大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年1月21日の活動報告

2022-01-23 13:59:41 | 日記
今年2回目のボランティア活動日です。
けさは冷えました!気温零度。晴れて風はあまりないのですが、本当に冷たいです。

門から入ってすぐの修景池も凍っています。
中央の黒く見えるものは、ちょうどイチョウの葉っぱぐらいの大きさの石のかけらです。軽く投げてみたら、このように氷の上に乗ってしまいました。それぐらいの固い氷です。お掃除が行き届いてないので、落ち葉やわくらばが一杯の修景池です。今年はなんとかきれいな池にハスを咲かせたいですね。

圃場を見に行くと、全部の桝が分厚く凍り付いていました。下はB2-7の大賀ハスです。


日当たりの良い場所に置いてあるバケツも、凍っています。


このようなハスの桝の状況なので、今日は桝には直接触らず、周辺部の作業をしました。

東屋とハスの桝との間の斜面に、今年はスミレを植えようと計画しています。そのためには芝草がはびこっている場所を掘って草の根を取り除かねばなりません。鍬を入れてもとても固くて力が要ります。



今日は根っこを掘り上げただけで、取り除く作業は次回以降ということになりました。結構手ごわい芝草です。

東屋のそばにはボケの花が咲いていました。


そして帰りがけに見つけたのが、フキノトウ!ロータリー広場脇の一番日当たりの良いところにいくつか、もうすでに芽をだしていました。


今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)

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2022年1月8日の活動報告と雪景色

2022-01-09 16:47:49 | 日記
みなさま、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて2022年は大賀ハスにとって記念すべき、”開花”70周年に当たる年です。千葉県の天然記念物に指定されている大賀ハスは、1951年に種が発見され、翌1952年に初めて開花しました。詳しくは千葉市ホームーページ内の『大賀ハス何でも情報館』をご覧ください。

今日は今年初めてのボランティア活動日です。前々日の木曜日には千葉・東京・神奈川は雪に見舞われ、ここ千葉市花見川区でも結構雪が積もりました。金曜日には日が差して、雪も大きな通りでは溶けてきましたが、気温が低くて、裏通りではカチカチに凍った状態になりました。1月8日土曜日の朝9時は日差しがありましたが、気温4度。さっそくハスの圃場を見てみましょう。
まずはいつもラジオ体操をしている、ロータリー広場です。

東屋の手前から奥の圃場を見ています。

左手に回って、C列の方に行きました。

手前の黒く見えるのは、モグラが顔を出した跡でしょうか。
氷は白く不透明です。かなり分厚いようです。

会員のSさんに、氷の上に乗っていただきました。B2-10の漁山紅蓮のマスです。


雪の上に面白いものを見つけました。小動物の足跡のようです。

東屋からC列の舞妃蓮の脇を通り、通称日本庭園のある森とを結んでいます。ここでは過去にタヌキがいたりしましたので、そのような小動物ではないでしょうか。

新年最初の活動日なので、事務所入り口に門松を作りました。圃場内で咲いている赤いサザンカと蕾を付けている梅の枝に松を合わせました。

今日は屋外での活動はせずに、事務所の中でビデオやスライドをみました。
=年頭の挨拶
=2021年一般公開の報告(会員Mさんがビデオカメラで撮影したものを上映)
=2021年の開花状況報告(千葉市のハス守りさん養成講座を卒業された会員Sさんが、毎日圃場に通って各マスの葉の出方から出蕾、開花状況、終了まで一つ一つカウントしてまとめたデータを報告)
=大賀ハス開花70周年記念行事の取り組みについて(大賀ハスのふるさとの会会長より報告)
などがありました。
事務所の中だけでは密になるので、一部の会員は外から窓越しにビデオを見たり話を聞いたりしました。


さて今年はどのような活動ができるでしょうか。大賀ハスの記念すべき年に、もっとたくさんの方々に、ここ東京大学旧緑地植物実験場のハス見本園に残されている数々のハスが素晴らしく咲いているのを見ていただけたら嬉しいですね。

今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)







コメント (1)
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