大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年2月19日 活動報告 ハス見本園のまわりの林の整備

2022-02-20 11:42:31 | 日記
今日は気温5℃のすっきりしない曇り空のもとでの活動となりました。ハス品種見本園ではコンクリートのマスの補修を行い、さらに椿の回廊のまわりを整備しました。
見本園の奥では、ほころびはじめたピンクと白の梅が春の訪れを告げていました。


大賀ハスのふるさとの会がハス品種見本園の管理を引き継いで10年。コンクリートのマスが崩れている箇所をセメントで補修することになりました。
まずは水を抜きます。今までは、空いた穴に応急処置としてワインのコルクを差し込んでいました。(下の写真の手前右を御覧ください)

ボロボロに崩れたセメントの部分をハンマーで叩き落とし、きれいに苔や土を取り除きます。

以前に補修した部分が再び崩れてきた箇所もありました。

ハスたちが冬眠中のこの時期にしかできない、水漏れ防止対策です。
近いうちに、奥に設けた睡蓮のマスも植え替えることになりました。現在の作業前の写真です。
コウホネを一緒に植えていたのですが、睡蓮を圧倒してきたので除去します。


椿の回廊の掃除を行いました。枯葉や落ちた枝を集めます。

風が通りやすく陽が差し込むようにします。

森の下草を刈ることによって、蛇や蜂などの危険も察知しやすくなりますように。

見上げると、加茂本阿弥(かもほんなみ)という一重の白色の椿が咲いていました。
森のなかでは、フキノトウが!

ムクロジの実です。羽根つきの羽根の黒い玉として使われていたそうです。ひとつ剥いてみると、ベタベタとした果実の中からは固く黒い実が出てきました!

センダンの実もいっぱい落ちていました。

見本園の奥では、山茶花がきれいに咲いていました。
八重の椿は、まだつぼみがあります。

晴れ男さんのおかげで雨は降らず、今日も快適に作業がすすみました。
今日の活動報告は以上です。

(担当: れい)
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2022年2月5日の活動報告

2022-02-05 20:13:02 | 日記
2022年も2月4日の立春を過ぎました。これからだんだんと暖かくなってくる…はずですね。

今日の朝9時は、気温5度晴れですが、やはりまだまだ寒いです。活動前にハスの圃場を見てきましたが、みんな凍っています。

今日はこれからのレンコンの植え替えに備えて、圃場のコンクリート桝が壊れている所の補修作業。そしてロータリー広場横の林をもう少し整備して風通しをよくするため、機械による下草刈りができるように太い木の枝などを取り除く作業をしました。
下の写真は、その林に生えている背の高い樹です。下を見ると、大きな木の皮がたくさん落ちていました。これは何だろうと上を見上げると、このように樹の途中から上の方が樹皮が剥がれて下に落ちているのです。白い木肌がとても印象的な樹です。

大きな切り株や落ちた枝を片付けて、だいぶきれいになりました。下の写真の左側の木肌が見えている樹は、大きなサルスベリです。

枯れ枝を取り除く作業中に、見つけました。セミの抜け殻がツバキの枝についていました。


事務所と倉庫の間、いつも手押し車を置いておく場所ですが、スギの並木になっているので、枯れ枝がたくさん落ちて溜まっています。それを片付けました。きれいになりました。お疲れさまでした。


ハスの圃場ではコンクリート桝の亀裂のところを、臨時活動で補修してありました。
押さえてある板を外したところです。

ハスのマスのコンクリートが古くなって崩れていると、そこから中の水が漏れだしてしまい、干上がってしまいます。そのためにマスの枠の補修が欠かせません。
補修するマスが決まると、そこの水を抜いていきます。

これはB2-3の白繡蓮です。

セメントを亀裂に詰めていきます。

セメントを詰めたら、両側を板で押さえておきます。

ボランティアの皆さん、もともと左官工事などのお仕事をしていらしたわけではなかったそうですが、手慣れていますね。



ハスの見本園内は、そろそろツバキが咲いてきました。ここにはツバキもたくさん植えられています。樹高が高いので、上を向いてもなかなか花が見えません。足元にはこのように落ちた花がたくさん見られるのですが。

下の花は『太郎冠者』という品種です。毎年たくさんのピンクの花を咲かせてくれます。

通称日本庭園のそばの白梅も、このとおり咲いてきました。


早く暖かくなるといいですね。
今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)






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2022年2月2日 花ハス栽培講習会を開催します!

2022-02-02 14:12:37 | お知らせ
今年も「花ハス栽培講習会」を開催いたします。花ハスの基礎知識、鉢での栽培方法をご紹介したあと、植え付けの実演を行います。初心者からベテランの方まで、ふるってご参加くださいませ!

花ハス栽培講習会
開催日 2022年3月26日 (土) ①午前の部 10:00-11:30, ②午後の部 13:00-14:30
    (午前、午後の部とも同じ内容です)
場所  東大旧緑地植物実験所 千葉市花見川区畑町1051
主催  大賀ハスのふるさとの会
参加費 2000円(テキスト、材料代込み)、当日支払い
定員  午前、午後の各回とも30名
申込み 3月10日まで往復はがきにて(下の応募方法をご覧ください)
持ち物 筆記用具

こちらで培土、花ハスの苗、容器(バケツ)をご用意します。
定員を超えた場合は、各回とも抽選とさせていただきます。


(担当: れい)


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