大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2024年6月15日 活動報告 大賀蓮が咲いています!

2024-06-17 16:29:30 | 日記
今日は晴れの気温27℃、蒸し暑い中での活動となりました。藻を取る作業、果托の販売準備、千葉市立花園中学校に大賀蓮をお届けするなど、夏の蓮シーズンに向けての準備を行いました。

ついに大賀蓮が咲きました! 下の写真は大型のバケツで育てている大賀蓮です。

ハス品種見本園のハスの蕾の数はすでに約286本! 大賀蓮は2輪、淀姫が1輪咲いていました。下の写真は開花1日目の淀姫です。開花初日はとっくり型といって、花の上のほうが3~5センチ開く程度で、昼前には閉じてしまいます。

見本園では蓮の葉が太陽に向かって、気持ちよく伸びています。

蓮の蕾にトンボがとまって一休み。夏の見本園の風物詩です。
(Photo by 羽石陸人)

炎天下での藻取り作業とはいえ、活動終了の鐘が鳴ってもつい「もう少し」とがんばってしまいます。脱水症状にならないように気を付けます!


蓮の花が咲き出すと、多くの蜂が飛び交うようになります。ボランティアの帽子に蜂の天敵であるオニヤンマの虫よけ模型がついていました! 実物大だそうです。

見本園の東側には、バケツで育てている小型の蓮が並びます。喜上眉梢(きじょうびしょう)、小三色蓮(しょうさんしょくれん)、寿星桃(じゅせいとう)が咲いていました。

気品あふれる喜上眉梢(きじょうびしょう)です。一般家庭でも育てやすい小型品種の代表です。
(Photo by 羽石陸人)

温室では昨年に刈り取った果托(かたく)を整理しました。7月の観蓮会と一般開放日に販売するために、長さを整えて数本ずつ束ねます。

今日は千葉市立花園中学校に大賀蓮をお届けします。「大賀ハスのふるさとの会」は、周辺の小中学校にハスを提供し、育て方や管理方法を伝えるボランティア活動も行っています。

(Photo by 羽石陸人)

73年前、花園中学校の生徒たちは大賀一郎博士がこの検見川の地で古代の蓮の種を発掘する作業に関わった歴史があります。蓮のバケツはとても重いので、ボランティアが3人がかりでトラックから下ろして設置します。

花園中学校の昇降口の前です。蕾が成長しなかった大賀蓮を新しいものに取り換えることができました。さらに喜上眉梢(きじょうびしょう)と小三色蓮(しょうさんしょくれん)を並べて配置しました。青いバケツが大賀蓮です。やはり大型の蓮は葉も迫力がありますね。


見本園に戻ると、満開のアジサイが迎えてくれました。

今日の活動報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024年6月1日 活動報告 ハス... | トップ | 2024年6月22日の活動報告 7... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です (はすお)
2024-06-18 00:25:05
おぉ!
お美しいい大賀蓮が開花ですね
皆さまの日頃のご努力のたまものです
返信する
Unknown (Jadequest)
2024-06-18 12:33:09
やはり大賀ハスは美しい😍!皆さん、お疲れ様でした。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事