大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2021年4月10日 千葉市立瑞穂小学校のハスの植替え作業

2021-04-11 08:46:03 | 日記
2021年4月10日、気温9度の晴れのなか、午前9時から12時すぎまで千葉市立瑞穂小学校でハスの植替えの準備を行いました。
瑞穂小学校では、4年生の生徒たちがハスの植えつけを行い、お世話をしています。大賀ハスのふるさとの会では数年に一度の植替え準備を行って、子供たちがハスの花を楽しむ環境づくりに貢献しています。
今年は4つの丸いマスを植替えることになりました。植えつける品種は、大賀ハス、金輪蓮、艶陽天、友誼の牡丹。まずは水抜きをします。

次に重機を使って古い泥を掻き出します。奥のマスには届かないので、手前のマスの間にスロープを作って近づき、やっとユンボ(油圧ショベル)の腕を伸ばしての作業となります。
マスの真ん中の泥を重機で掻き出したら、手作業で今年も使える蓮根があるかどうか、縁の内側を調べます。金輪蓮は、良い蓮根がとれたので植え替えに使うことになりました。

掻き出された泥のなかも手探りで、元気な蓮根を探します。

ひとつのマスからは、大きなドジョウが出てきました! 顧問の南先生もボランティア一同もびっくり。他にもメダカやヤゴがいたので、バケツに一時保護してからまた戻します。

クレーンを使って、客土を搬入します。袋に入った土をマスの真上まで吊るし上げます。
袋の下のヒモを切って、土を落としこみます。

再びユンボを使って土をならします。

化成肥料8-8-8、腐葉土、鶏糞を加えて混ぜます。


この混ぜる作業が大変で、さすがのボランティアたちも4つ目のマスの頃にはお疲れ気味でした!

土ができたら、水を張ります。その上に、生徒たちが植えつける蓮根をそうっと浮かしておきました。

最後に、マスの縁やまわりをホースできれいに流しました。

ボランティアの皆様、お疲れ様でした!
瑞穂小学校では、月曜日の授業でハスの植えつけを行うそうです。夏に多くのハスが咲きますように。

報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (4)
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