大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2021年4月6日 ハスを植え替えました! 

2021-04-10 20:06:19 | 日記
気温10度の肌寒い曇り空のもと、臨時活動を行いました。4月3日にスタートしたハスの植替え作業を最後まで行ったうえ、クラウドファンディングのリターン用のハスの植えつけも行いました。

今回、見本園で植替えが完了した品種は、以下の8種です。
立田蓮、検見川蓮、極楽寺蓮、浄台蓮、舞妃蓮、大酒錦、通糸蓮、紅黄蝶

大きな元気の良い蓮根を選んで植えつけます。まずは立田蓮と検見川蓮です。

マスのなかの水温はまだ低いです。肘まで泥の中に入った姿を見ているだけで鳥肌がたちます・・・!
マスの奥行きは、280センチ。板を渡して慎重に植えつけていきます。ところで、この「検見川蓮」は、実から育った大賀ハスのことです。大賀ハスと名乗ることができるのは、蓮根から育った大賀ハスだけで、実生(みしょう)の大賀ハスは他の品種と混ざった可能性があるので見本園では「大賀ハス」とは呼ばれません。
極楽寺蓮と浄台蓮も植替えが完了しました。
次は、人気の舞妃蓮です。
舞妃蓮は、大賀ハスとアメリカの黄色い蓮との掛け合わせ品種で、品のある美しい花が咲きます。
大酒錦も植えつけました。
通糸蓮を植え替えました。昨年は、葉ばかりが茂って花が数輪しか咲かなかったので、今年は期待しましょう。
大賀ハスのふるさとの会の顧問である南定雄先生によって生まれた紅黃蝶も植え替えました。南先生が作出したハスのなかでも特に華やかな品種です!


つづいて、クラウドファンディングのリターンのひとつである「ハスのお持ち帰り」の植えつけも行いました。

ご支援にたいするリターンのハスには、この見本園で育つものを使います。

花つきの良い品種の蓮根を泥から取り出してバケツに植えつけました。リターンとして「ハスのお持ち帰り」を選んでくださった方にお渡しする時には咲いていますように。
グエッグエッと鳴く声がするので振り返ると、カエルがマスの中を泳いでいました。


活動報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (1)
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