハスのふるさとの会」が瑞穂小学校より感謝状を贈られた事です。毎年、小学4年生を対象におこなっている蓮の栽培方法の講習会や蓮の植替え作業が認められました。

12月16日の活動報告は以上です。


(担当: れい)

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12月16日 活動報告1 蓮の見本園の整備

2017-12-18 10:18:02 | 日記

2017年12月16日の活動は、晴れ、気温6℃のなかで行われました。主な作業内容は、蓮の見本園の掃除、修景池のまわりの植物の剪定、坂道のイチョウの葉の掃き掃除、草刈りなどでした。

見本園の奥では、サザンカがきれいに咲いています。

サザンカの花びらが見本園のマスのなかに、はらはらと落ちていました。

見本園は今、すっかり冬景色です。すべてのマスで蓮根たちが眠っています。

今日は、マスの外に掻き出された茎や枯葉などを捨てる作業を行いました。

前回の作業は、水中の枯葉やゴミをマスの外へ掻き出すまででした。今回はマスの外で乾いた枯葉をかき集めて、見本園の奥のピット(大きな穴)に捨てる作業を行います。

大賀蓮のマスの前にも、大量にありました。

熊手をつかって、まるめて一輪車に。これくらい乾いていないと、重くて持ち上がりません。

一輪車を「ねこ」と呼んでいますが、何台ものねこが大盛りの枯葉と藻を積みだしていきます。

乾いた藻の上に、米粒のような白いものがいっぱい!

ペラペラで、透けるほど薄く、軽いのです。

何かと思ったら、枯れた浮草でした! マスの中には、まだ緑色の小さな浮草が。

100以上のマスから出た枯葉や藻などを、すべて奥のピットに捨てました。


敷地内の紅葉は、まだまだきれいです。

 

(担当: れい)

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12月2日 活動報告 ③ 見本園の様子

2017-12-10 00:38:20 | 日記

12月2日の見本園の様子です。

見本園の周りの木々です。
真ん中にあるゴンズイがきれいに赤くなっています。

モミジです。

後ろの竹林からみたモミジがとても素敵でした。

竹林にはいろんな竹があるようで、通常の竹の節はこのくらいですが、、、。

なんと、こんなに一節が長い竹もあります。

貴重な植物がここには沢山あります。

サザンカも沢山の種類があります。

白いサザンカです。

外側だけピンク色のサザンカです。

見本園内にもイチョウがあります。

見本園に続く道にもイチョウの葉が沢山落ちていて、この時期ならでは光景です。

最後に入り口のイチョウの木々をもう一度。

活動報告は以上です。

(担当:安)

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12月2日 活動報告 ② 「チバニアン号」進水式と修景池の整備

2017-12-09 23:44:28 | 日記

敷地の入口を入ると左手に修景池があります。
前回の報告にもありましたボート「チバニアン号」の進水式が行われました。

修景池にボートが入るのは初めてなので、どんな風に動くのか確認しながらゆっくり入水します。

ロープを張り、ロープを頼りに中に進みます。
無事、修景池の真ん中に到着しました。

いよいよボートを使って整備を行います。
今回は棒も使って動かします。

今まで取ることのできなかった池の中心にある藻やアシなどを取り除きます。

池の周りからも藻などを取り除きます。
池の真ん中へ向かって伸びていた松の木の剪定も行いました。

こんなに取れました。
「チバニアン号」、大活躍です。
来年大賀ハスが沢山咲くように、これからも整備を頑張ります。

取った藻などはみんなで敷地内の捨てる場所まで運びます。
写真には入っていませんが、大きくなってしまった木の剪定も行いました。
修景池から見たイチョウも素敵です。

(担当:安)

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